もう12月か。大黒柱には変わりないけど、デ・ペトリロを紹介してなかったなぁ。
もう僕のエネルギッシュな汗ほとばしるような熱いプレゼンは、いらなくなったようだね。
「未完成の美」やら「アルバーノ組副長」なんて、好き勝手書いていたからな。
今は立派に完成されたナポリの雄だよ。俺の出る幕じゃないか。
でも、このブランドのおかげでテーラードの奥深さを知り、ナポリを感じ楽しく勉強させてもらった。
人気ブランドLやTをやめて、このブランド一本にかけたことに悔いは無い。ここまでスリルとサスペンスの連続だった。
勿論 これからもよろしくです。
今回は全てアンコンモデル、ANACAPRI。それもネイビー縛り5マーク。
なんだかんだ言ってもネイビーは売れる。黙ってても売れる。隠してても?売れる。
紺ジャケの定義は果てしない。♪あ~あ果てしない 紺を追い続け~♪(クリスタルキング。古っ!)
イヤ、ホント紺は永遠よ。僕には僕の紺がある。君には君の紺がある。
紺ジャケを制する者は、商いを制す?
ファブリックはキリなしとして、問題はカタチ。シルエット。
アンコンもいろんなキャラがあるからね。シャツやニット調アンコン。
手頃なプライス。北のアンコンはスマートな香りがする。
ナポリのアンコンはどうかな?ナポリにアンコンは必要ナシ。構築的に作ってもアンコン調。
やっぱり手にこだわるからね。ただ、このペトリロはアンコンに情熱をかけてきた。
興味ある方はどんどん聞いてね。今回のこのANACAPRIは、完成形だろう。
試したことが無い方は、是非試して欲しい。
そんなネイビー5連発。全て同じ形だけど、生地の性質で雰囲気が全然違う。
まずは、ちょい肉厚の濃紺。細かい織り感のあるウール。
2着目、これは紺らしい紺。よく見るといろんな色がミックスしているウール。
今回の中で一番柔らかく軽い生地。
3着目、ポリ・ウール素材でギンガムの柄を上から紺で染めたような面白い生地。張りがあるから長いシーズンO.K。
4着目、細畝のコーデュロイ。コットン100。ちょっと明るいネイビー。
5番目 以前にも一度やったデニム調のバイヤス織り。コットン。これも着s津は長く着用可。
たかがステンカラー、されどステンカラー。シャツ襟がついただけのコート。
いろんなステンカラーがある。何が美しい?何が恰好イイ?
デザイン?襟のバランスくらいだろう。全てはシルエットが握る。
ポールウェラ-がスタイルカウンシルのレコードジャケットで着ているステンカラーが、やたらと称賛される。ロック少年の僕宇から言わせてもらうと、あれはジャケのポールウェラーが白いステンカラーを颯爽と着ている姿がいいのだ。80年代、大ヒットアルバム、カッコイイ
ポールウェラー(ジャムも好きだよ。)、白のステンカラー。そんなイメージが伝説化する。
服屋的に言うと、英国Mのゴム引きステンカラーは名作だろう。Aラインシルエットの代表作。
僕も学生時代から黒のウールギャバジンのステンを愛用していた。
トレンチや他のコートと違って、ステンの魅力はシンプルさ。
毎年必ず(1年だけ出来なかった年がある。)紹介しない訳にはいかないのが、シーラップ・ウールステンカラー、アルバーノモデル。
シーラップにもステンカラーのモデルは沢山ある。勿論どれもいい。
だけど、このステンカラーはステンカラーの域を超えている。
僕は、このコートをステンカラーと認めたくない!いつもいつもそう思って試着する。
完全にこのステンに僕の魂は乗り移っている。長谷川モデルと呼んでいい?(僕がデザインした訳じゃないけど。)
これは外套のオブジェだ。素晴らしい服に過剰なデザインは必要ないんじゃないかな。曲線の美学。
残念ながらどんな写真で見せようが、この美しいドレープを伝えることは不可能。
これをシーラップの名作だなんて言いたい訳じゃない。
コート作りに情熱を注いできた百戦錬磨のシーラップ社だけが作りえるオンリーワン。
ちょっと大きめの襟。セットインラグランの肩回りの着やすさ。
メルトンのネイビーとヘリンボーンウールのチャコール。
ポールウェラーのステン、英国Mのステン、そして、シーラップ・アルバーノモデルのステン(ステンカラーと認めたくないけど。)
魅力は着た者だけぞ知る。
今日の立山連峰はきれいでしたよ。夕方 直しをとりに運転していると、山が夕陽でピンク色に輝いてましたね。正面に見える剣岳。日々違って見える立山連峰。
これが、富山の醍醐味なんです。
さて、10月28日にシーラップNEWトレンチ、カーキ色を紹介して、1か月経ちます。
