秋冬スーツ本番です。もうおそろいでしょうか?
昨日も何故かスーツを着たまま気持ちよく風呂に入っているところを来客だと呼ばれ、慌てふためいているくだらない夢を見ました。頭の中が商売のことで一杯なのかなぁ?
今秋はユーロ安も安定し、アルバーノプライスが超アルバーノプライスになっています。という事は今が買いですよ。旦那!(いつものセリフだ)
店内も量販店さながらにスーツが並びます。主力は勿論ボリオリ。その中でも一番多いのは人気のワイトスーツ、でもクラシック高級Hモデルでもありません。日本でもあまり見かけないFモデルです。ボリオリも長年定番としているスタンダードなモデル。コストパフォーマンスに秀でていて、プライスが魅力的。それだけではありません。僕が気に入っているのは、その格好良いスタイリングです。そういえば数年前ボリオリ前社長とお会いしてFモデルを沢山扱っている話をしたなぁ。
高級を売りにしたイタリアスーツなら沢山あります。ビジネススーツと考えると高級すぎるなぁ。
日本のオーダースーツ。ハイクォリティな縫製で自分の体に合わせて、好きな布地を選ぶ。自分だけの一着。満足感、ステイタスはあります。
日本オーダースーツも人気ですけど、イタリアの既製服とは全く別物と考えます。日本のオーダースーツは体のラインを等身大に出してきます。ボリオリFモデルは、体のラインを出しません。ここが重要なポイントです。首・肩・胸のラインをボリオリの形に表現してくれます。靴は見ただけで形がわかります。スーツは着てみないと形はわかりません。ボリオリ・ドーヴァー、ワイトのアンコンジャケット人気も、首・肩・胸の形があってこそです。10万円でクォリティを求めるなら、日本のオーダーは完成度が高いと思います。格好良さ、オリジナリティを求めるなら、ボリオリ・スタンダードFモデルです。
「イタリアスーツは、丈が長くて直すと形が崩れるから」という声もよく聞きます。
イタリアンファクトリーは、既製服です。デザイナーならともかく直す事を前提に作られています。現代はサイジングに関してのマニュアルはないです。自分がデザイナーになり自分流に調整しましょう。
本物の格好良さをお探しの方、イタリアスーツ初体験の方、今秋一度僕の口車にのってみませんか?結構快適な乗り心地ですよ。
6月頃秋に男前講座という雑学講座を企画しているという話が出た。男の身だしなみのケアについて、ヘアー、靴、洋服等各専門ショップの方に2時間位で講義して欲しいとう内容である。洋服の方はアルバーノにと依頼された。
ヘアーや靴なら手入れの裏技やノウハウもあるだろう。
洋服の手入れの仕方?正直ケアについては、恥ずかしい話だがそんなにウンチクはない。ブラッシングはたまに、あと虫に食べられないように注意する。
一番大事なのはクリーニング。イタリアの立体的な服は、強いアイロンプレスで形状が変わる恐れがあるので、そこは注意が必要。
話は10分もあれば終ってしまうだろう。そこで、コーディネート・着こなしのポイント、イタリア服の話等を交えても良いという事で引き受けた。
スピーチも自信ないのに2時間も講義する。大丈夫だろうか?
接客であれば、初めて来店の方に2時間程話し込む事も珍しくない。商品を売るのであれば条件反射で言葉は出てくる。たとえ売れなくても自分の思っている事が少しでも伝われば満足感もある。
講義対象は20代の若い人だという。クラシコイタリアだの、イタリアオヤジは格好いいだの、そんな話興味あるだろうか?話の組み立てを考えて、面白おかしく話さなければならない。あれこれ考えていた8月頃担当者の方からメールきた。
「人数が集まりそうにないので、今回は中止になりそうです。」
男性だけに絞った企画では、人が集まりにくいらしい。
実現していれば今頃だったんだが…残念だなぁ。でも、ちょっとホッとした気分。
そして、昨日またメールが。「来年の初めに男女混合でオトナキレイ学というのを企画したので、又お願いします。」
結局、僕は出なければならない運命にあるみたいです。
こうなったら皆さん、来年の初め頃ぜひ僕の下手な話を聞きに来て下さい。
「LEON」を読んでいる方多いみたいですね。初めて読んだ時、今までのメンズ雑誌とは違う切り口で、すごく刺激的でした。年に2回ほど発行される「SNAP LEON」
でている人は、ピッティ等に来ている業界関係者の人達なので、かなりイケてる(中にはいっちゃってる?ような)人達ばかりで、見ていると楽しいです。
最近は、LEONに限らず、メンズ雑誌の方がレディス雑誌より見ていて刺激を受ける事が多いです。
今回LEONより「THE SNAP WOMAN」が発売されましたね。早速買ってみました。
以前暫くの間「NIKITA」というタイトルで毎月でてましたけど、その時の印象はかなり突っ走ってた感じ。私はちょっとついていけなかったのですが…。
