大阪。しばらく行く機会がありませんでした。今まで大阪の代理店さんとの付き合いはあったのですが、断然東京の取引先が多かった為、展示会は東京で見させてもらってました。先週ボリオリの展示会を大阪で見た後、久し振りに大阪の街を散策しました。
富山へ帰省した頃バブル絶頂期。イタリアンブランドが続々と日本に上陸した頃です。店をリニューアルする為、新しいブランドを探しに大阪の街中をリサーチしていました。心斎橋からミナミ、ヨーロッパ村、アメリカ村歩き回ってましたね。大阪=ラテン=イタリアン、当時はカラフルなダブルのスーツに身を包み、濃いブルーやピンクのシャツにプリントのタイをつけたビジネスマンで街は溢れていました。その頃の大阪の代理店さんは強気なところが多かったです。電話でアプローチするもけんもほろろに断られ続けました。その中でも何とか数社と取引きを始め、リニューアルしたことを思い出します。
久し振りのミナミは昔と変わらず雑多な雰囲気でした。今でも大阪=バブリーイタリアンというイメージがあります。(大阪の皆さんごめんなさい。)今だとレオンスナップの様なチョイワルなイカしたオジ様が多いのだろうと想像していました。が、この暑さでジャケットを着るどころじゃないのか、そういう方をあまり見かけませんでした。それとも大阪のアダルトはデザイナーのラグジュアリー感覚の方が好みなのかな?クラシコ系はあまりウケが良くないのでしょうか?いや、クラシコオヤジもどこかに沢山潜んでいるはずです。道頓堀でお約束のお好み焼きを食べ、その後アメリカ村へ向かいました。今回一軒だけチェックしておいた店があります。STANDARD BOOK STOREという本屋です。僕は本が好きというより本屋が好きというタイプです。2フロア260坪で4万点の在庫があるそうです。京都にある名店恵文社一乗寺店を若者向けにした様な雰囲気。僕の好きな音楽・ファッション・建築・旅等テーマ毎に分けられていて、僕の欲しい本や雑誌のバックナンバーも沢山あり、非常に見応えがありました。ホントは堀江の方へも行きたかったのですが、日帰りで時間がなかった為行くことが出来ず残念。しかし、久し振りに大阪の街を歩き懐かしさを覚えました。
どうも大阪は地理感がいまひとつつかみきれません。特にキタは。でも、これから大阪へ行く機会も増えると思うし、隠れスポット例えばレコード屋、B級グルメの店等調べておかなきゃな。