少し遅れましたが、長年続くアルバーノ定番トレンチの登場です。
サイズ感は、NEWモデルとほぼ同じです。
このサイズ感が自分は気に入っております。武骨なスタイリッシュトレンチ。
どうしてもトレンチと言うと、ちょっと大きめなものを武骨に着るイメージですが、タイトにスタイリッシュに着たい方は、シーラップのこのモデルがおススメです。
着丈もいい具合。NEWトレンチとの違いは、襟周りの雰囲気が違います。
10月28日にも比較しましたが、NEWの方がクラシックなデザインの襟周り。
この定番はスッキリとモダンな雰囲気。どちらがいいかは人それぞれでしょう。
ちょっとしたデザインの違いですけど、違う印象を持たれると思います。
素材は、カーキの色違い、濃紺、オフ白のピーチスキン。
濃紺でもうひと素材。綿・ポリストレッチの素材もあります。
毎年 同じことを繰り返してますが、「トレンチはどうも性に合わない。」という方こそ、着てもらい、トレンチの概念を覆したいと考えております。
ホント この僕もトレンチってガラじゃない、とずっと思ってましたけど、このトレンチと出会って新しい世界が開けた一人です。
ボロボロになるまで着込んでやるからな、大切な相棒よ。
先週末 緊急に連休しまして、ご来店された方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。
火曜日より通常営業しております。来週はプレコレの為上京することになっており、29日(水)・30日(木)と連休させていただきます。
さて、今日は新登場のイタリアンアウターブランドをご紹介します。
その名も「EQUIPE '70」。 70年代イタリアで流行ったアウターを現代的なスタイルにアレンジしています。
代理店で見て気になり試着してみると、これがまたタイト、スタイリッシュ。
これは間違いない、と確信しました。
特に、このエスキモーパーカー、これは定番化しそうな雰囲気。
中のボアライニングが、袖からすっぽり脱着できる。(これだけでは着られませんが。)
冬はムチャ温かく、春秋も軽く羽織れる。これは優れモノ。
恰好イイし、リーズナブルだし、ハードに使える。
表地は、撥水性高密度ナイロン。
色は、カーキとネイビー。そして、ボアの色もこちらで選べるんですけど、アイボリーにしました。
もう1モデルは、ちょっとロング丈な打ち込みの強い圧縮ウールのフィールドコート。
色は、ネイビーのブラックウォッチ。
これまたバランスがいいんですよ。とにかくトラディショナルコートをバリバリイタリアンスタイルで料理してます。これだけでも温かいのに、ボア(これはオプションでつけました。)までつけて完全防備。
こんなブランドが日本発登場なんて?!嗅覚に優れた日本が、今までこんなアウターブランドをほっといたなんて、ウソみたいな話。
先週末 緊急に連休しまして、ご来店された方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。
火曜日より通常営業しております。来週はプレコレの為上京することになっており、29日(水)・30日(木)と連休させていただきます。
さて、今日は新登場のイタリアンアウターブランドをご紹介します。
その名も「EQUIPE '70」。 70年代イタリアで流行ったアウターを現代的なスタイルにアレンジしています。
代理店で見て気になり試着してみると、これがまたタイト、スタイリッシュ。
これは間違いない、と確信しました。
特に、このエスキモーパーカー、これは定番化しそうな雰囲気。
中のボアライニングが、袖からすっぽり脱着できる。(これだけでは着られませんが。)
冬はムチャ温かく、春秋も軽く羽織れる。これは優れモノ。
恰好イイし、リーズナブルだし、ハードに使える。
表地は、撥水性高密度ナイロン。
色は、カーキとネイビー。そして、ボアの色もこちらで選べるんですけど、アイボリーにしました。
もう1モデルは、ちょっとロング丈な打ち込みの強い圧縮ウールのフィールドコート。
色は、ネイビーのブラックウォッチ。
これまたバランスがいいんですよ。とにかくトラディショナルコートをバリバリイタリアンスタイルで料理してます。これだけでも温かいのに、ボア(これはオプションでつけました。)までつけて完全防備。
こんなブランドが日本発登場なんて?!嗅覚に優れた日本が、今までこんなアウターブランドをほっといたなんて、ウソみたいな話。