6月そろそろ梅雨の季節です。皆様如何お過ごしですか?
僕達の商売も新しい商品の入荷も少なく、店内にある商品を眺めては早く一人立ちしていくことを願っております。と、同時に来春夏の商品構成を考える時期でもあります。来春夏の構成?早いでしょう。どうしましょうか。今は順調でも来年なんてわかりません。不安と背中合わせです。今年の状況と過去の状況を踏まえながら、僕達の売りたいブランド、内容をつめていく。常連さん達が要望する商品、初めての方向けのベーシックな商品も盛り込む事も必要。
大幅な路線変更はないけれど、いつもと同じというのも店に活気が感じられず、僕達自身もマンネリ化してしまう。
2013年プレコレクションを見に先日東京へ行ってきました。代理店で新作商品と対面するまでの何とも言えない気持ちの高揚、期待感。そして、緊張感。何年この仕事をやっていてもスリルとサスペンスです。いろんな事が頭をよぎります。何か新しい変化があるんだろうか?あおの人気商品は今回もあるのか?そして、心のトキメキはあるのか?そうなんです。一番大切なのは、トキメキ感なのです。
新商品へのトキメキは勿論ですが、何か目に見えない空気感、匂い、トキメキ。その時の興奮、脳からアドレナリンが出るような気持ち良さ。
その感覚は、その日一日は続きます。深夜ホテルの部屋で思いだし、妄想します。来春夏の店内の構想。勿論その商品をお客様におススメしている光景。
僕の場合代理店さんで直接オーダーを入れることは少ない。仮オーダーして、締め切りまで悩む。深夜ホテルで妄想に出てきた時がリアルオーダーの時です。僕達は物売りです。クリエイティブな仕事ではありません。自分達で作り出す訳ではありません。ただ、セレクトは独創的な世界です。
僕達の目利き、感性の結集です。僕達が新作商品を見に行く感覚は、お客様がシーズン最初に来店される気持ちと似ているのかなぁ。
機会があれば、お客様展示会同行ツアーでも企画しますか?興味のある方多いんじゃないかな?一般の方なら僕達の数倍ときめかれるんだろうな。5人位ならお連れしても大丈夫かな。しかし、いまだかつてそのような光景を見たことはないです。僕達も仕入れの予定額をオーバーしそうです。
コレクションを見た後トキメキが無かった時?勿論あります。いやその方が多いかも。その夜はホテルで夜景を見ながら、ただただ音楽に浸っています。
いきなりなんじゃこの写真??と思われた方も多いでしょう。
今日・明日と富山は夏の訪れを告げる日枝神社の夏祭り、「山王さん」です。
写真は、日枝神社の神主さんがお神輿祈祷に来られた時のものです。
あとは昨年もご紹介しましたが…、
お神輿オンパレードです。他にも女神輿や子供神輿等々。
景気のせいか、露天商の数も年々減りつつありますね。昔なつかし綿菓子の店がない!お面屋さんやヨーヨー釣りもすっごく減っている。型抜きもないみたいだぞ。ちょっと寂しいような…。
目についたのは、ベビーカステラの屋台。毎年露天商の中の流行り?を山王さんで知りますが、今年はベビーカステラだったんですね。
そんな私が今年お祭りでやったこと。それはですね…、
コンピューターとあなどるなかれ、最後にパンチパーマのオジサンが実際に手相もチラっとみてくれて、これが結構当たる!!と巷では評判なのだ。今回はめちゃめちゃいいこと言ってくれました。一度やるとハマります。周りではここで年に一度占ってもらうのがお楽しみ!という人も多いです。そして、まだありますよ。
氏神様の山王さんへお参りに行って、おみくじをひきました。いつもは初詣の時だけひくんですが、今年はなぜか虫の知らせと言うかなんていうか…。
最近私が感じていることがズバリときました。びっくりです。
ちなみに、今年のお正月のおみくじはと言いますと…。
大吉女と呼んでくださいませ。折に触れ感謝することいっぱいです。
アルバーノを応援して下さる皆さん、この場を借りてありがとうございます!!
皆々様、お久しぶりです。アルバ子でございます。如何お過ごしですか?
気がつけば、木々の緑がまぶしい季節ですね。気持ちが良いです。
さて、水・木曜日と展示会出張へ行っておりました。
今回の出張も多少のハプニング?はありましたが、無事に終了しました。
アルバーノの出張と言えば、深夜の高速バス。今回はいつも以上に体が痛い、手足のむくみもひどい。
お店を開けるまでの1時間ちょっと仮眠をとりましたが、爆睡。これってどういうことなんだろ?
