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2011年08月07日

エルムンド、注目はアンドレアのファッション

毎週月~金23:00からBSプレミアムで放送している「地球テレビ・エルムンド」
毎日違ったパーソナリティーがファッション・アート・カルチャー等世界の大人のライフスタイルを紹介する情報番組だ。ジャンル問わず世界で活躍する日本人を迎えてのトークも興味深い。
週替わりで登場するミュージシャンもテレビ出演をしない人達。大人向けのいいチョイスをしている。僕好みだ。ラリーカールトン(ギタリスト)も出演したらしい。さすがNHK。いい番組を作ってくれる。大人向けのこういう番組を待っていた。民放も昔の11PMの様な官能的じゃなくてもいいから大人の情報番組を作ればいいのになぁ。ワンパターンの面白くないお笑い芸人は使わずにね。
このエルムンド、別の意味での注目は、司会のアンドレア・ボンビリオのファッション。この番組を見るまでは彼の存在を知りませんでした。イタリア人とのハーフで日本生まれだそうです。イタリアの文化等を写真で紹介しているフォトグラファーでラジオの番組も持っています。
かなりいいジャケット着てるなぁ。テレビですから当然目立つ柄、ストライプ、大柄チェックが多いのですが、イタリア系の彫りの深い顔にはすごく似合います。
アンコンなんだけど、構築的なシルエット。どこのブランドだろう?クラシコ系、IかBブランドあたり?ボリオリじゃないですよ。もっと高級なKかAあたり?どこかとタイアップしているんだろうか?まぁイタリアものである事に間違いはない。どこのブランドなのか突き止めなくては。
基本的にジャケパンスタイルですが、上手くコーディネートしています。パンツもピンクのコットンパンツ、デニムなどいろいろ。テレビを見ていてもなかなかこれはっていうジャケットを着ている芸能人は、そんなにいません。彼のスタイリングを見ると、主役はジャケットというのが伝わってきます。いいジャケットを着ると、他のアイテムはジャケットの引き立て役の様に感じます。イタリア人がジャケットスタイルにこだわる理由です。ジャケットファンは、毎週月~金の23:00にエルムンドでアンドレアの着こなしを要チェックです。
 

2011年08月04日

人には教えたくない店

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27日(水)から来春の新作コレクションを見に東京へ行ってきました。来春からのアルバーノの新しい方向性を確かめながら代理店を回りました。
雑誌で話題のブランド、人気ブランド…誘惑は多い。でもそういったもので統一してしまっては、画一的な品揃えになってしまう。お客様のブランドの認知度、自分達のビジネスを考えると有名なものを揃えるべきかもしれません。僕はそういったブランドも一部扱いながらも他とは違うアルバーノらしさを出していきたいと考えます。そこで今回心を鬼にして、いつも必ず顔を出していた代理店数ヶ所、行きませんでした。ギリギリまで悩みましたけど…。新しいブランド、内容等、また今度ゆっくり紹介したいと思います。
ところで、皆さんはマイショップをお持ちですか?きっと一つはお持ちですよね。業種は何でも良い。何度も足を運びたくなる店。居心地が良い。刺激がある。素敵な物に出会える。話の合うオーナー、店員さんがいる。自分の目を信じて選んだショップ。あまり人には教えたくない…。
僕も東京にそういった店が多い。一つそっと紹介しましょう。その店は中目黒にある。アンティーク家具、雑貨、本等を扱うショップ。初めて訪れたのは7、8年前。入った途端、何か僕を待っていたという匂いを感じた。店内を見回す。一つのオブジェに目が止まった。メタリックなプレート。よく見るとBMWのボンネット半分を上から見たもの。フェンダーミラーの上にジウジアーロと書いてある。あの有名なイタリアのカーデザイナー。「こんなものどこで見つけてきたんだろう?」かなり前から売れ残っているようだ。自分が気に入ればどうでもよい。オーナーが出て来て説明してくれた。「ジウジアーロはBMWをデザインしたって話はないんだけどね。70年代のものかな。」オーナーの朴とつな話し方から変わり者?さ加減が伝わってきた。即、購入。それが始まりだった。その後東京へ行く度時間があれば寄った。隅から隅までナメ回すように見て、気に入ったものがあれば買った。今はネットショップを持っているが最近までは無かった。こういう家具、雑貨の面白さはネットでは伝わらないし、店に来て見て触って欲しいという信念だった。
オーナーが買い付けてくる家具、雑貨、訳のわからないもの、ジャンクなもの。僕にはものすごく魅力的に映った。いろんな店を回ったけど、こんな蚤の市の様な面白い店は他には絶対無い。オーナーの審美眼に惚れ込んだ。音楽以外に物欲があまりない僕にそれをくつがえしてくれる嬉しい店。次から次に欲しいものが出てくる。マイフェイバリットショップ。
先週仕入れに行っていて、自分の店のコンセプトに悩んでいる時、この店の事が浮かんだ。「こんなブランド知らないけど、どこで見つけてきたんだろう。オーナーは相当変わり者だな。」いい意味でお客様の意表をつく感動させられる品揃えを目指したい。話題のブランドなら雑誌が解説してくれる。それよりも無名でもクオリティの高いブランド。僕は説明するのが好きなのだ。これが僕の性分。ちょっとしつこいかもしれないけど、ガマンしてね。「俺の話を聞け~。5分だけでもいい~♪」(byクレイジーケンバンド)
アルバーノのこれからの方向性は決まった。