今回のスナップ集は、その時と比べると落ち着いてますね。でも、メンズのスナップ集みたいにいっぱい写真でてるのかなぁと思っていたけど、商品紹介とかセレブの人達の写真にページとりすぎてるような気がしました。
でも、自分も取り入れてみたいな。と思うスナップもありましたし、今度の仕入れの参考にしよう。と思うものもありました。
他のレディス雑誌でも、時折パリ・ミラノでのスナップ特集が組まれますよね。当たり前のことですが、それぞれの雑誌のテイストによって掲載されるスナップのイメージが全然違うのが面白いです。
そんな私にとって、ファッションバイブルと言っても過言ではないのは「ヴァンテーヌ」。残念ながらもう廃刊になってます。廃刊を知った時は、ショックでした。
ミラノベーシックというものを教えてくれて、洋服を「着る」ではなく、「着こなす」ということの大事さを教えてくれた雑誌です。今バックナンバーを読み返しても、「なるほどねーっ」と思わせてくれることがたくさんあります。
私が実際イタリアで見た女性達、スナップ写真で見る女性達、皆格好良いと思わされるのは、それは皆「自分」を熟知してるから。
外見だけでなく、内面もすべて「自分とはどんな人」っていうことを知って、その自分を最大限に表現しているから、なんでもないようなコーディネートもいいなぁ。と思っちゃうんですよね。
「自分スタイルを築き上げる」
これが私のテーマです。ファッションだけでなく、人生を生きていく為に。
な~んてちょっと真面目に語ってしまいました。日々楽しくなにかしら発見していきたいですね。さぁ~って次は「SNAP LEON」読むぞ。
気がつけば10月も折り返しです。まだ真夏日というろころもあるようですが、富山は朝晩肌寒く感じるようになってきました。(私だけ?)
私の秋冬のマストアイテム、ババシャツ・腹巻も準備万端。いつでも出動O.Kです。
というか、もうすでに薄手のものを着てはいるんですけどね…。ホント寒さには弱いんです。
以前に私のお気に入りということで、フェリージのバッグ、シーラップのコートのことをブログに書かせていただきました。
今回は、今シーズンから私のお気に入りになること100%間違いなし!のザノーネのタートルネックについて書いてみようかな。
私は、ニットの中でも無類のタートル好きです。寒さに耐えられない私にとっては、大事な防寒着のひとつです。
今までずっとフランコジッケのニットを愛用しています。ジッケのニットもすごく良いですよ。形も良いし、なによりガンガン着てもへこたれないし…。
アルバーノではずっと直輸入していたんです。だからプライスもかなりリーズナブルだったしね。しかし、いろんな事情で直輸入することができなくなってしまいました。
そこで、前から気になっていた「ザノーネ」の登場です。
今まではプライスもちょっと高めで、日常着として着るには気がひける。というところもありましたが、昨シーズンからプライスダウンして嬉しい限り。
昨年仕入れに行ってザノーネのタートルネックを見た時に、ビビビッ!と一目ぼれ。
ネックの長さや袖や身頃のサイズ感、編み目の感じや色味etc.すべてがパーフェクトと言っていいくらい。タートル大好き女の私の欲求を満たしてくれるものでした。
一見何の変哲もない、どシンプルなタートルなので見逃されてしまいやすいですが、絶対格好良いです。色違いで揃えたい!と切に願う私です。
今年の冬はザノーネで暖かく過ごしたいですね。
今日は早朝から健康診断に行ってきました。2年ぶりです。
普段から健康に気をつけてる方だと思いますが、病院は苦手です。
好きな人なんていないとは思いますが…。でもうちの母親はちょっと気になると即効で病院へ行くほうですね。もしかして結構好きな人もいるのかな?
健康診断って、体をテストされてるようで億劫になります。
どこか悪かったらどうしよう。病気にはナーバスで気が小さい僕です。
今日に照準を合わせて、1週間前から運動したり、食べる量、内容をなるべく控えめにしたりとインスタントにストイックな健康的な生活。(気が小さいでしょ?)
昨日近くのライブハウスで王様(日本語直訳ロックを歌うあの人)が来ていて、誘われていたのですが、当然健康診断の前日なのでお酒も飲めず、断ってしまいました。
ちょっと観たかった…。
検査の方は2時間程で無事終わりました。
結果発表。先生からひとつだけ指摘されました。
それは……。「痩せすぎ」
後は特にひっかかるところもなかったです。
何事もなく健康診断が終った後は、すがすがしい気分になりますね。
外に出ると空も秋晴れ。空気もおいしく感じました。
健康に感謝!
11:00A.M前こういう時は、店に戻りたくない気分。
ちょっとカフェで一服しようかな。いやでも僕には大事な店が待っているんだ。大事なお客様が来られるかも…と言い聞かせ、車でちょっと遠回りして帰る僕でした。