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2013年08月20日

服好きが向かうところは…

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お盆も終わり一段落。今年は長かったですね。いろんなドラマがありました。
帰省客との久し振りの再会。遠方から足を運んで下さった方。皆様ありがとうございました。感謝です。満足してもらえたでしょうか。来てよかったと思ってもらえたでしょうか。
前回ブログで書いた様に、アルバーノは「縁」を大切にしていきたいです。
大きなネット社会の必然性はわかりますが、実店舗だからこそ出来る可能性、サービス。いろんな情報をアナログで提供しあえる場所。新旧含めて宝探しを楽しんでもらえるようなカオスな場所。洋服以外のカルチャー、ライフスタイルを提案できる場所。余裕を持って人とのコミュニケーションを大切にしていきたい。
今回も東京から福岡に帰省されるのに、わざわざ富山経由で寄られた方。どんなGAIOLAが入ったのか楽しみに来ました。と、秋冬物たっぷり着てもらい購入されました。丁度来春夏の新作サンプルがあり、誰より早く試着してもらい、感想を聞かせてもらいました。
「こんなの来年でるの?恰好いいじゃないですか。ちょっと新鮮かも。」その言葉が後押しとなり、来春夏の仕入れに迷っていた僕も決心がつきました。
大量のファブリックを見てもらい、好みを聞きました。これは、店でしか出来ない!リアルな意見交換。お客様と僕との充実した時間。大切ですよね。
この時期即戦力の合い物を購入される方が多い中、秋冬モードに突入の方も増えております。
また一人いつもの顔がやってきました。知名度も急上昇「北陸の伊達男」。当然のごとく、いきなりの「あなたも着せ替え人形接客」が炸裂です。まぁ、彼との間柄ですから、あ・うんの呼吸。
営業主任たるもの(前回だけは部長に昇格してました?)僕のセレクトしたNEWコレクションの自信作を着せてみて、コメントを求めます。僕のペースで一着羽織らせては、その間に次に着せる服をハンガーからはずしております。
僕も客観的に見て、一人で納得。「うんうん、恰好イイなぁ。イイでしょう。イイよね?」半ば強引。
「伊達男ちゃん、このパンツはいてみてくれない。ナポリの伝説の職人のだよ。心してはいてね。」勿論彼も悪い気はしない訳で(多分)。
「いや、これいいっすね。吸い付いてくる感じ。脱ぎたくなくなるなぁ。」と、言いながら、自らGAIOLAのNEWダブルジャケットを羽織る。
「くーっ!こりゃ完璧だわ。」ポーズも決まる。秋冬のスタートはこんな感じかな。
買う、買わないはどうでもいい。恰好良いか、どうか。それが大切だ。
店にとって大切なのは、お客様のリアルな声。そりゃ人それぞれですけど、でもネットでは味わえない売り手と買い手のコミュニケーション。そして、共感。
たまには街に出よう。店に行こう。そこには想定外の刺激があるかもしれない。
店長の仕入れの為のモニターにされるかもしれない。店長のありがたい話、どうでもいい話が聞けるかもしれない。
服が気になったら、是非足を運んで下さい。きっとメリットはあっても、デメリットは無いはずですよ。

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