「TWICE AS NICE & HALF THE PRICE」 HERON
新緑も爽やかな季節になってきました。大イベントのゴールデンウィークも終わりちょっと肩の力も抜けました。明日から連休を頂きリフレッシュしたいと思います。さぁどこに行こうか?特に決まっていません。(計画性がない。)立山黒部アルペンルートの雪の大谷まだ行けるのかな?富山に住んでいてもわからない。氷見の民宿も最近行っていないなぁ。おいしい魚を食べて、海を見てボーっとするのもいいかなぁ。でも今からの季節は信州ですよ。海と山に囲まれた富山に住んでいる僕達も信州の大自然はリゾート視点からも憧れます。長野っていい所多いですよね。軽井沢を始め安曇野、清里、木曽路等見所満載ですよね。その中でも日本屈指の山岳リゾート、上高地。数年前に初めて行ったんですけど素晴らしかったですよ。感動の連続。3時間程初心者コースをトレッキングしたかな。残雪の北アルプスを間近に美しい梓川沿いコース、林間コースおいしい空気を一杯吸い森林浴しました。心が洗われました。ここを見つけたウェストンさんに敬意を表したい。河童橋から明神池までのコースは次に行く時の楽しみにとっておこう。明日から連休行けばいいじゃない。いやまだちょっと早いみたいです。6月位がベストの様です。という事で連休は結局いつもの日帰り温泉になりそうです。
日帰り温泉まで小ドライブし、森林音に浸りましょうか。
イングランドの森の小屋の前で野外録音しているジャケットが美しい英国フォークバンド、ヘロンのセカンドアルバム「TWICE AS NICE & HALF THE PRICE」(2枚しか出していない)実はジャケットが良かったのでこちらを選んだのですが、内容的にはファーストアルバムの方かベスト盤の方がおススメです。決して演奏、歌が上手いとは言えません。単調な牧歌的フォークであります。「歌う自然」が広がります。のんびりした演奏と小鳥のさえずりのハーモニーが織りなす空気感を感じて下さい。木漏れ日フォークの名作として、初夏のこの時期には聴く人を新緑の世界に連れていってくれます。
上高地のリゾートとイングランドの田園風景。そこにヘロンのやさしいサウンドかすかにきこえてくる…。
今年の黄金週間、最大10連休。今年はいつになく長丁場のような気がして、連休突入まで少し気後れしていたのは事実でした。
どーなる一日一日やるべきことをやるまでよっ。と思い、気がつけば黄金週間無事終了です。意外と早かった?!連休中は久しぶりに見るあの顔、この顔で良かったです。
皆様はどのように連休を過ごされたのかな?
この時期は心身共に疲れが出る頃ですからね。黄金週間にスッキリとリフレッシュ!で明日への活力がみなぎるようになっていれば良いですね。
リフレッシュネタ?ということで、我が心の友をご紹介いたします。「モンブランちゃん」(写真)です。数年前に相方様よりいただきました。なぜ「モンブランちゃん」なのか?それは商品タグに「モンブラン」と書いてあったから。実に単純明快。私のひと目ボレです。我が相方様は私にとって最高・最強のセラピストであります。いつも私を助けてくれます。ホント頼りにしてます。とは言っても彼も人間なので自分のことでいっぱいいっぱいの時もあります。そんな時に「モンブランちゃん」登場です。愛くるしい表情、モコモコの手触りetcすべてが私のツボにはいってます。抱きかかえて寝ると必ずと言っていいほど翌朝はヨダレでべったり…!そのせいでもう何度も洗濯機で丸洗いされている「モンブランちゃん」です。おかげでほどよくくったりしております。ハードに扱われているのに不平不満も言わず?私を癒してくれる「モンブランちゃん」には、ただただ感謝です。皆さんにもこんな癒しグッズありますか?さぁ~元気モリモリ頑張って働くぞ!
