年が明け5日が経つ。まだ5日。もう5日。たかが5日。されど5日。120時間。
元旦はゆっくり過ごし、2日から初売り、SALEスタート。緊張と期待。出会いとお祭り。再会と笑顔。いろんなドラマがあった。心の葛藤。駆け抜けた5日間。
皆さんも様々な年明けだったことでしょう。
毎年のことですが、僕達にとって新年のスタートは濃厚な数日になる。楽しんでやってはいるんですが、性格なのか、年齢なのか、どこからともなくやってくる不安という厄介もの。人間いくつになっても強くなりたいと願うものです。まだまだ修行が足りません。商いもなんとかカタチになり、ホッとしております。そんな慌ただしさの後の一瞬ひとときの安息。ずっと浸っていたいのですが、気がつくとどこかへ消えていきます。そんな繰り返しが生きてるってことなんですかね。
とりあえず一瞬の安息に、隠れ家で一人浸りましょう。
月曜深夜1:00AM。静寂に包まれた商店街の2階。誰にも邪魔はされない。癒されたい時は、迷わずレコードに手がのびる。聴くべきCDは山積みなんですが、レコードにしか出せない音のブランケットに包まれるひととき。
まず、ジャケットのあまりの美しさに手にとった一枚。青くかすんだ夜空に月。幻想的。このジャケットはどんな音を奏でるのでしょう。
CHIVO BORRARO。ブエノスアイレスブルース。アルゼンチンのジャズです。
ん~エクセレント。予想通りかな。ジャケット、ウソつかない。
ピアノ、シンセ、サックス、フルートが織りなす美しい音海。これだからレコードはやめられませんね。
ところで、今年は県民の夢をのせて新幹線が開通します。歴史的1ページが刻まれます。あまりにも待ち焦がれたので、いざ実現するとなると不思議な気分です。
富山・金沢も活気あふれて欲しいです。観光地金沢は、名所、見どころ満載です。
富山の観光はどうなの?う~ん苦しい質問ですね。富山の魅力。山と海の大自然。新鮮な魚と水、薬…。そんなところでしょうか。
僕は、「神秘と幻」と答えます。幻ですから、非現実のディープな世界。そんなの抽象的だろって?そうですよね。確かに観光と言えるかどうか。
海岸線や街中から、冬の気候条件のいい時に見られる立山連邦の壮大なパノラマ。
9月初めに八尾でおこなわれる幻想的な祭り「八尾おわら風の盆」。
新緑、紅葉の立山・黒部アルペンルート。
地元の人でもなかなかお目にかかれない魚津の蜃気楼。
5月のホタルイカ漁の神秘。
こういうものは全て季節とタイミングです。
いつでも見られるものではない。そういった謎めいた富山に出会う為に、是非足を運んで下さい。
イタリア服を売る神秘と幻の服屋も商店街にあるようです。
時によっては、幻の逸品と出会えるかもしれませんよ。
さて、もう一枚いきましょうか。これもレトロなジャケットに一目惚れ。
いつもの下北沢の店でゲットしました。CARMEN CAVALLAROのカクテルタイム。
POET OF PIANO。軽快に流れるようなピアノが、リッチな気分にさせてくれます。
いよいよ北陸も、新時代を迎えます。飛躍の年になればいいな。