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2010年09月30日

背中で語る…。男のコートライン

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またかという声が聞こえてきそうですが、4月2日のブログにも登場した10年に一度の大傑作ボリオリコートラインです。
人気のドーヴァー、ワイトは説明の必要もないでしょう。
「どうして店長はコートラインをそんなに勧めるんですか?」
お答えしましょう。沢山仕入れてるからです。まぁそれも事実ですが、あれだけイタリア、ヨーロッパで人気がありながら日本で扱っている店舗や種類も少なく、雑誌にも紹介されてません。なぜ?
それはそれでいいんです。雑誌、アマンさん(代理店)に代わり、アルバーノが責任を持って紹介しましょう。
「コートラインってどんなんですか?」「ダブルだけじゃないんですか?」という問い合わせが多いです。
コートラインの魅力。ドーヴァー、ワイトが軟・エレガントとすれば、コートラインは硬・男気です。扱いのしやすいガーメントダイ、洗って染める加工。それを何年も着古すことで自分流に染めるのです。僕も染めるまで3年かかりました。(写真紺のもの)
皆さん百聞は一羽織りにしかず。当店でも試着された本人さんは、当然感動されますが一緒に来られた奥様・彼女が(本人さんには見えない)その後ろ姿の格好良さに惚れ直されます。男の背中の哀愁。ピタリと細く吸いついてるが丸みがある。ボリオリを全く知らない方が意外と衝動買いされます。
次は、コートラインの着方です。まずは、後ろ襟を立てて下さい。そして真中のボタンをとめるとより胸の曲線、アールとウエストのくびれがメリハリを生みます。
コーディネートはお好きに自分流。どんなものにでも合います。
もちろん襟をねかせてタイドアップして着ているイタリア人も、スナップレオンではよく見かけます。
一家に一着。とにかく着こなしの主役。ワードロープの主役。当然本当の主役は、あなだ自身です。
写真は、ヤセた哀愁の薄い店長がモデルになっています。
でも、アラ不思議。ヤセた店長が逞しく見えるじゃありませんか。
コートラインを着ている僕を見かけたら、後ろから「健さん!(高倉健のこと)」と呼びかけて下さい。渋く振り向くから…。

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