今秋から扱い始めるイタリア、ナポリのブランドG.Capri。
アルバーノもナポリのサルトはやっぱり憧れであり、僕自身も羽織ってみてはその美しさにうっとりするばかり。身分不相応な高級感とプライスは、縁がないと思っていた。シャツならフィナモレ、エリコ・フォルミコラ、バルバ等を扱っていますが、スーツ、ジャケットまでは…。前から気になっていたG.Capri。有名ブランドの下請けもしているファクトリーでもあり、高いサルトの技術も持っている。
もちろんナポリ流ノーパットのアンコン仕立てではあるが、ボリオリのようなモードの匂いはない。しかし、年輪を重ねた大人を気品あふれた紳士に変えてくれる事は間違いない。ジャケット、スーツファンの期待を裏切らない仕上がり、格好良さだと思う。
このブランドを扱う日本のエージェント、アルベスティは、イタリア・イギリスの有名生地を多く扱っている。その中から春夏用のヴィンテージのファブリックをチョイスして送ってもらった。写真はその一部です。
太陽と海の似合うカラフルなリネン素材等リゾートっぽいものにも惹かれますが、富山ではディスプレイ用になりそうなので、普通に着まわせて、味のある生地をセレクトしたいと思います。
ところで価格は?ご安心を。もちろんアルバーノプライスです。悪いようにはいたしません!
巷では、i.padですか?スゴイ人気みたいですね。まだ、日本で発売になる前に近所のスタバでアメリカで入手したと思われるi.pad持ってる人見ました。
なんか一見回覧板っぽかったです(Apple社の方ゴメンナサイ)が、便利な機能盛り沢山なんですよね。アナログな私には、ちんぷんかんぷんで何にもわかりません。確か本・雑誌等電子書籍っていうんですか?読めるんですよね。テレビを見てたら、普通に本を読むようにページをめくって読んでいたなぁ。文字も拡大できるとか…。
しかし、私はやっぱりあの紙のページをめくる感じがいいなぁ。ボードを持ってるって、本を読んでる気がしないような…。
こういうものが普及すると、本屋さん減っちゃいますよね。う~んそれは寂しい。なんかイヤだなぁ。
本屋さん好きですね。おそらく一日過ごせると思いマス。
まずは、お目当ての本を探して店内をウロウロ。見つけたら見つけたで、はたしてこれは買う値があるのかどうかって、実にしょうもないことで悩む。
悩んでいる間に、今度は今まであまり興味がなかったようなジャンルの本を立ち読みしだす。そしたら、意外とハマッて新しい発見!と感動したり。本屋さんでは、いろんなドラマ?があるもんです。
いまやインターネットで買えない物はない。という世の中ですもんね。デパートやセレクトショップも店売りよりウェブショップの方が売れていると聞きます。
そういえば、神田の古本屋さんが古本は店に足を運んで買うものだ。と思って、通販サイトなんてやってもダメだろう。と思っていたけど、モノは試しにやってみたら、なんとめちゃくちゃ売上げがよくてびっくりした。って何かで読みました。
確かにインターネットは直球ストレートに便利です。でも、私には余白の楽しみがない。というか、余裕がない。というか、情緒がないように感じられるのです。
もちろん私もインターネット使いますよ。ただ、自分の足で探して、手にとって、目で見て、必要であれば匂いも嗅いで?!そうそうお買い物だったら、お店の人との交流も楽しいですしね。その果てにコレっ!というものを見つけた時の感動。そういう感覚は忘れたくないぁ。と思います。
いよいよワールドカップが開催されます。Jリーグはあまり興味はないけど、ワールドカップは別。楽しみたいと思います。しかし、サッカーよりも野球好きの僕としては、常に気になる存在は「イチロー」です。
大国アメリカに誇れる唯一のサムライ。彼のプロ意識、こだわり、哲学は勉強になります。野球のセンスは天才である事に間違いありませんが、実際はものすごい努力家タイプで、案外普通の人だと想像します。
次は何をやってくれるんだろう?何を目指しているんだろう?スポーツ界唯一の楽しみです。野球の技術以外でも、インタヴューに答える彼の一言一言、精神的な部分など、イチローならではの面白さがある。
昔の長嶋のように、いい意味で目立つ事、何かやってやろう、観客へのサービス精神。
イチローの頭の中を見てみたい。どこまで四割という数字にこだわっているのか?
