午前1:00.今飲み会から帰ってきました。久し振りに酔いどれブログでも書こうかな。今日はちょっと早い忘年会。オシャレなダイニングバーで創作料理を食べながら富山駅前の夜景を満喫し、その後はお楽しみ歓楽街へ。いつもいる呼び込みのオジサンを呼び出し仕切る。僕の誕生日にも行ったキャバクラ。その日以来だ。営業に行く訳ではないので特にりきんでファッションを決めていく必要もなく、とりあえず店にいたままのスタイルで出かけた。こんな仕事をしているんですから、多少は目立たないと…。
「相変わらずオシャレやね。」「どこがオシャレ?普通だよ。」「ポケットにハンカチ入れてるし、こんなゴージャスな襟巻きしないよ。なんか違うね。」30歳位年の離れた自分の娘と言ってもおかしくない子に褒められる。チーフやストールのセンスはポイントアップですよ。そういう店でウケるにはわかりやすい鉄則かも。どんないい時計や靴を身につけてても目につきにくいし、判ってくれる女性は少ない。巻き物・チーフは顔に近いから目に入る。肝心なのはコミュニケーション。共通の話題を探す。こっちが気を使うのもどうかと思うけど、年が離れていても人間同士ですから共通の話題はあるものです。20歳位の子でもしっかりしてますよ。こんなオジさん相手に仕事してる訳ですから。トレンドやデジタル関連の話になるとまるでついていけない僕。温度差を感じる。
結局1時間いたんだけど、男3人で女の子が10人近く入れ替わり立ち代わり…。いくら基本料金を交渉しても「一杯飲んでいい?」と言われると断れないでしょう。結局はそれなりの金額になってしまう。
二軒目は最近の定番チャイニーズクラブ。後輩が好きでね。彼は中国語も喋れるからカラオケでオンステージですよ。僕は日本に来たばかりの女性と会話するのに四苦八苦。ちょっと疲れました。
今日はそんなに酔ってない。いい気分ですよ。隠れ家で音楽を浴びながら酔っ払いの妄想タイムです。僕が水商売をやるなら?勿論大人の音楽をかける格好良いBAR。実はビジョンはあるんですが、この話はまた長くなりそうなので、今度の酔いどれブログででも…。
今ふと思いついたのは…、イタリアンホストクラブ。なんかホストクラブってスタイルが決まっているよね。そりゃ日本人の若いイケメンは女性には楽しいんでしょうけど。今は韓国のイケメンの方がいいのかな?若いイタリア人もいい。ちょいワルオヤジのイタリア人もいい。そんなホストクラブがあってもいいんじゃない?まぁそんな大きな店じゃなくてもいい。ちょいワルCLUB「ボンジョルノ」(仮名)。とりあえず普通のイタリア人でいいから数名スカウト。情熱的なイタリアオヤジなら甘い言葉は日常的な挨拶。接客の指導もいらないでしょう。
そして、伊達男の武器はファッション。ここに関しては当然アルバーノの出番。基本はスーツ・ジャケットスタイル。モードではなくあくまでクラシコイタリア。香水はサンタ・マリア・ノヴェッラ。それぞれが自分の香りをもつ。赤いバラは当然用意しておかないと。セルジオ・マリオ・マウロ…まぁ名前はなんでもいいんですけど。あとは雰囲気、ムードでしょう。そのあたりは僕がやります。場所はどこがいいかな?とりあえず実験営業だから、アルバーノの2Fかな。今空いてる事だし、繁華街からも近い。
どんな女性が来るんだろう?意外と流行るかもしれないよ。あのラテン系の顔でファッショナブルに囁かれると…。あ~絶対いいかも。もしもファッションの事聞かれたら僕がヘルプです。たっぷり営業トークさせていただきます?!ちなみイタリア人が集まんなかったら、日本人も当然入れますよ。ぜひやってみたいと思う方はアルバーノまで。面接ではファッションワードロープをチェックさせてもらいます。ヤバイ真剣になってきた。眠れなくなりそうだからこの辺で…。
今日は「いい夫婦の日」。
日頃「俺って文才無いんだよな。」と言いながら、ブログ書きに悪戦苦闘している我が愛する相方様を助けるべく??私、アルバ子立ち上がりました。
「アルバ子のひとりごと」。今日は記念すべき第1回目です。
昨日の横浜グラフィティの流れをくみまして…。
私の癒されグッズに新入り加入です。野毛山動物園にて相方様が買ってくれました!ヤッター!
