どんなに気に入っても、各サイズ1点を基本として入れることが、当店の主義。
その分種類を沢山入れたい。
欲張りなヤツ。商売ベタ。
担当者:「数はどうされますか?」
僕:小さな声で、かわいらしく、「各1で…。」
ミニマムがあるものは、中心サイズを2、3点いくこともありますよ。
ただ、このコートだけは、生地の残りに限りがありました。
他の生地でメインモデルとして、このモデルに使われていたんだけど、「ヤダ、ヤダ、去年の生地がいいっ!」と駄々をこねて、泣いても、笑っても、残ってる生地の分だけオーダーさせてもらいました。
シーラップの2、3年前に出たモッズコートですよ。カッケ~!
どこから見ても、シーラップ魂が炸裂。マスターピース。
確か、昨年も入荷早々に紹介して、即 完売。
その後も問い合わせが殺到してた。アイツですよ。
あの時の皆さん、買えたのかな?えっ?ダメだったって?!さぁ リメンバー、ラストイヤー。
ウチも定番に昇格させたいんだけど、この生地でね。
ちなみにモッズと言っても、ルーズなタイプじゃございません。
タイトなモッズ。織田裕二タイプとも違う。「さらば青春の光」のスティングとも違う。
シーラップ目線のシーラップしか作りえない武骨でシャープなSEXYダイナマイト!
そんな訳で、なくならないうちに紹介しないとね。
色は、ブラックとブラウン。
ライナーはダウン。脱着できる。あったかいっスよ。
インナーをはずせば、シーズンレス。
ジャケット、スーツの上に、Tシャツ、ニットの上に羽織るだけ。
再度言いますが、この生地でこのモッズコートは、ウチにあるだけです。
争奪戦になること必至。
手に入れた者は、ヴィクトリー!
アルバーノの顔である、人気者「シーラップ」が入荷いたしました!
予定の70~80%くらいの入荷です。
今回も内容はワンパターンかもしれません。
でも、傑作モデルは、変わらなくていいんです。ご安心下さい。
去年悩んで買いそびれた方、色違いが欲しい方、くたびれたから買い替えをお考えの方…、シーラップは基本変わりません。
いつものアルバーノモデルも健在です。
モッズコートはムリ言って、アルバーノが希望する生地で作ってもらいました。
色はブラックとダークブラウンの2色で、各サイズ1点ずつでご用意いたしました。
こちらは早めにチェックされた方が良いと思います。
アルバーノを支えるイタリア スタイリッシュコート。
ご来店、メール、TEL お待ちしております。
何やらアルバーノのクロージングコーナーには、黄色のハンガーにかかった服が増えてきたようだ。
なんたってアルバーノの重衣料コーナーは、増殖が早いのだ。
気がついた時には、縄張りを広げコーナーを占領している。イエロー旋風。
その正体は…、GABO。ガボ、ガボ…。
この春 売れる服の方程式が、僕流の勝手な解釈で解かれたんだけど、皆さんには伝わらなかったよね。自分でタイトルつけといて、一人で結構 苦しみもがいてたもん。
まぁ いくら称賛の言葉を並べようと、実践にかなうものナシ。
「いやぁ~、ナポリの服作りって、奥が深いもんですねぇ~。」
なんて 古い映画評論家きどって、知ったかぶりに勢いで言ってるんだけど…。
ハンドあり、マシンあり、ハンドとマシンの融合あり、ドレープ感の差、ミリ単位で違ってくるフォルム。
ナポリのジャケット作りは、面白いということは間違いない。
当店のクロージングコーナーは、ナポリ臭が充満してきた。
デ・ペトリロは柔軟性があり、いろんな引き出しを持っている。
ずっと見てきたけど、真面目で研究熱心だよね。
今はなかなか僕らのワガママも通らないブランドになったけど、大好きなブランド。
願わくばもう少しプライスをなんとかしてくれんかなぁ。
ファクトリーというスタンスでは、GABOはペトリロと似ている。(クラス感も。)
GABOは、古い伝統を頑なに守る一途なブランド。ブレのない完成度と高いコスパは、ヨーロッパでも人気がある。
台風の目は、TITOだろう。ちょっと問題もあったけど、確実に成長してきている。
今日はGABOの第1回目。今春初めてジャパンフィットが登場したんだけど、ちょっと肩がタイトで合わない方もいた。
今回 肩回りを若干修正し、より万人ウケするジャパンフィットモデルが完成。
どうだ、これで怖いものなんてないぞ。ヤンチャオヤジのジュゼッペとジャンフランコのにやける顔が目に浮かぶ。
今日は、ジャケットを2マーク。もちろんジャパンモデル「VESUVIO」。
まず、ネイビー×ブルー×ブラウンのチェック。細かめのチェックでダーク。
しかし、今回の肩のイセ込みはすごいねぇ。ビューチフル!
もう一つは、スモーキーなミディアムブルーと言いましょうか。中厚の素材。
胸のドレープとダブルステッチがいいハーモニー。
さぁ GABOのイエロー旋風。どこまで増殖していくのだろう。
やはりナポリの服は、アートだよ。デザインじゃないよ。
作りがアートだ。僕も詳しくは説明出来ない。
でも、感じるんだ。それが大事だと思う。
毎年、毎シーズン、入荷した服を、とっかえひっかえ袖を通しては、酔いしれる。
沢山の人とこの感動を共有したい。
嬉しそうなゲストの顔を見たいが為、売り場に立つ。
それが物売りの本望だよ。
服は見ただけじゃ何も語らないよ。着てみてこそ、饒舌になる。
やはりナポリを体験すると、服の奥深さがちょっとわかる気になる。
マシンで淡々と作られる工業製品とは何かが違う。
職人の手仕事が入ると、表情に人間味をおびてくる。
それがいい。
デ・ペトリロは、ナポリサルトの片鱗を見せてくれた最初のブランド。
知名度は上がっているけど、アルバーノはいつものやり方でオーダーする。
今日は、秋冬の1回目。定番のジャケットを2マーク。
アンコン、NUVOLAラインのANACAPRI。
深いミックス調のネイビー。以前にもやったことある生地。
しなやかな風合いは、手仕事の証だ。
着ると色気タップリの顔つき。
もう一つは、秋冬にしてはもっとも薄手のホップサック、ネイビー。
ロングシーズン着用可。このあたりの生地なら何枚あってもいいな。