気がつけば、もう5月も終わろうとしております。う~ん早いなぁ。
ついこの間「あけましておめでとう!」って言っていたような気がするのですが…。若い時はあまり意識しませんでしたが、年をとるのに比例して時間も早く過ぎていくように感じます。なぜでしょうね??
早いと言えば、2011年春夏のプレコレクションが始まりました。インポートの世界は早いですねぇ。まだ梅雨も夏も終わってないのにね。
またあ~でもない。こ~でもない。と頭を悩まされる時期の到来です。
今年のジャケット人気にはびっくりしました。カーゴパンツも人気ありましたね。
果たして来年の春夏は何がきますかね??あ~私に予知能力があればなぁ。
慎重に選ばなきゃいけないけれども、どこかで大胆さも求められます。
もちろん商売なので自分の好きなものばかりオーダーできないし、かといって自分らしさアルバーノらしさが感じられないものも寂しいですしね。バランスのとり方が難しい!!です。
とにかく皆さんに「アルバーノ目のつけどころが違うね!!」と言われるように頑張ります。
TUDOR LODGE (Tudor Lodge)1971年
今日は英国の深い森に皆さんをお連れしたいと思います。
英国音楽の中でも、トラッド、フォークの世界です。米国のフォークが外に向かっているのに対し、英国は内向的な神秘的世界を持っています。
霧に包まれた深い森は、青木々原の樹海のように深く出口が見つからない、ディープな世界。只そこには英国伝統の美しいサウンドがあちこちに隠れています。トラッド(伝統音楽)は僕もちょっと苦手ですが、今日紹介するフォークは三美神の一角とさせるアルバムであり、一般の音楽ファンにも聴き易く気に入ってもらえる美しさがあると思います。
男女3人組がオーボエ、ホルン、チェロ等を中心に牧歌的且つ崇高な気品に満ち溢れたハーモニーを聴かせてくれます。軽井沢の避暑地などで春や夏にそよ風を感じながら聴くと、白昼の夢の世界に誘ってくれます。
こういうアルバムに出会うと、この森を奥まで散策してみたくなります。
僕もこの森に入り10年程たちますが、素晴らしい宝物が次から次へと見つかります。抜け出せるのはいつのことやら…。僕はこのCDは、1000円程で手に入れました。レコードは、変形6面開きで工芸品のようなデザインになっているそうです。
ちなみにそれは、10万円程で売買されているそうです。
私は、当スタッフブログの横浜グラフティの大ファンです。
話には何度も聞いているのですが、文章になったものを読むのは全然違う感じがして、とても新鮮に感じます。
いつもながら相方様の豊かな感受性は、羨ましくもあり憧れの気持ちさえ抱きます。
私が初めて横浜へ行ったのはいつのことでしょうか?かなり前のことです。その時「またここへ来るだろうな。」なんとなく意味もなくそう感じました。
事実それ以来、数え切れないくらい?横浜に行ってますね。
山手外人墓地から眺めた景色。なぜだか涙があふれてとまりませんでした。ジグソーパズルのピースのように、ピタっと私の心にはまりました。ここは、私の心が求めていた場所なのでしょうか?だとしたら、導いてくれた相方様に感謝。合掌。
横浜は不思議なところ。洋風であり和風。ドライな都会っぽさもあればバタくさい田舎っぽさもある。
何度行ってもいつ行っても飽きることはなく、むしろ明日への活力と希望を与えてくれるところです。
次回の横浜グラフティ。早く読みたくて「次はいつ?!」とせがんでいます。
もしかして、私って変な奴。と思われてる??
「70's 本牧」
18歳の僕には、日本の中のアメリカである米軍基地、施設は憧れだった。
横須賀はちょっと遠いが、本牧なら行けるし、雰囲気だけでも感じたい。大学に落ち浪人生活を覚悟した頃、気分転換に横浜に向かった事を思い出す。
60年代の一番ヒップな場所。東京でビートルズが流行れば、本牧はストーンズだった。東京で膝上25cmのスカートが流行れば、本牧は30cmだった。
東京よりも先に行く事、突っ張っていた。グループサウンズ全盛時、あのスパイダーズ、テンプターズが本牧にあるバンドを観に行った。そのバンドこそ伝説のゴールデンカップスだ。アイドルグループサウンズと思ったら大間違い。アメリカ兵を相手に本場のR&Bをやっていた。みんなリードギターをやりたくて、じゃんけんで決めた。全員2世という事になっているが、ホントは全員ではない。というのは有名なエピソード。アメリカナイズされた刺激的で格好良い場所。それが本牧。
話を元に戻そう。とにかく何かあるだろう。行くだけ行ってみよう。最寄り駅もない本牧。地図を片手に目的もなくウロウロ歩いた。
夕方だったので、ネオンも灯ってないし、怪しさもないし、人もいない。米兵相手の洋服屋やカフェを探したが何もない。
ゴールデンカップ、リキシャルーム、アロハカフェ有名な酒場も開店前で静かな佇まい。田舎者の若造には、本牧は場違いだった。
疲れ果てて、カップルであふれた山下公園を一人で歩いた。ハマの風にあたり、海をボーっと眺めていた。横浜初体験の僕にはこういう名所が似合っていた。本牧はディープすぎた。
ベイブリッジもランドマークもみなとみらいのネオンもないシンプルな公園。氷川丸が僕にやさしく話しかけてくれた。港からのぞくマリンタワーとニューグランドの灯りが僕の心を癒してくれた。
メンズのフィナモレのシャツは、スポーツライン(ウォッシュドシャツ)が、人気があって雑誌にもよく掲載されていますね。
国内でレディスを扱っているのは、現時点ではもしかしたらアルバーノだけかもしれません。
レディスには、残念ながらメンズのようなスポーツラインはありません。しかし、ドレスシャツとしては、とてもかっこいい!シャツだと思います。男前ならぬ女前?!
襟元はキリっとかなりの辛口ですが、ボディラインは女性らしい曲線美を描く。
シャツ好き(ブラウスではありませんよ)には、たまらない感じだと思います。
こういったシャツを1枚さらっと着て、無造作に袖をまくって、はきふるしたデニムを
合わせる。なんていうの好きですねぇ。
今流行っている?ふわゆるファッションとは、全く違いますが、「人に媚びない、自我を確立した女性」になれそうなフィナモレのシャツ。
ぜひ一度着てみて欲しいです。ナポリの職人技を堪能して下さい。