寒い日々が続いております。皆々様風邪などひいてませんか?
太平洋側では記録的な大雪だとか…。テレビで東京のとあるところで芸術的なフォームでコケてる方をみました。雪道に慣れてるはずの私も結構豪快にコケてますからね。
さてと、アルバ子恒例?新春の縁起物です。
毎年初詣でひくおみくじ。この2年間連続「大吉」でした。今年はですね、「吉」でした。連続大吉記録は更新できず…。
しかし、私はあんまり大吉とかそういうのは気にしないんですね。それよりも書かれている内容をすごく気にします。(我が相方様は逆みたい。小吉でも落ち込んでたな。)
今年も書かれている内容は、結構心にズバりはまりました。なんで私のことそんなに知ってるの?と言いたくなるくらいです。神様はなんでもお見通しですね。
おみくじと一緒に入っていた一言守は「佳」。「すぐれる」という意味のこの文字には、「ほめる」という意味もあるそうです。素直に他人を認める心の美しさを持ち続けられますように。とのことです。
いろいろ心に留めるべきことがあって、今年のアルバ子は大変です?!
今年は頑張る。と年頭のご挨拶で言いましたからね。頑張りますよ。
そうそう、先日100歳の詩人柴田トヨさんの詩集を読みました。
長く人生を生きてきた先輩の言葉はずっしりとくるものもあり、反面子供のような純真な想いもあり…一人泣きました。生きるって深くて重いです。
アルバ子、種がまかれた場所「アルバーノ」にて小さくても花咲かせたいなぁ。水やり・肥料やりにいそしみます。
今月末から始まる2013A/W展示会で、まずはスパークしますね。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます!
皆様気持ち良く2013年を迎えることができましたか?
早速ですが、これは今日近所のデパートに新年のイベント?として出店されている書家・Satoshiさんに書いていただいたものです。
写真のパンフレットにあるとおり、私を見て感じた言葉を書いてくれます。実はこれで2回目なんです。最初に書いてもらったのは、ちょうど1年前のお正月。私の姉が○○デパートにこういう人が来ていて書いてもらったの。と言って見せてくれたのが最初のきっかけ。今までにも路上で文字や絵を書いている人は何度も見てきたけれど、自分に書いてもらおうと思ったことはありませんでした。だけど、姉が書いてもらったものを見て、「私も書いてもらいたいっ!」
仕事の合間をみて、デパートへ走りました。私の名前を書いて見せると、じっと私の顔を見て書き上げてくれた言葉。まさしくその時の私に「これでいいんだ。」と優しく、決しておしつけがましくなく、そっと私の背中をおしてくれる言葉でした。
その時に書いてもらった言葉は、額に入れて部屋に飾ってます。行き詰った時は、その言葉を声に出して読んだりしてたな…。
そして、今年またもそのデパートに来ておられると知りまして、またまた仕事の合間に行ってきた。という訳です。
私を見るなり「前にもお会いしてますよね?」
毎日沢山の人会っているだろうに。1年前にほんの数分、ろくに会話もしてない私を覚えてるなんて。ものすごくビックリしました。
今回書いてくれた言葉も、行き詰まりを感じていた私をあったかく包みこんでくれました。ちょっと泣きそうになりました。
今回はピンボケの我が相方様の写真を持っていき、彼にも言葉を書いてもらいました。
持ち帰って私の分を見せると、「また行ってきたの?」なんて言われましたが、彼の分も差し出すと何度も読み返していました。あの様子だと結構気に入ってくれたのかな?
このところ思うのですが、いろんなところ、目にするもの、耳にするものに自分に対するメッセージがちらばっているもんだな、と。日々意識して生活していくことの大切さを感じます。
不肖アルバ子、今年は頑張ります。
(今まではど~だったのよ。というツッコミはなしよ。)
皆々様本年も何卒よろしくお願いいたします。
早いもので今年も残りわずか。いつも一人よがりなホームページ、ブログにお付き合いいただきありがとうございます。今年は皆様にとって良い年でしたでしょうか?ファッションを楽しむことはできましたか?このホームページを楽しんでもらい皆様のファッションのお役にたてたとすれば、こんな嬉しい事はありません。
来年も問い合わせに限らず、色々とご意見・ご感想等お気軽にメールいただければ幸いです。
来年はどんな年になるんでしょうか?政権も変わり世の中も良い方向にいくといいですね。
僕達が扱うクラシックなイタリアンファッションの世界もそろそろ変化してくるような気がします。と言っても僕にそんな予知能力なんてないですけど。(そんなものがあれば今頃は…。)まぁ、わからないから楽しいんです。
長い間ファッションを見てきて思うことなんですが、日本人はいいモノ、本物を見る眼が養われてきました。ただ、いいモノを身に着けるようになったのですが、雑誌・情報にがんじがらめになりある意味保守的で画一的なスタイルを求める方が増えてきている気がします。本物のファッションンにマニュアルはないですし、もっと自由であり華やかであり個の主張じゃないかと思うんです。確かに売れるもの、恰好いいもの、長く着られるものにはそれなりの理由があります。でも、決まったものに皆走ってしまうとスタイルも似てきます。着る側も売る側も「これが安心・鉄板だ」というものに走って、結果同じものになり個がなくなっていきます。