確実に私は老いているという証拠??なんのなんの頑丈がウリの私。鼻息荒く頑張ります。
が、やっぱり高速バスは苦手。ちょっとでも良いから快適に過ごしたいもの。
いいアイディアお持ちの方ぜひ教えて下さい。
今回の出張での嬉しいサプライズ。
フィナモレの社長、シモーネさんに会えたこと。
時差ボケで大変!!って言いながら、笑顔・笑顔。素敵なオジサマです。
そして、やっぱりイタリア人だから??とりあえずDONNAに分類されるアルバ子にとっても優しかったです。(よかった、女性に見てもらえたようだぞ。)
せっかくお会いできたので、ずうずうしくいろいろリクエストしてみました。即答で全部O.K!
言ってみるもんですね。どんなお願いをしたのか?って、それはヒ・ミ・ツ。お楽しみに!
グラッツェ ミッレ!シモーネさん。これからもアートな格好良いシャツ作ってね!
「carlos aguirre grupo」
昨日に続いて超緊急アップです。今日5/14(月)23:00からBS1で放送されている地球テレビ「エルムンド」に、アルゼンチンの至宝カルロス・アギーレが生出演します。是非多くの方にみてもらいたいですね。こういう一般的に知られていなくても、感性にあふれた天才ミュージシャンがテレビでナマで見られる。幸せです。エルムンドに感謝です。
カルロス・アギーレ。現代フォルクローレの精神的支柱として、幅広く支持を得るコンポーザー、ピアニスト、シンガー。という肩書き。アルゼンチンの伝統音楽に根ざし、そこにジャズやクラシックのハーモニーを取り入れた音風景です。
先週愛聴盤でメルセデス・ソーサをご紹介しましたが、アルゼンチンがマイブームの僕にとって、とてもタイムリーな今回の来日。ナマで見たいのですが、ライブが行われるのは今週で来週出張予定の僕達は、一週ズレちゃいました。(もし予定があっていたとしてもチケットはとれたかな??)
最新アルバムが出たばかりですが、残念ながらまだ聴いていません。というより2000年のこのアルバムしか聴いてません。しかし、それだけでも素晴らしさは十分伝わってきます。アルゼンチンの雄大な大地を思わせるスケールの大きさの中に溶け込む叙情的なギター、ピアノの調べ。暖かな感情にあふれ澄み切った透明感ある音色は、心を浄化してくれます。音のマジックです。
クラシック、フォルクローレ、ジャズのとけあった世界はジャンルを超越し、どんな方にも安らぎを与えてくれるでしょう。
このジャケットのくりぬかれた真ん中に描かれた水彩画は、本人が描いたものだそうです。アルバム1枚1枚それぞれ違うらしいです。
とりあえず今晩の23:00、エルムンドに注目ですよ!
緊急アップします。アルバーノのシャツコーナーの片隅に、ひっそりと置かれていたフィナモレのスポーツシャツ。何故片隅にかと言いますと、皆様お察しの通り数年前に仕入れたものであります。新着情報であげると、ウソつき呼ばわりされます。実は前からブログに書こうと思っていました。モデル名は忘れてしまいましたが、現在のフィナモレのコレクションにはありません。このモデル、衿腰は低いセミワイド、そしてプルオーバーなんです。いろんなブランドからプルオーバーシャツは出ています。しかし、そこは人気フィナモレの独自のテイスト。これは着てみないとわかってもらえないですね。前開きシャツならサラっと羽織ってもらえるのですが、プルオーバーは着にくい為試着される方もいないまま時が過ぎました。サイズは38が2枚。
最近ついにその片隅の名シャツを見初める相棒が現れました。タイトな肩周り、クタっとした洗いの雰囲気、低い衿を軽く立たせる。お客様も一目惚れ。リピート率88%?(誰が調べたんや?)を誇るフィナモレのシャツ。一度に2枚の大人買いです。ようやく完売です。
別れの時はやってきます。プルオーバー君から僕へ。
「裏のストックに連れていかれてもおかしくなかったのに、売り場の片隅にでも置いてくれて嬉しかった。店長が見捨てないでいてくれたから僕も頑張れました。これからはご主人様の上半身、晴れの場で、アルバーノ出身の僕の存在をしっかりアピールします。長い間お世話になりました。」と、言い残しアルバーノを卒業していったとさ。いい話じゃありませんか。仕入れ親とシャイなシャツ君の信頼感。即戦力もいれば大器晩成もいますよ。
お別れにプルオーバー君の姿を写真に収めておきました。サイズは僕には少し大きいけど。先に購入されたお客様のリクエストの声も聞こえてくる。このプルオーバー君と7分袖のシルヴァーノ君と共にもう一度アルバーノのフィナモレコレクションに入れようかな。
あなたの知らない隠れた名品は、店の片隅にひっそりと置かれているかも知れませんよ。