2011年08月01日

悲喜こもごもの東京

皆様暑中お見舞い申し上げます。
元気にお過ごしですか?
先週は展示会巡りの為東京へ行っておりました。テレビ等で節電の東京とよく耳にしていましたので、どうなんだろう?とちょっと不安でしたけど、思っていたより普通で安心しました。
今回の展示会巡りも頭と体をフル稼働させるハードなものでした。展示会へ行く度に予期せぬ出来事だらけです。我が相方様と何度スタバで作戦会議?を開いたことか…。
いろいろ二人で悩みはしましたけど、来春夏もアルバーノらしさ全開!でいこうということになりました。期待していただけたら嬉しいです。
さてさて、帰りはいつものように急行能登号。冷房対策もバッチリ!のはずでしたが、皆さんもご存知のとおり、新潟は大雨!ということは能登号は運休。
「がび~んっ!!やられたぁ!」って感じ。予定外の東京1泊。
こんなことになろうとは…。やはり我が相方様、なんか持ってます??
翌朝新幹線は運行していましたが、はくたか号は運休決定。これまた「がび~んっ!」
土曜日だよ、お客さん来るし、サンプルくるし…。忙しいのだ。なんとしても帰らねば。少しでも早く帰らなきゃ!!と米原経由で帰ってまいりました。私達のような人でいっぱいでした。もう身も心もクタクタ。エライ目にあいました。いつまでも若いと思うなよって。だってまだ体が疲れているもん…。
今日8月1日は、恒例の北日本新聞納涼花火大会(通称神通川の花火大会)です。
夕方から雨の予報だけど、大丈夫かな?
豪快な打ち上げ花火でも見て、スカっとリフレッシュしようっと。

