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2010年07月18日

男の隠れ家 1

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今、深夜1:00をまわったところだ。今日は、やたら暑い。
店の2Fに一人。さて、何を聴こうか?レコードの気分だ。
5月に東京・下北沢のいきつけの店で買ってきて、聴いていないレコードが10数枚ある。その中から選んだのは、ジェシ・ウィンスター。70年代アメリカのシンガーソングライター。続いて、エラ・フィッツジェラルドウィズジョーパス。エラは、スタンダードをしっとりと歌う。それに寄り添うジョーパスのナィーヴなギター。癒されるなぁ。CDの音は、クリアで鮮明。それはそれでよいが、やっぱりレコードのぬくもりのある音の方が好きかな。体の細胞に染み入るよ、アナログは。
ソファに深く掛け、音に身をゆだねる。そして、物思いにふける、至福の時間。
ところで、ここで2年前までCAFEをやっていた。今もそのままの状態で残してある。10年前のオープン以来僕の隠れ家になっている。
内装は全て自分で考えた。だから愛着がある。自分で選んだインテリア、オーディオは特にマニアではないけど、音楽にこだわっていたので車一台買うつもりで一生使うつもりで思い切った。
8年間営業したけど、心残りが一つある。自分が主としてやりたかった。
マスターと呼ばれたかった。
今でも、アルバーノに「2Fのカフェは辞められたんですか?」と来られる方も少なくない。その時はこう答える「今は休んでいます。いつとは言えませんが、又やりたいです。」
カフェにこだわらなくても、何かやりたい。もしやるとしたら何がいいんだろう。
フェリージ&カフェの復活?イタリアンバール?大好きなイタリアに関連する店。
眠れない夜が続きそうだ。


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