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2010年04月25日

GOOD TIME MUSIC 2

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LIBBY TITUS (1977年)
GOOD TIME MUSICとは、古き良き時代のスウィング系ミュージックを指して使われますが、僕の解釈で時代に関係なく愛する人とでも、一人でも気分の良い時間を過ごせるドリーミーミュージックとします。
当然愛聴盤でもあり、店内のBGMとしても大活躍してくれる(売り上げに貢献してくれる)ハッピーな音楽です。
そこで、今回シリーズ2回目のGOOD TIME MUSICは、リビータイタスという女性シンガーです。後にも先にも、この方このアルバム1枚しか出していません。
ある時は可愛らしく、ある時はけだるく、ある時はクールで都会的、独特なパーソナリティが1枚のアルバムにあふれています。
声を聴くだけで体がとろけそうなくらい幸せな気分になれます。
プロデュースは、ポールサイモンですからニューヨーク気分もいっぱい。
5曲目「LOVE HAS NO PRIDE」は、沢山の女性シンガーが歌っていますが、彼女のバージョンがBESTです。


2010年04月23日

アルバーノプライス

朝刊を開いて一番最初に見るのは、為替相場です。
気になるんですよ、これが。昨日のユーロの終値。
一喜一憂しています。というのは、当店の主力商品の多くが直輸入品でして、商品原価に反映するからです。
原価が決定すると、ハチマキこそはしませんが腕組みをして、電卓とにらめっこ。
「よし!これでいこう!」価格決定です。
ギリシャの経済悪化により、ユーロも今年に入って安くなりました。
ということは、ヨーロッパ輸入品は今が買いっ!のチャンスですよ、奥さん!
それでも、代理店・ショップ等インポートを扱うところでは、一度上げた商品の値段を下げられないところもあるかもしれません。
そこで、アルバーノ・オーナーの僕は、商売下手なのか??いやいや僕のポリシーです。薄利多売のつもりはないです。(多売できる商品でもないですけど…。)
僕の目線で値付けしています。僕の目線とは、とにかく一人でも多くの人に、イタリアの服を感じてもらいたい。その為に、参考価格より少しでも安く提供することです。それが、「アルバーノプライスです。」
直輸入物は、ユーロ表示にしようかな?
お寿司屋さん、ガソリンスタンドと同様に時価売り。例えば、スーツ700ユーロ、
わかりにくいだろうなぁ。
お客様も朝新聞を見て、「今日ユーロ安いから、アルバーノDAYだぞ。一緒に行かんまいか。」
当然店頭には、本日1ユーロ125円という大きな看板と店内にはあちこちに電卓が…。どうでしょう?? 

2010年04月20日

あの頃は…。

「明日の日曜日 まちへ行って、大和(デパート)へ行こう。」
こう父親に言われたら、もうドキドキわくわくしてました。
当日は、いつもの転んで破れた膝の部分にアップリケで補修されたズボンではなく、よそいき用のスカートをはいて、気合十分。
親の買い物が早く終わって欲しいと思いつつ、あっちキョロキョロこっちキョロキョロ。全く落ち着きなし。
お昼は、最上階のファミリーレストランでお子様ランチ。
チキンライスにたてられた日の丸の旗。
もうたまりませんでしたね。
その後は、屋上の遊園地で乗り物に乗って、ペットコーナーで小鳥や子犬を眺め、帰りにおもちゃ売り場へ。
ウサギが首を振りながら、太鼓をたたいているおもちゃ。
なぜかそれがお気に入りで、いつもおもちゃと同じように揺れてました。
あの頃のまちは、よかったな。
デパートのみならず、商店街自体に活気があって…。なんだかわかんないけど、心踊りました。
いつからでしょう。まちが寂しくなって、あの時のようなときめきを感じなくなったのは…。
今となっては、昔と同じには戻れない。戻らない。けれども、またときめきを感じられるようになることはできるはず。そうであって欲しいです。

2010年04月19日

店長の愛聴盤シリーズ 10

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BLUE RIVER (ERIC ANDERSEN 1972年)

妄想喫茶では一日一回必ずかかる。
季節は問わない。曇り空の午前中、薄暗く静かな店内。
お客様一人がBOX席に座る。スピーカーから1曲目「IS IT REALLY LOVE AT ALL」が流れ出すと、ウッディな店内に空気は凛とし、過去と未来が交錯する。
エリックの甘く優しい歌声が語りかける。バックには美しい女性コーラス、ストリングス。な~んてな情景がBESTかな。
満を持して10回目にして、愛聴盤シリーズ登場は遅いかな?
エリックアンダーソン「ブルーリヴァー」。
アメリカ版美空ひばり「川の流れのように」(ちょっと違うか…。)
一般的には知られていないシンガーだが、僕達シンガーソングライターファンには、人生の教科書とよぶにふさわしい名盤中の名盤。

このアルバムを語れるのは、いつの日だろう。
僕の人生折り返し点を過ぎたであろう今だったら、そろそろ語れるのかな?
いや語れなくてもいい、感じるだけで十分だ。
妄想喫茶ではないから、毎日は聴かない。
でも人生道に迷った時には、必ずターンテーブルにのるだろう。
今どこに向かって生きているのだろう?答えなんかない。
暗闇とわずかな光の中を流れる、ブルーリヴァー。それを探す為に。
皆さんも迷った時は、このアルバムを聴いて心の中にブルーリヴァーを探して下さい。

2010年04月18日

居心地の良い喫茶店

昨日のブログ「夢の喫茶店」すごかったですね。
私もコーヒー、喫茶店大好きですが、なかなかああいう風に事細かにイメージするって、難しいなぁ…。
ファミレスやなんかでドリンクバーでいいよ。というのもアリなんでしょうが、損得だでなく、そのお店がかもしだす空気感・空間にも価値があると思うのです。
最近は、個人経営の喫茶店が少なくなって残念。
いっときカフェブームでいろいろなお店ができましたが、私個人としては主義主張が強すぎるお店はちょっと苦手です。こだわりはもちろん必要ですが、押しつけがましくないような感じが良いデス。
自分がとても居心地良く感じるお店に出会えた時は、とても嬉しいものです。
毎朝行きつけのお店で2時間近く、日記を書いたり、本を読んだり、勉強したり…。
人によっては、何もお店に行くことないんじゃない?と思われるかもしれませんが、このひとときは、私が私であるために必要なものであります。
お休みの日は、主人と一緒に過ごします。各自好きな本を読んだり、お店のことや街の出来事など熱い議論をかわしたり…。一人で過ごすのも良いですが、二人で過ごす時間も良いものです。
ここしばらくご無沙汰ですが、京都のイノダコーヒー本店。
こちらの禁煙席の赤x白のチェックのテーブルクロスがかかっている窓際の席が大のお気に入りです。ここに座れた日は、もうこのうえなく幸せ。
本店のお店全体の雰囲気が良いです。お店に入ると、ご近所に住んでる常連さんとおぼしき年配の方々が新聞を読んでいたり、世間話に花を咲かせていたり。BGMは流れていないけど、かえってそれがいいです。
店の奥の席は、ほどよい緊張感がある静かな空間…。
考えていたら、とっても行きたくなってきました。
今のご時勢毎日があわただしく過ぎていきますが、一日のうち自分を見つめる時間、素の自分に戻れる場所って必要だと思います。
皆さんにとって、居心地の良い喫茶店はありますか?

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