狙って欲しいと僕は思う。イチローだからこそ。
ピッチャーに挑戦する。これはどうかな?
野球の花がホームランであり、メジャーでもホームラン数が評価される部分はある。
僕の勝手な希望は、連続200本安打も大変な記録だけど、あっ!という事をやって欲しい。それは、本人もヒットにこだわらなければ、打てると言っているように彼のバットコントロールをもって、1年だけでもホームラン狙いに挑戦して欲しい。
何本打てるかな?松井よりも打ってくれるのでは?いや、もっと…。
当然フォームを崩したりするだろうし、僕の勝手な野次馬根性ですけど。
WBCの決勝打。オールスターのランニングホームラン。やっぱりこの人は何かを持っている。毎日イチローのニュースをチェックする。複数安打した時は、自分のことのように気持ち良い。
又、かたい話でスイマセン。自称日本一ボリオリを愛する僕だから言わせて下さい。
前回のブログのGOOD TIME MUSICでも書きましたが、ボリオリのプレコレクション。
今年の春夏物商戦も終わっていないのに、もう来年の春夏物のオーダーです。
ボリオリのクロージングが大半を占めるアルバーノとして、大事なセレクトです。
日本だけでなく、世界でのボリオリの革新性・評価は、メンズファッション業界に新しい旋風を巻き起こしていることは間違いありません。
日本ではドーヴァーが昨年からのボリオリ人気の引き金になりましたが、世界的にコートモデルが定着した5,6年前からボリオリのスタイルも少しずつ変化しています。前にも書きましたが、ルーカスモーダ社という社名も、3年程前にボリオリ社に変わりました。要するにファクトリーから脱却し、ブランドとして成長していこうという方向です。
BOGLIOLIはどこに向かっているのだろう。考え過ぎとはわかっているんですが、このコレクションを見て、「DOVER」「WIGHT」「SOHO」と呼び名を変える事。革新性への執着が行き過ぎにならない事を願いたい。
特に日本はそういうネタに弱いし、飛びつき集中攻撃する。他ブランドもそれを狙う。日本人のみんな一緒感覚。
最初の頃は、ファクトリーブランドとして色んな要望にも応えてくれたし、ディティールでオリジナル性も出せた。(これは、某BAGブランドの時も言ったかな?)
僕はBOGLIOLIの地に足つけた技術力、伝統を大事にしたいし、その部分とずっと付き合っていきたい。ジャケットもスーツもコートも、ボリオリのアイデンティが入っていればそれでいい。バランス良く仕入れたい。ドーヴァーが売れようがどうなろうが関係ない。ボリオリとアルバーノの関係はマイペース。
初心、忘るべからず。スーツ屋として最初に気に入ったFモデル。雑誌には取り上げられないだろう。それだけはそっとしておいて欲しい。ボリオリを愛する僕からの願い。それは10年前からの当店のお客様も同じ気持ちだと思う。
MOSE ALLISON (THE BEST OF MOSE ALLISON)
ボリオリの来春夏物をオーダー。
スーツの売れ行きは厳しい。他店ではオーダーが少ないFモデル。
人気があろうがなかろうが、アルバーノ10年来の主力スーツ。欠かせない。
DOVER、WIGHTときて今度はSOHO。ニューヨークっぽい良い名だ。
人気が出るのも当然。格好良いな。どうしてこんなに綺麗に仕上げられるんだろう。
SOHO SUITを中心に仕入れる。これは10年定番になって欲しいな。そして当店の名刺代わり、COATモデル。今回はダブルも入れるし、リネンも入れよう。
冷静に冷静に熱くならず、GOOD TIME MUSICは軽快にクールにMOSE ALLISON。
小粋で洒脱。R&BノリノリのJAZZボーカル集。
粋なピアノもいいが、彼の上手いとは言えないがクセのあるオシャレなVOCAL.。
ボリオリと相性バッチリ。佐野元春、ヴァン・モリソン等ファンも多い。チェットベイカー、ボブドロウ等ヘタウマジャズボーカル中毒。
ボリオリを着て、モーズアリソンを聴く。他に何がいる?