映画「カサブランカ」のハンフリーボガートに代表されるように、トレンチコートはダンディズム・男臭さを象徴するコートだと思います。
コロンボのようにヨレヨレに着る事で、男の人生を語るにふさわしいコートであると思います。
愛用できるものを一着欲しいものであります。
アクアスキュータムを始めコートブランドは数々ありますが、アルバーノいちおしは「シーラップ」です。
超ビッグなブランドのOEMであることは有名ですが、イギリスのコートブランドのようにPRしているブランドではないので、「シーラップ」というブランドとしては知らない方が多いと思います。にもかかわらず、日本では約20年地道に売れ続けている隠れた名コートです。
モデル数が多いので選ぶのも大変ですが、このブランドの良いところはビッグブランドを手がけているにもかかわらず、日本の田舎の一店舗の為に昔のモデルでも少数でも作ってくれることです。
写真のトレンチコートは、サイズバランス・シルエットが絶妙で、ライナー付で一年中着られる一品です。人生を語るにはもってこいのコートだと思います。
3連休初日です。皆様如何お過ごしでしょうか?
今週末もサンプルがどっさりです。
ようやく暖かくなってきて、春物を探しに来られるお客様も多いです。
お洒落したくなりますよね。
ビジネスマンの方々 4月から気分一新カッコイイスーツで、仕事いってみよう!ではありませんか?格好良いスーツは、あなたの心強い味方になりますよ。
アルバーノはスーツ屋なので、スーツには自信あります。
おまかせ下さいませ!
*アルバーノでは、スタッフ募集中です。イタリア服に興味のある方お待ちしております。詳しくは店長まで。
今回はイタリア服を扱うアルバーノが、店のテーマ音楽としてヘビーローテーションでかけている、イタリアのシンガーソングライターの紹介です。
ナポリ出身のジョー・バルビエリというソングライターで、これが素晴らしい。
2,3年前から世界で注目され始めたばかりですが、「カエターノヴェローソがイタリアで生まれていたら…」というキャッチコピー通り、その甘い声は最初聴いた時、ボリオリのJKを初めてはおった時のような衝撃でした。
今回紹介するのは、最新作で「夢のような家で君と」
題名から想像する通り、一流のバリスタがいれたエスプレッソのように甘美なロマンスが漂っています。
前作も素晴らしいので、是非沢山の方に聞いて欲しいアーティストです。
去年の秋に、ボリオリ・ドーヴァースーツをお買い上げいただいた県外のお客様が、仕事で富山に来たから。ということでお店に来て下さいました。
電話でのやりとりでしか存じあげなかった方ですが、今日お会いできてとても嬉しかったです。若い頃にずっと文通していた人と会った時の様な感じ?でしょうか。
私達 ホント機械オンチでインターネット??って感じでしたけど、こうやって人の輪が広がっていくのは、嬉しいことですね。
20年前、当時はフィーゴさんから洋服を仕入れていました。ある時ショールームの片隅でぽつんと置いてあるフェリージを見つけました。
当初モデルは、現存するP3・P4、レディス輪っか(9332)、メンズダブルポケット(1908)等数点しかありませんでした。
お客様からはナイロンバッグなのになんでこんなに高いの?!って言われるし、使い込むといい味がでてくるという事をうまく伝えられず、大変苦労しました。
10年程前から雑誌に取り上げられるようになって、時代は一変。気がつくと、東京のあちこちでフェリージを見かけるようになりました。
フィーゴさんのポリシーである「無名だけど一級品」から、メジャーブランドにとなったのです。
昔から大事に売ってきた僕達には当然うれしさはありますが、何か寂しさを感じた事も事実です。フェリージの良さは「自分好みに育てていく宝物」というところだと思います。
有名ブランドバッグのような強い主張がなく、どんな洋服にも寄り添うように服を引き立たせてくれる「名脇役」という事だと思います。
今 フェリージのオーダーを考えていますが、残念なのは昔ほどナイロンの色、レザーのセレクトが出来なくなった事です。(どこも画一的なものになっている)
それでも数モデルでナイロンとレザー、レザーとレザーと自分でコンビネーションを選べるものがあるので、アルバーノでは出来るだけ他のショップにはないような、自分だけの宝物にできるようなフェリージをセレクトしていきたいと思っています。