HOME > Blog
2010年06月03日

ボリオリへのラブレター

又、かたい話でスイマセン。自称日本一ボリオリを愛する僕だから言わせて下さい。
前回のブログのGOOD TIME MUSICでも書きましたが、ボリオリのプレコレクション。
今年の春夏物商戦も終わっていないのに、もう来年の春夏物のオーダーです。
ボリオリのクロージングが大半を占めるアルバーノとして、大事なセレクトです。
日本だけでなく、世界でのボリオリの革新性・評価は、メンズファッション業界に新しい旋風を巻き起こしていることは間違いありません。
日本ではドーヴァーが昨年からのボリオリ人気の引き金になりましたが、世界的にコートモデルが定着した5,6年前からボリオリのスタイルも少しずつ変化しています。前にも書きましたが、ルーカスモーダ社という社名も、3年程前にボリオリ社に変わりました。要するにファクトリーから脱却し、ブランドとして成長していこうという方向です。
BOGLIOLIはどこに向かっているのだろう。考え過ぎとはわかっているんですが、このコレクションを見て、「DOVER」「WIGHT」「SOHO」と呼び名を変える事。革新性への執着が行き過ぎにならない事を願いたい。
特に日本はそういうネタに弱いし、飛びつき集中攻撃する。他ブランドもそれを狙う。日本人のみんな一緒感覚。
最初の頃は、ファクトリーブランドとして色んな要望にも応えてくれたし、ディティールでオリジナル性も出せた。(これは、某BAGブランドの時も言ったかな?)
僕はBOGLIOLIの地に足つけた技術力、伝統を大事にしたいし、その部分とずっと付き合っていきたい。ジャケットもスーツもコートも、ボリオリのアイデンティが入っていればそれでいい。バランス良く仕入れたい。ドーヴァーが売れようがどうなろうが関係ない。ボリオリとアルバーノの関係はマイペース。
初心、忘るべからず。スーツ屋として最初に気に入ったFモデル。雑誌には取り上げられないだろう。それだけはそっとしておいて欲しい。ボリオリを愛する僕からの願い。それは10年前からの当店のお客様も同じ気持ちだと思う。

2010年06月01日

GOOD TIME MUSIC 4

P1000616%281%29.JPG
MOSE ALLISON (THE BEST OF MOSE ALLISON)
ボリオリの来春夏物をオーダー。
スーツの売れ行きは厳しい。他店ではオーダーが少ないFモデル。
人気があろうがなかろうが、アルバーノ10年来の主力スーツ。欠かせない。
DOVER、WIGHTときて今度はSOHO。ニューヨークっぽい良い名だ。
人気が出るのも当然。格好良いな。どうしてこんなに綺麗に仕上げられるんだろう。
SOHO SUITを中心に仕入れる。これは10年定番になって欲しいな。そして当店の名刺代わり、COATモデル。今回はダブルも入れるし、リネンも入れよう。
冷静に冷静に熱くならず、GOOD TIME MUSICは軽快にクールにMOSE ALLISON。
小粋で洒脱。R&BノリノリのJAZZボーカル集。
粋なピアノもいいが、彼の上手いとは言えないがクセのあるオシャレなVOCAL.。
ボリオリと相性バッチリ。佐野元春、ヴァン・モリソン等ファンも多い。チェットベイカー、ボブドロウ等ヘタウマジャズボーカル中毒。
ボリオリを着て、モーズアリソンを聴く。他に何がいる?
  

2010年06月01日

夏の便り、山王さん祭り

P1000609%281%29.JPG
P1000614%281%29.JPG
P1000615%281%29.JPG
今日から6月ですね。富山の方にはお馴染みの山王さん祭り(日枝神社夏季大祭)が始まりました。
山王さん祭りの特徴としては、露天商の数がはんぱなくスゴイ。ピーク時は1000店位、今でも700~800位の店が、商店街所狭しと立ち並ぶ姿は圧巻です。
昨日は宵祭りで、今日は本祭りです。御神輿もでてすっごい活気があります。御神輿と言えば、相方様も毎年御神輿にかりだされていました。
超ライト級の相方様は、御神輿の上に乗って盛り上げ?係でした。今は世代交代でお役御免になってしまいました。
ハッピ、鉢巻、足袋姿の相方様。年に一度しか見られないお姿。普段の姿と全く違い結構刺激的でしたよ。
今年は、3日間で25万人位の人出になるのでは?とテレビで言ってました。
このところ寂しい風が吹く商店街ですが、ちょっとは熱くなりそうですかね?
このお祭りが終わると、富山のまちにも夏がくるゾって感じになります。今年の夏はどんな夏になりますでしょうか?

2010年05月29日

悩んじゃう季節の到来

気がつけば、もう5月も終わろうとしております。う~ん早いなぁ。
ついこの間「あけましておめでとう!」って言っていたような気がするのですが…。若い時はあまり意識しませんでしたが、年をとるのに比例して時間も早く過ぎていくように感じます。なぜでしょうね??
早いと言えば、2011年春夏のプレコレクションが始まりました。インポートの世界は早いですねぇ。まだ梅雨も夏も終わってないのにね。
またあ~でもない。こ~でもない。と頭を悩まされる時期の到来です。
今年のジャケット人気にはびっくりしました。カーゴパンツも人気ありましたね。
果たして来年の春夏は何がきますかね??あ~私に予知能力があればなぁ。
慎重に選ばなきゃいけないけれども、どこかで大胆さも求められます。
もちろん商売なので自分の好きなものばかりオーダーできないし、かといって自分らしさアルバーノらしさが感じられないものも寂しいですしね。バランスのとり方が難しい!!です。
とにかく皆さんに「アルバーノ目のつけどころが違うね!!」と言われるように頑張ります。

2010年05月28日

店長の愛聴盤シリーズ 15

P1000582%281%29.JPG
TUDOR LODGE (Tudor Lodge)1971年
今日は英国の深い森に皆さんをお連れしたいと思います。
英国音楽の中でも、トラッド、フォークの世界です。米国のフォークが外に向かっているのに対し、英国は内向的な神秘的世界を持っています。
霧に包まれた深い森は、青木々原の樹海のように深く出口が見つからない、ディープな世界。只そこには英国伝統の美しいサウンドがあちこちに隠れています。トラッド(伝統音楽)は僕もちょっと苦手ですが、今日紹介するフォークは三美神の一角とさせるアルバムであり、一般の音楽ファンにも聴き易く気に入ってもらえる美しさがあると思います。
男女3人組がオーボエ、ホルン、チェロ等を中心に牧歌的且つ崇高な気品に満ち溢れたハーモニーを聴かせてくれます。軽井沢の避暑地などで春や夏にそよ風を感じながら聴くと、白昼の夢の世界に誘ってくれます。
こういうアルバムに出会うと、この森を奥まで散策してみたくなります。
僕もこの森に入り10年程たちますが、素晴らしい宝物が次から次へと見つかります。抜け出せるのはいつのことやら…。僕はこのCDは、1000円程で手に入れました。レコードは、変形6面開きで工芸品のようなデザインになっているそうです。
ちなみにそれは、10万円程で売買されているそうです。

◀ Back 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 Next ▶
COPYRIGHT 2010(c)Albano ALL RIGHTS RESERVED.