今年もこのコートを紹介する12月になりました。
何があろうとこのコートを紹介しないことには、アルバーノの存在の価値に輝きはありません。
それほど愛してやまないシーラップ。30年近くお世話になっています。
毎年新しい発見もありますが、絶対欠かせない別注2モデルと定番1モデル。
アルバーノに来た方には、この3モデルを羽織ったことがない。とは言わせません。
僕が強引に着せているはずですから。
羽織ってすぐにその魅力にやられてしまう方。脳と体が覚えてしまい、翌年シーズン前に「あの~去年羽織らされたあのコートは今年は入りますか?」と問い合わせしてこられる方。
モチロン当店のシーラップ党幹部の方達は、持っているモデルの色違いやNEWモデルに、「また、やられちゃったな。」とクローゼットがシーラップに占領されていく。
シーラップの魅力を語れば尽きることはありません。もう書くことがないほど語りつくしているはずです。お暇な方は、さかのぼって過去のブログも参考に。
そんな訳で、永遠の御三家モデル。トップはトレンチコート。
今回の生地は、しなやかなコットン×ポリ。色目もやってそうでやったことがないブルーネイビーとブラウンカーキ。落ち着いてますが、ひねりのあるカラー。
毎回同じモデルなのに素材が変わると、印象は変わって見える。
いつも言っていますが、このトレンチはド・クラシックなトレンチとは一線を画します。
僕もそうでしたが、トレンチ苦手派の男性に沢山売ってきました。
肩章もなく、下襟もやわらかい。サイズ感もシャープでイタリア~ン。これは着比べてみればよ~くわかります。
英国的ダンディズムなトレンチを求められる方には、ちょっと違うかもしれません。
僕的に言うと、トレンチジャケット。シワ・味だしは勿論大切です。
コロナ感染拡大にもかかわらず、おかげ様で三連休は盛況でした。ありがとうございます。
東京から頻繁に遊びに来てくれるおなじみ「気まクラ」さん。
今回は3時間限定の試着、お買い物ゲーム。楽しんでもらえたかな?
翌日は朝イチでわざわざ転勤の報告に来てくれたHさん。富山→福井で十数年。そして、ついに地元群馬に戻られる。お疲れ様でした。まだまだこれからもよろしくね。
そして、そして、沼津からはアルバーノのレディースを溺愛してくれる女神達、麗しのM&Yコンビ。
アルバーノのレディース部門の買い付けは、このお二人をはじめ女子部員の顔を思い浮かべつつ仕入れているんですよ~。
皆さんにとってアルバーノは庭であって欲しい。泥んこになって遊べる、自分だけの場所。
つまらないなぁ~という時は、フラっと寄ってくれればいい。気分が上がれば着たおしていってもらっていい。(ユアクローゼット。)
僕と相棒がたいしたアイソもふらないけど、遊び相手にはなるよ。
僕達は庭から皆様の人生ヒストリーを眺めてるんです。
それが、僕達のストーリーの1ページとして刻まれていく。
今日はアルバーノの秘宝をこっそり紹介するコーナー、OUTLET ALBANO。
アンコンの遊べるスーツいっきま~す。
ペトリロのチョークストライプとエリコフォルミコラの紺に細いボルドーライン。
エリコのスーツはペトリロ製なので、デザインは違うけど作りは同じ。
ペトリロが作るアンコンは、とにかくSEXY。酔いしれて下さい。
僕が着ているチョークは私物ですが、ホントによく着ています。
上だけでもすごく合わせやすい!着回しがききます。細いラインで、まったくうるさい感じがしない。
一生着ますよ、僕は。
続くネイビーにボルドーライン。と言っても、このラインは目立ちません。もう無地だと思って下さい。
エリコのデザインは、セミピークドラペルの2ボタン。紺ブレのつもりでガンガン羽織って下さい。
今回もスーツなのに、上の合わせ方ばかりになってしまいました。スーツは上下で着るもんです。
その通りです。でも、あえてアルバーノはそこを決めつけません。
それは、スーツの性格を生かしたいのです。
今季まだ登場していなかったアルバーノナポリトライアングルのラストGABO。
ナポリ服は基本保守的であり、伝統を大切にし頑なに守り続けていく。
となりの芝生は見ずに我が道を行く。だから、古臭くもならないし、新しくもない。
アルバーノが扱うトライアングルは、ナポリの中では新参者。ナオナポリサルト。
作り方に関しては、流動的。フットワークは軽い。
その中で今日のGABOは、あえて固いと言えば固い。前の代理店の時から始めて5年が経つが、ジャパンフィットが出たくらい。イタリアンモデルが基本テッパンである。
そんな中アルバーノは今回も挑戦してみた。今でもコスパが最高と思っているブランドだけに安定した最高のモデルが欲しい。
ジャパンフィット→ニュージャパンフィット→NEW NAPOLI→TOTOと変えてきた。
TOTOモデルにして3シーズン目。昨秋冬のTOTOは良かった。ただ、もう少し肩に余裕があればもっと良いのではないか?
代理店のKさんに言って、肩幅を含めた細かな部分のサイズ調整をしてくれるようお願いした。
それが、このモデル。アルバーノTOTOモデルだ。
いろんな方に羽織ってもらって、感想を聞いている。
首から上衿の吸いつきがいいのが気に入って選んだこのモデル。
数cmの肩巾調整が勝負だ。(自分サイズの42が入荷してないのが、残念。)
着用しているのは、ワンサイズ上の44です。
紺ジャケ2マーク。青と紺のマイクロヘリンボーンがメランジ調光沢を醸し出す。深いブルーと彩やかなブルーがライトによって見え隠れする。
今回は、このジャケットでコーディネートしてみました。
もう一つはベーシックなツイルの紺。これも光沢がほんのりあります。
最近というか数年かけてですが、私も体型が徐々に成長してきました。
皆様もブログの自撮り画像で薄々感じていた方も多いことでしょう。
前がヤセすぎということで、まぁ丁度イタリアオヤジの片隅に加わることができました。と、自分で自分を納得させてます。もうフツ~のオヤジだぁ。
ただ、筋トレの効果は50%ほど出てるはずなんです!
プロテインを飲まずに小食の僕が、肉をつけるのは大変なんすよ。そしたらあとの50%はなんなんでしょう?きっと第2次成長期に違いない。(今頃か?!)
まぁ、上半身は銭湯の鏡の前でうっとり見惚れることもありまっせ。
そんな訳で、上半身はイタリア服のサイズにほぼ影響なくなりましたが、問題は下半身のサイズです。
42サイズが大きかったくらいだったのに、段々今までのパンツがきつくなっていき、今ややっと前がしまる状況。現在は44サイズがしっくりきてるような…。
今日試着しているパンツもすべて44サイズです。あっ、今日はジェルマーノのパンツで~す。
ドローコードのリブパンツがしばらく人気ですが、実はジェルマーノは結構前からずっとやってたんですよ。
今回もANGELOというモデルを沢山入れました。
ドレス用?カジュアル用?カジュアルの顔したドレスです。
試着しているのはウール100で、白糸とミックスした生地。ノータックでスソ巾17.5㎝のテーパード。グレーとネイビーの2色。
次がいわゆるトラベラーと言われる機能性素材。ウール×ポリ×ストレッチ。薄手のサキソニー。ミディアムグレーとライトグレー。モデルは上と同じです。
ラストは、ジャージー素材のダブルフェイス。紺と茶2色で、裏は逆になります。
シルエットはかなりタイトなモデルです。