2011年07月26日

店長の愛聴盤シリーズ 30

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地上デジタルに移行しましたね。アナログな僕もテレビのデジタル化による高画質、高音質の素晴らしさは大歓迎です。時代は刻々と変わってきているようです。
今週からNHKBSは北欧三昧です。北欧と言えばヨーロッパでも遠い所でピンとこないですが、壮大な自然、森と妖精等神秘的なイメージと建築、インテリアの独自性。非常に興味深いところですね。録画してゆっくり観て新しい北欧の魅力を発見したいと思います。
実は子供の頃からムーミンのメルヘンな世界観が大好きなんです。ムーミン谷という幻想的なコミュニティの中に生きる妖精達。もし自分がその中に生きているとすれば、どんなキャラクターになるんだろう。想像力がかきたてられています。キャラクターの中でのお気に入りは何と言ってもスナフキンです。自由奔放に生き、気が向けば旅に出る孤独な自由人。憧れるなぁ。男のロマンを感じます。小さい頃から格好良い大人のイメージでした。自由奔放と言えばスナフキンタイプですが、やっぱり僕の場合仕事柄オシャマさんしかないでしょう。イタリアかぶれのオシャマさん。ちょっと嫌味っぽいイメージであまりいけてないけど、やっぱり僕と似てるかも?
北欧特集を観るときっと行ってみたくなるだろうな。と言う事で愛聴盤です。実は前から北欧ジャズも結構気になっています。いきつけのCD屋では必ず棚をチェックしています。前にもノルウェーのビョルンクラークエッグを紹介しましたが、クールでモノクロームなイメージ。独特のひんやりした空気感は好きです。
今回ご紹介するのはポップですが、北欧の歌姫Birgit Lystager、1970年のアルバムです。北欧ボッサ、ソフトロック誰でも聴いた事のある曲をオリジナルに忠実にカバーしています。有名な曲でも聴きなれないデンマーク語でキュートに歌われると新鮮に感じます。とてもポップでお洒落な感覚はGOOD TIME MUSICとしてお店でも軽快感を演出してくれます。
ムーミン谷夏真っ盛りスナフキンは旅立ちましたが、村はずれの小さな洋服屋では、ひねくれイタリアンオシャマさんと相棒のプリティー??ミーが秋の準備に向けて皆さんの来店を待っております。

2011年07月18日

OSAKA

大阪。しばらく行く機会がありませんでした。今まで大阪の代理店さんとの付き合いはあったのですが、断然東京の取引先が多かった為、展示会は東京で見させてもらってました。先週ボリオリの展示会を大阪で見た後、久し振りに大阪の街を散策しました。
富山へ帰省した頃バブル絶頂期。イタリアンブランドが続々と日本に上陸した頃です。店をリニューアルする為、新しいブランドを探しに大阪の街中をリサーチしていました。心斎橋からミナミ、ヨーロッパ村、アメリカ村歩き回ってましたね。大阪=ラテン=イタリアン、当時はカラフルなダブルのスーツに身を包み、濃いブルーやピンクのシャツにプリントのタイをつけたビジネスマンで街は溢れていました。その頃の大阪の代理店さんは強気なところが多かったです。電話でアプローチするもけんもほろろに断られ続けました。その中でも何とか数社と取引きを始め、リニューアルしたことを思い出します。
久し振りのミナミは昔と変わらず雑多な雰囲気でした。今でも大阪=バブリーイタリアンというイメージがあります。(大阪の皆さんごめんなさい。)今だとレオンスナップの様なチョイワルなイカしたオジ様が多いのだろうと想像していました。が、この暑さでジャケットを着るどころじゃないのか、そういう方をあまり見かけませんでした。それとも大阪のアダルトはデザイナーのラグジュアリー感覚の方が好みなのかな?クラシコ系はあまりウケが良くないのでしょうか?いや、クラシコオヤジもどこかに沢山潜んでいるはずです。道頓堀でお約束のお好み焼きを食べ、その後アメリカ村へ向かいました。今回一軒だけチェックしておいた店があります。STANDARD BOOK STOREという本屋です。僕は本が好きというより本屋が好きというタイプです。2フロア260坪で4万点の在庫があるそうです。京都にある名店恵文社一乗寺店を若者向けにした様な雰囲気。僕の好きな音楽・ファッション・建築・旅等テーマ毎に分けられていて、僕の欲しい本や雑誌のバックナンバーも沢山あり、非常に見応えがありました。ホントは堀江の方へも行きたかったのですが、日帰りで時間がなかった為行くことが出来ず残念。しかし、久し振りに大阪の街を歩き懐かしさを覚えました。
どうも大阪は地理感がいまひとつつかみきれません。特にキタは。でも、これから大阪へ行く機会も増えると思うし、隠れスポット例えばレコード屋、B級グルメの店等調べておかなきゃな。

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