一目惚れのレッサーパンダです。カワイイ奴です。名前は「ポン太くん」と命名させていただきました。
そしてお次は、
キリンと黄昏る一人の男…。(この写真のこと、彼は知らない…。)
16日(水)から東京へ来秋冬物のプレオーダー会に行ってきました。もう1年先を見据えないといけないインポートの世界。慣れたと言っても怖さとは背中合わせです。僕達の生活がかかるビッグオーダー。肝心なその話についてはまた今度書くとして、今日は東京出張の半日リゾート。久し振りの横浜グラフィティです。
横浜の駅を降りるといつものことですが、僕の心は高揚します。ハマの匂い、風、音を感じます。感性をとぎすませないと見えないし感じられないもの。食事の後常宿のホテルへ。今日一日の仕入れの疲れを癒しながら照明を消す。窓いっぱいに広がる港の夜景を照明代わりに音に浸る。ジャズでもR&Bでもいい。至福のひととき。しばし余韻に浸る。タンゴを子守唄に眠りにつく。
翌日雲一つない好天。今日は休みをもらっている。さぁどこへ行こうか。紹介していないスポットは沢山ある。今回は2度目の紹介になりますが、桜木町。この町ほど不思議な町はない。宇宙的空間。港側は近未来都市・みなとみらい。ランドマークタワーに代表される高層ビル、ホテル、遊園地…。駅から北側は一転して、戦後のマーケットが今だに残る昭和レトロな雑多な町。それが歩いて20分位の間に共存しているのである。横浜を世界的観光都市にする為「みなとみらい21計画」が行われた。街作りとしては理想的である。しかし、僕個人として横浜をこよなく愛する者としては、この計画は必要だったのか疑問である。新しい街を作る事で失ったモノも多い。これについて話しだすと…あ~長くなりそう!まぁその話は街作り編としてあらためて書きます。
今日は最高のお散歩日和。地元民しか行かないであろう、健全でのどかな下町「野毛」。雑多な通りを抜け坂を上っていくと、左に図書館、その先に野毛山公園(大道芸で有名)が広がる。さらに奥へ行くと動物園だ。無料ですからね。駅から10分の老若男女、ファミリー、カップルが楽しめる。憩いの楽園。なんて住みやすい街なんだろう。羨ましいなぁ。緑が広がり、おいしい老舗洋食屋が点在する。今日は仕事を忘れ動物たちに癒されました。
そうそうこの野毛から「最後の戦後の香りがする昭和の大歌手」がデビューしています。誰だかわかりますか?そうです。美空ひばりです。
「aqui, ali, em qualquer lugar」 Rita Lee
木の葉も色づき出し紅葉シーズン到来。もう晩秋です。皆さん秋を満喫していますか?
僕はと言えば、10月中頃から風邪をひいてしまいもう一か月が経ちます。高熱が出る訳ではなく鼻水・咳・胃とローテーションしながら、なかなかスッキリしない状態が続いています。
10月はそこそこ忙しかったので風邪をひく暇もなかったはずなのに、体が弱くなったのかな。最近妙に風邪に好かれていますね。
外に遊びに出ることもなく、深まりゆく秋の夜長を楽しむ余裕もありません。夜のお楽しみタイム、隠れ家での音楽、本のプライベートタイムも自粛しおとなしくしています。とは言いつつも好きな音楽は、オン・オフ問わずいつでも流れていますよ。
「だって音楽がないと生きていけないんだも~んっ!!」
という事で最近ペースが落ちてきていた愛聴盤シリーズ。オススメのものは死ぬほどあります。ありすぎます。どのあたりを紹介したらいいのか迷っています。何度も言っていますが、どんなマイナーなアーティストであろうが皆さんに「以外といいじゃん、センスいいじゃん。」と感動と感謝?してもらえるような一枚をと思っております。このネタがないと僕のブログじゃありません。まるでクリープを入れないコーヒーです。(古い!)あまり興味がない方には退屈でしょうが、流して下さいね。
さぁ今日はとびきりご機嫌なカッコイイ、ビートルズカヴァーです。歌うのは、ブラジリアンロックの女王RITA LEEです。ブラジルを代表するロックグループ「ムタンチス」のリードヴォーカルです。彼女が2001年に出したビートルズのカヴァー。ビートルズカヴァーは多々あれど、彼女の年季の入った艶のある声が名曲に新しさを吹き込んでいます。英語とポルトガル語で歌っています。この1枚ならわかりやすくノンジャンルで楽しんでもらえると思います。みつけたらぜひ聴いてみて下さい。
僕も早く風邪を治して、自粛している秋の夜長を取り戻したいと思います。
以前から何度もお誘いはあった代理店。扱っているものはあまり聞きなれないブランド、明らかにナポリサルトの高級服が中心で僕の店の品揃えとは釣り合わない、憧れはあっても縁がないものとあまり興味がわきませんでした。
ところが、どこでどうなったんでしょう。気がついたら今のアルバーノにはなくてはならない、目が離せない存在になっていました。不思議なものですね。縁があったのでしょうか?
何の話かと言えば、2年程前から取り引きを始めた「アルヴェスティ」のことです。初めてショールームを訪ねた時に、そこの社長さんにいろいろ説明をしてもらったのを覚えています。風貌にインパクトありました。その後数か所他でその社長さんの噂を耳にしました。
「彼はナポリとか南の方が好きだから。」
いろんな代理店はありますが、アルヴェスティはちょっと異質な匂いがする。南イタリアへのこだわり。社長の審美眼。青山の名店スティーヴさんの影響もあってか、ナポリ・南イタリアに僕の気分が向いてきました。アルヴェスティのちょっとマニアックな部分が僕の何かを刺激します。GAIOLA,Gi.Capri,ボリエッロ、カラブレーゼ…。高価なサルトは無理でも、このあたりのブランドならアルバーノに新しい風を運んでくれるんじゃないか?正直なところ今の商品のセレクトに釈然としないものも感じていました。
タイミングなんかな?数年来のお誘いに見向きもしなかったのに…。
今年アルヴェスティの事務所、ショールームが移転しました。その1、2Fが「ランティコガルダローバ」という直営店になっています。
「ショールームの壁、床すべてやり直しして、什器はわざわざイタリアで買い付けてきたんですよ。
改装費・什器の送料がすっごくかかりましたよ。何もそこまでやらなくても…ねぇ。」と営業の牛谷さんが言ってました。でも、僕には社長のこだわりが伝わってきました。
そして、ショップの中を見せてもらいました。社長の心の中がはっきりと見えました。商品セレクト、インテリアセンス、ヴィンテージマニア…僕と同じ匂い。ソファ、シャンデリア、ライト、小物全てイタリアのアンティークらしいです。ビンビン伝わってきます。
「恐れ入りました。こりゃ筋金入りだわ。」圧巻の店内にしばし言葉を失いました。写真を撮らせてもらいました。
アルヴェスティとの付き合いは始まったばかり。しかし、僕は確信しました。このつきあいは長く続くものになりそうだぞ。