ここ数年ベルトはフェリージ一筋で勝負しております。
バッグや財布に比べると、思いのほかプライスもお手頃です。
フェリージのスタートは、ベルト屋から始まっているのもその理由のひとつかな。非常にファンも多くリピーターも続出しています。
一番目は、超人気者オーバルのバックルにアンティーク加工した武骨な皮がベストマッチのカジュアルタイプ。何度入れたことか。入れても入れても売れていきます。色はコーヒーとコニャックの2色。
二番目は、優しいバックルにバケッタレザーの上品なタイプ。ON・OFF問わず使えます。ブラックとダークブラウン。
ラストは、ヌバックのアンティーク加工が独特な雰囲気です。表面のムラがいい感じ。ダークブラウンとミディアムブラウン。
是非一度お試し下さい。
色気あるいいシャツには、色気あるいい男が似合うのであります。
という事で、シャツはアートだ第一回はロック界から“ローリングストーンズを葬られた男”伝説のリーダー「ブライアンジョーンズ」とイタリアンシャツ界のフェロモン全開野郎、フィナモレ・セルジオのツーショットからスタートしましょう。
ブライアン、セルジオ共に恰好良すぎます。ロック好きのあのキムタクがイメージしたビジュアルはこの男だったとか。
今日のフィナモレ、選んだアートは全てストック生地なんです。新作生地は、最近の世間の傾向なのか、イタリア人の気分なのか、フィナモレの好みなのか、やはりチェック柄が圧倒的に目立ちます。
要は僕好みのストライプが少ないのです。当たり前ですが、ストライプは縦の線のみ、チェックは縦と横の線ノハーモニー。チェックのバリエーションは多種多様で楽しいです。
ストライプは流行らないの?そんなことはないでしょう。日本では、ストライプ派の方も多いと思うんだけどなぁ。とにかくストック生地に掘り出し物を探します。
1枚目。どうですか。鮮やかでしょう。主張は強いですがこれくらいのピッチ好きだなぁ。色違いもあれば絶対入れてたんですけど、確かこのブルーのみでした。細いロンストは定番で仕入れております。今度ご紹介します。
続いて、これも懐かしい感じのストライプです。昔はよくありましたが、最近ありそうでないんです。ブルー系に白のライン。おとなしい印象ですが、長く愛用できそう。さりげなく憎い脇役。
そして、ラストはストライプではありませんが、パープルピンクのダイヤ柄ドビー。これ私大好きです。白っぽく写ってますが、ほんのりパープルに染めてあるビミョーな色。遠目には白っぽいが、近づくとパープルとダイヤの柄が浮いてきます。こういうファブリックこそアードを感じます。
と言う訳で、今回はストック生地でまとめました。これ以外にもストック生地、まだ入れてます。
今の傾向とはちょっと違うかもしれませんが、オールドファブリックもいいもんです。
ローリングストーンズ、ミックジャガーよりブライアンジョーンズですよ。
首を長~くして待ってましたよ。じらし過ぎですよ。アマンさん。
ちょっとヤキモキしてました。それだけ期待が大きいということです。フィナモレスポーツシャツ、相変わらずの人気者です。
いくらスーツ屋と言ってもシャツがないと話になりません。まるでクリープを入れないコーヒーのようです。(古い!まだ使うか。もっと新しい表現があるだろうが!)
さぁ、スプリングコーディネートの始まり。始まり。これを見ると皆様のイマジネーションもふくらんでくることでしょう。
衿のモデルは、ほとんどSERGIOです。
そして、今回隠し玉が2つあります。1つはまだ入荷してません。
もう1つは、昨秋ちょっとご紹介して反響があった「クラシックボタンダウン」(衿高モデル)です。
今回入荷している柄は、無地・ギンガム・ロンスト…定番モノからチェックでも新鮮な感じなもの、クレリックもあります。素材はコットンが中心ですが、リネン混も少々入荷しております。
今回のアートは、バリエーションに富んでいます。ピンときた方は、ドンッ!といって下さい。悩める人は悩んで下さい。そして、大きくなってください?
来店できる方、どんどん試着しに来て下さい。やっぱり着てみるのが一番です。
「店長、どれ似合うかな?」甘えた声で囁いて下さい。
私、そちらの気はないと思われますが、素直に誠実にお答えしたいと思います。
2月に入って春物の入荷が始まり、店内も少しずつですが春めいてまいりました。
僕はと言えば、例によってお気に入りCHET BAKERのB.G.Mに酔いしれながら、デ・ニーロなんかをきどって?新着の出来映えをチェックします。
楽しいですね~。ドキドキですね~。仕上がり具合はどうだろうか?
この緊張感がたまりません。毎回言っておりますが、イタリア服、いつものモデルであっても袖を通してみるまでは、何が起きているかわかりません。微妙な変化やちょっとした変化は茶飯事です。
だって、展示会のサンプルサイズは大きすぎるし。(何とかして欲しいなぁ。)
担当者は、「サイズ感は変わっていないと聞いてます。」としか答えないし。(事実なんでしょうけど。)
過去の幾多の経験からサンプル自体を信用していない自分がいます。とにかく出来上がってみないとわからないのです。
まぁいい変化ならハッピー。しばらく鏡の前で陶酔です。悪い変化なら大変。全身鳥肌、冷や汗タラ~ッ、落ち着きがなくなります。
そのくらい新入荷のファーストインプレッションは気合いが入ります。
今日はボリオリDOVERの検査です。マイサイズを試着して鏡に姿を映して、スタイリング、バランスをチェック。その印象で大体はわかります。そして、脱ぐと店内にある秋冬シーズンの同モデルとサイズを比較します。いくつか測ります。その数センチ、数ミリの違いが服の印象を変えるので見逃せません。スーツ屋たるもの、ジャケット・スーツには必要以上に慎重になりますね。
前置きが長くなりましたが、今日は春夏物第一回のご紹介。ボリオリDOVER。サイジングなんですが、肩幅・ボディは昨年から変わってないですが、着丈が1㎝は短くなりました。(勿論個体差はありますが…。)コンパクトでシャープな印象です。
まずは、綿麻素材。気持ちブルーがかった杢調グレー。リネンのネップが出ています。ONにもOFFにも着回しO.K.
続いて、もう何の説明もいらないでしょう。ボリオリの名を日本に広げ、楽ジャケブームを作った名作ネイビーのホップサックです。
しかし、ボリオリDOVERの艶やかな曲線美。今回のボリオリ、一段と研ぎ澄まされてます。
詳しくはまたブログに書く予定です。
1月も終わりに近づき、どのお店も冬物SALEと同時に新しい春の花が咲き始めていることでしょう。
「アルバーノに春はまだ来ないのか?」
そんな声、問い合わせも頂いております。予定通り先週ようやく春夏物の第一弾が入荷しました。
ボリオリがまずまずの量。ガイオラ・今季初登場のタリアトーレが少々という状況です。
例によって、秋冬物がまだ売り場を占めていることもあり、春夏物を展開するスペースがとりにくいのですが、なんとか押し込みました。
31日(木)から、徐々にお披露目できる予定です。
現在のところ入荷しているのは上記のブランドのみですが、カジュアルの方もこれから続々と入荷してくると思います。
新入荷の商品は、ゆっくりとご紹介していきたいと思います。