今日はエリコ・フォルミコラのシャツです。エリコは、数年前よりアルバーノのドレスシャツのメインブランドとして扱っております。
「シャツはアートだ」では、素材や柄でアートなものをチョイスしてご紹介します。
まずは、ホリゾンタルカラーの衿型M5から2型です。
白ベースに小花にも見える、クローバーのプリントが可愛い柄。写真の様にタイドアップして、スーツに合わせてもお洒落。細かい柄なので、そんなに目立ちません。
次は、紺ベースに細かいドットプリントです。洗いがかかっています。これもスーツ・ジャケットに合わせると色気があります。
そして、ブルーのチェック柄ですが、衿はワンピース(開襟)カラーです。この衿型は2年位扱っているんですが、あらためて衿の恰好良さに惚れ直しました。タイドアップもO.K.ジャケットのインナーに普通に第1ボタンを開けて。これから寒くなりますが、第2ボタンをはずしてオープンにした時の衿の表情がすごくいいんです。ありそうでない。
ワンピースカラーと言えば春夏のイメージですが、これならオールシーズン使える素材です。とにかくエリコのワンピースカラー「LUCIO」。これからアルバーノあげて大プッシュしまっせ。
「ボリオリ」の名をワールドワイドに知らしめたのは、Kジャケットであると雑誌には書いてある。高級素材を洗い、しかも染めてしまうという掟破りの発想は業界に衝撃を与えた。
僕も初めて見た時の驚き、恰好良さは,今でも忘れることはできない。そして、それが30万円というプライスも忘れることはできない。
いかにそれが革新的であっても、一般人が手を出せるプライスではなかった。富裕層はラグジュアリーなデザイナーブランドを好み、ボリオリのような裏方、ファクトリーブランドには興味はなかっただろう。じゃあ一体誰がカシミヤKジャケットを着ていたのか?
実際ボリオリの人気を世界的にしたのは、その数年前に出たコットンのガーメントダイ、COATモデルである。アメリカ・ヨーロッパで火がついた。ボリオリのプレスの担当者もそう言っていた。(僕が言わせたのか?)
10年以上にわたりボリオリは、マイペースでガーメントダイを名刺代わりに売り続けた。いろんなブランドが同様にガーメントダイの商品を出す。ボリオリは「フェラーリをコピーするようなもの。かえってウチの価値が高まるよ。」と、強気な発言をしていた。
ただボリオリCOATモデルから、ウール素材は出ていなかった。それは高級ウールの洗い「Kジャケット」と区別していたからだろう。
そして、今秋遂にボリオリからウール素材のCOATモデルが登場した。
待ってましたよ。よくぞやってくれた。出来映えも素晴らしい。見た目はKジャケットと変わらない。柔らかさはKジャケットにはかなわないけど。¥98000.ちょうど良いプライスだ。無地2色。(色違いのはずなのに、なぜかほとんど色が変わらない。)チェック1色が入荷した。
ジャケットのオブジェ。COATモデルはコットン素材をヴィンテージ感覚で着まわすのがいい。この新作ウールのCOATモデル、言うなれば庶民的Kジャケットは、上品に端正に着るのもいいし、ジーンズ等に着古した感じに合わせてもいい。どう着るかはあなた次第。
ボリオリが打ち出した新しい勝負服ですよ。祝・ボリオリウールCOATモデル。
お洒落の中でも一番わかりやすくPRしやすいアイテムと言えば、アスコット、ストール、マフラー首に巻く物です。
シャツの衿と同様顔に一番近い訳ですから、イヤでも目に入ります。巻き物のセンス1つで印象が変わるのですから手抜きは厳禁。
今日ご紹介するのはフィオリオのストール。巻き物も沢山ブランドが出てますが、それぞれそのブランドのカラー、雰囲気を持っています。
フィオリオはポップさ・可愛らしさ・お茶目さはありませんが、大人のシックな色使い、雰囲気で勝負します。男女は問いません。
今回の9点のうちペイズリー柄がウールですが、あとの8点は全てベースはモダールです。ここ数年人気のモダール。巻いた時のしっとりとした優しい肌触りと軽さでロングシーズン使えるのが良いです。今から春まで違和感なく使ってもらえますよ。
勿論真冬はアウターに合わせて、上品にさりげなくフィオリオワールドが広がります。
10月も中旬。ようやくジャケット、アウターが主役になる季節到来です。シャツはインナーになってきますが、名脇役として主役を輝かせてくれるでしょう。シャツはアートだ、フィナモレ・セルジオです。
まずは、前回ブルーが好評でしたロンドンストライプ。今回はグレー。まさに名脇役にふさわしい渋い役どころです。
続いて、ジャケットのインナーでもバリバリ主張しますよ。ブルー×白のブロックチェック。インパクトのある爽やか君。ニット等からチラっとのぞくのもいいかも。
最後はシックなマイクロドットのグレー。ライトグレーが一枚欲しいという方には、もってこいの脇役。白シャツの印象とは一味違います。
ガイオラのジャケット今日はアンコンではなく、ナポリモデルの紹介です。いいファブリックは早目にオーダーしないと品切れになってしまいます。
今回も結構オーダーしたんですが、半分近く品切れ、キャンセルになってしまいました。いい素材があったんですが残念です。
まずは、ネイビーベースにブルーの大柄チェック。同色のチェックなので、目立ち過ぎずクールなチェックです。
続いて、グレーベースにブラウンのグレンチェック。アルパカ30%混のソフトな素材。大人のシックな色気が香ります。