今回はご紹介が遅れましたが、今秋からアルバーノのスーツコーナーの一角を占める事になるナポリのブランドGAIOLAについてです。
今春はトライアルとして少しの入荷ですが、常連さんの評価もすこぶる上々です。3年程前に有名なサルトにいたペトリオ氏が立ち上げたまだ新しいブランドです。
ナポリの注文服は、ジャケット好きなら生涯に一度はオーダーしてみたいものです。究極の夢です。サルトと融合したナポリの高級既製服、キートン・イザイア・アットリーニ。世界の男達を魅了するブランドも素晴らしいが、当店に並ぶ代物ではない。ボリオリと並べて売れる価格帯のスーツを探していたところに出会ったのがこのGAIOLA。雑誌でよく見かけるブランドも試してみました。一般の方々におススメできる事をコンセプトに商品構成を考えている当店では、クォリティとプライスのバランスは最重要課題です。ナポリサルトの技術を実感できる既製服を作ろうとファクトリーを買い取ったこだわりのペトリロ氏。試着してみるとその軽さ、着心地の良さ、そして美しさを実感しました。10万円で味わえるナポリ仕立て。ボリオリのクラシックなジャケットを羽織った時の印象とは違うけど、僕の心の琴線に触れました。
ファッション、お洒落は、トータルバランスが大切だと思う。特にどのアイテムにこだわるかは人それぞれの自由である。たまたま僕は大人の男のファッションスタイルの主役はジャケット、スーツだと思っている。世の中どんなにカジュアル志向が進もうがいいジャケット、スーツを探して勧めていくことが自分に課せられた使命だと思っていきたい。そういう店であり続けたいし、その情熱がなくなった時が引退の時なのかな?
「GAIOLA」ボリオリのように革新性は求めない。逆にナポリサルトの伝統を伝えて欲しい。きっとアルバーノのようなスタイルの店を探していたに違いない。そう信じる。イタリアは南のナポリの伝統芸を日本の一般の方々に試してもらいたい。
五月晴れの続く中ゴールデンウィークを皆さん如何お過ごしでしょうか?
僕達商人のゴールデンウィーク。さぞかし忙しくてかき入れ時だと思われるでしょう。いやいや売上げ予算等アテになりません。その年その年です。でも、人の行動パターンって似てますよね。一日中次から次へと来店される日もあれば、まったく静かな日もあります。一日の中でも15時頃まで暇で今日はダメだなと諦めていたら、その後たたみかける様に集中して来店されることもあります。それがゴールデンウィークです。だから期待していません。今年は10日間の長丁場。ずっと気合をいれていたらもちませんよ。のんびりいきますよ。
ゴールデンウィーク=お祭り。という感覚。SALEとは別の意味でのお祭り。想定外の出会い、出来事を期待しています。帰省客の来店、旅行客との出会い、ニューフェイスとの出会い、久しぶりのお客様との再会…どんなドラマが待っているのか楽しみにしています。
初日の29日、年末以来の札幌支店長の来店(お得意様なんですが、なぜ支店長なのか?知る人ぞ知る?!)思う存分試着してもらい、NEWブランドについて等ざっくばらんに感想を述べてもらいました。ジャケット好きの支店長。ジャケットへの想いは僕と同じ。ジャケットを試着する事に幸せを感じているのが伝わります。ジャケット好きにしかわからないこの感覚。形、サイズ感、シルエット、素材…に酔い、どんなものと合わせようかイメージをふくらませます。
昨日はまた一人ジャケットを心から愛する常連さんが来店されました。彼も我がクローゼットのごとく、店内のジャケット・スーツをとっかえひっかえ試着され至福の時間を過ごしていかれました。僕も簡単にアシスタントをする位で、後は自由にしてもらってます。試着しておられる様子を離れて見ているだけでも、スーツ屋冥利につきます。
そんなジャケット・スーツ派の方々に満足してもらえる様な品揃えにしないとな。ゴールデンウィーク時期すでに色やサイズ欠けも多くなりますが、時間がある方は「今日は試着会に来ました」とおっしゃって下さい。アルバーノではそういった方の来店もゴールデンウィークのお祭りイベント?の一つとして考えております。