僕達のセレクトも変わらない部分と変えていかねばならない部分のバランスが大切になってくるんじゃないかな。
これを読んでいらっしゃる方は勿論、少数派のお洒落を楽しんでいる方だと思います。
「いいものを買いそろえた」ただ、そこがゴールではないと思います。そこからスタートであり、ショーの幕が上がります。
これから地に足をつけ、ワンランクアップしてそれぞれが個性を主張していく時代になって欲しいですね。新しい流行モノを探してあくせくするのもどうなんだろう。正直仕入れる僕達も疲れます。
アルバーノの来年秋冬の仕入れもスタートしました。新しいブランド、デザイン、色にチャレンジしていく。大変難しいことかもしれません。結局僕自身が楽しめるかどうかです。自分の感性・こだわりに正直にブレずに洋服と向き合っていきたいですね。
新しいチャレンジに際して、僕自身考え方を変えていかねばなりません。その決意であります。
来年は、その新しい変化の一歩を踏み出していくつもりでいます。ホームページを通して、その試みが少しでも理解していただければと思います。
年末の挨拶のつもりが長くなってしまいました。
今年もご愛顧いただき誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
察しの良い方は、この写真を見てピン!ときたことでしょう。
♪は~るばるきたぜ、とやま~♪
そうです、そうなんです。アルバーノ年末の風物詩?です。
我らが北海道支店長のご来店です。
今年はお盆にも来てくれているので、「久し振り~!」って感じではないのですが、それでもやっぱり顔をみたら「お帰り!元気だった?」
あとはもういつもの通り大試着大会の撮影大会です。
そのうちの少しご紹介。まずは、コレ。
ガイオラのago a filo。彼の洋服魂に火をつけた逸品です。
続いては、シーラップのウールトレンチコート。こちらは入荷した時から支店長気になっていたものです。試着してみたら、さらに洋服魂が燃えてました。
最後に、シーラップのフィールドコート。良いですね。シーラップらしいエレガントさが漂います。
ちょうどガイオラの代理店のアルヴェスティジャパンさんもご来店。皆でガイオラについての意見交換会もありました。
そんなかんだでいつものごとく密度の濃い時間を過ごさせていただきました。
寒い風吹く師走にほんわかあったまりました。
今年もいろんな方々との繋がりに笑みがこぼれました。皆々様どうもありがとうございました。
アルバ子感謝です。至らぬところが多い私ですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
水曜の休日、病院で脳のMRIの検査を受けました。なんと20年振りです。20年前に検査を受けた時のカルテが残ってるではありませんか!(さすがに画像はなかったけど。)先生もその時と同じ先生でした。(びっくり!)
12月になると思い出します。
人間生きていると世界観が変わるという経験が何度かあるもんです。何か自分の中に精神的なショックが起こり、世の中の見方が変わるということ。
僕の中でもありました。富山にUターンした頃ちょっとした頭痛で、用心の為撮られた脳のCT。その時医師から「頭痛とは関係ないですが、1点気になるところがあります。即入院して詳しい検査が必要です。すぐ家族の方に来てもらって下さい。」と告げられました。
突然の展開に、ショックでしどろもどろのパニック状態。10日間の検査入院。何の症状もなかったので、余計に悪い事ばかり考える。そして、MRI検査。やはり、医師は異常を指摘した。目の前は真っ暗。入院中一日だけ外泊を許されて帰宅した。もう言葉がない。世の中の色がダークグレーに見えました。12月クリスマスでにぎやかな街。街を行きかう人々が皆幸せに見え、自分だけが世の中の不幸を全部背負っているように感じた。オーバーじゃないけど、「生」とか「幸福」という事を色々考えましたね。
そして、長く感じた検査の10日間が終わり家族が呼ばれました。結果は、原因不明の出来事。定期的に経過観察していくことに。
まぁ一安心しました。ホント退院して外に出ると、世の中の色がライトグレーになっていました。全ての景色が変わって見えました。生死をさまよった訳ではないのですが、なんか生きていることをかみしめていました。一日一日が大切に感じられました。
その入院するまでヘビースモーカーで、タバコをやめようと思ったことなど一度もなかったのですが、その日以来今日まで1本もタバコを吸っていません。そして、退院一年後に再検査。緊張のるつぼ。
結果は以前と変わりなし。医師の「先天的なものかもしれません。」という言葉がどんなに嬉しかったことか。
検査後病院を出た時の世の中の色が、明るいアイボリーのようでした。丁度その頃自分の店をSTARTさせました。
20年経って検査に行き同じ病院の同じ医師に再会した訳ですが、当然当時の事は彼の記憶の片隅にもありません。僕には「この医師が僕の生き方に大きく影響を与え、タバコもやめさせてくれたんだなぁ。」という感謝と共に、なんだろう…不思議な想いがこみあげてきました。
今、皆さんの目には世の中の色は、何色に見えてますか?