♪都会では自殺する若者が増えている
今朝きた新聞の片隅にかいていた
だけども問題は今のパンツ…何があう?…♪
陽水の名曲である。確かに問題は今のパンツなんだな。んんん。
何を選べばいいんだ。雑誌にまどわされたくない。
店員の口車にのりたくもない。(時には信じることも大切ね。)
いや多様化してます。クラシコパンツ事情。
タック、プリーツと言っても色んなモデルがある。ノータック一辺倒の時代は終わった。
でも、タックパンツに移行していくこともないだろう。
タックが入る、入らないを気にするより、問題はシルエットだ。
ワタリ、ヒザ、スソ巾が作るハーモニー。
スリム、ゆとり、ワイド、大きく分ければ3つ。
それをトップスと掛け合わせることで、新しいスタイルを生む。
バブル期のタックパンツはデザイナーのもの。あのパットがっちりの広い肩幅に合うのは、ワイドでエレガントなタックパンツしかなかった。
今のタックパンツは、パンツ専業メーカーが作る美脚シルエット。
20年以上続いたノータックパンツをベースに作られたニューモデル。
だから、ノータックの延長線にある。怖がることはないさ。バブル期のタックパンツとは全く別物。
店側は、タックパンツを提案する。それは一つの選択肢。
ノータックのスリムが好きならそれでいい。新しく提案するタックパンツが気に入れば取り入れればいい。
ファッションは、自由だ。
いい意味で自分流を出したもの勝ち。
今日は、ジェルマーノのタックパンツ。スリム1タックとちょいゆとりのインタックの2モデル。
まず、スリムフィットの1タック。ノータックの同モデルとサイズ感は全く変わりナシ。写真一番上のシルエット。ウール、千鳥のミディアムライトとミディアム。
続いて、ちょいゆとりのインタックのモデル。
と言っても、ゆとりがあるのはモモ巾のみ。ヒザから下はかなり細い。写真二番目のシルエット。
ウール・杢調のグレーとコットン・ポリ・ストレッチグレー。
この2モデルは、タックパンツの一例です。
正統派トップスには上のモデル。デザイン系トップスには下のモデルがセオリーかな。それも基本的な話。
「おいおい、また俺の話題かい?こんなに出してもらっちゃぁ悪い気はしないけどさ。ようやく世の中が俺の腕を認めだしたってことだな。そりゃそうだろ、俺ほどのもんがいつまでもアルバーノでくすぶってる訳にはいかんからな。」
鼻息荒いっスわ。大器晩成。俺様の時代がやってきたと言わんばかりに、でかく出てきたね。
「頼もしいねぇ。あんたが入ると店の雰囲気が変わるよ。いつ見ても男前だよ。酸いも甘いも知ってるし、寸分の狂いもないサイジング。クラシックでもなければ、モードでもない絶妙な立ち位置。世界に一つしかないコートだよ。長年 可愛がってるんだから、俺にもなんか見返りチョーダイ。」
そんな感じで、シーラップが入って1週間が過ぎた。いつもなら余裕かまして、11月に紹介してるんだけど、ニューモデルなんかは早く紹介しないとなくなっちゃいそうなので、今年は早速紹介していくよ。」
今日は新しき定番かな。アルバーノでは初登場のモッズコート。シーラップのモッズは過去にも扱ってきたけど、今回のはカッチョイイ。
一昔前 ラグジュアリーブランドPのナイロンコートをプロダクトしたことで話題になったけど、それを彷彿させるようなナイロンモッズ。
アルバーノではクラシック定番をベースにしてきたけど、このナイフの様にキレキレにとんがったスタイリングもイイネ。グッドプロポーション。文句があるなら俺に言え。
家具で言えば、コルビュジェやパントンのヴィンテージ。ヨダレ タラ~。
コート職人集団シーラップ。地味で器用で玄人受け。
そんないきなり殿堂入りしそうなモッズ。
ブラックナイロン。裏には脱着可能なダウン。フードにワイヤーが入って形が変わる。
(自称フード評論家の我が相棒のお墨付き。)
360°回ってみてよ。今の新しいメンズスタイルに、今までのメンズスタイルに。
時代を超越するモッズ。
今日はこのへんにしとくよ。終わりがなさそうだから。
嵐のような金・土・日が終わった。金曜日朝 シーラップ20ケース到着。
店内に積みあがったシーラップタワー。圧巻そして、期待と不安。ザワ、ザワ、ザワ…。
100着弱に埋もれながら、悪戦苦闘。1モデル1モデルに袖を通し、毎年恒例の完成度チェック。
毎年のことであるが、ミニマルな美に酔いしれる。
そして、土・日。ここはまるでコートショップか?シーラップが飛び交う。ころがりっ放し。お客様試着しっぱなし。あるころから感嘆のため息。余韻に浸りながら東奔西走。アルバーノだけがウインター。
アレもいいけど、コレもいい。もうリンダ?迷っちゃう~。
「おいおい、そんなに飛ばすなよ。そんな人気者にならなくていいから。」
本音がもれる。複雑な心境。
有難いよ。うれしいよ。でも、シーラップはいつものシーラップのペースでいい。まだ秋は始まったばかり。異様な熱気を感じた3日間が終わった。
ここからが本題。今日はシャツはアート。
ギ・ローバーの新作。今回はカッタウェイの襟ではない。
少し角度がある正統派。丈は短く、シーズンレスで着られる。
ジャージーシャツと布帛のシャツ。
布帛シャツからダークブルーに同色のストライプの織り。100%コットン。
続いて同じネイビーのストライプ。これもコットン100。
3枚目 ブラウンのジャージーシャツ。ギ・ローバーお得意の鹿の子っぽい素材のシャツ。色は、ダークブラウン。
ラストは、白のジャージーシャツ。
安心感のあるギ・ローバーのシャツ。ジャケットのインナーはシックに合わせるのもいい。
気温もようやく20度に近づいてきました。
毎年 この時期になると連日TEL、メールで「シーラップの入荷はいつ?」というシュプレヒコール(同じ台詞を繰り返す)が起こるのが、風物詩となっております。
いつも9月末から10月アタマとお伝えしておりますが…、
明日 29日に当店に到着の予定です。
MEN'S全量、LADIESは1型を残して到着します。
一足早いシーラップの紅葉で、アルバーノは覆われるでしょう。
ただし、店内出す場所も考えておりません。
多少のスペースはとれそうですが、かなりお見苦しい状況、洋服のドンキ状態(シーラップがなくてもすでにそう。)になることは予想されます。
定番ロングPコート、アルバーノエクスクルーシブのトレンチコート、ウールステンカラーの他にもニューモデル、ダウン系まで充実したラインナップになる模様です。
それとご予約頂いている方には、すでに連絡は済ませております。
もし、「予約してるのに、まだ連絡がないぞ。」という方はお知らせ下さい。
追伸:エリコフォルミコラのシャツ、サンタニエッロのチェスターコート、アスペジダウンベスト、デ・ペトリロのステンカラーコートは入荷いたしました。
今季 アルバーノ初登場のequipe'70(エキップ’70)のアウターも、シーラップと同じく明日29日到着
いたします。
スタッフブログをアップしました。ぜひ読んでね。
まず、言っておくけど、僕は決してフィーゴの回し者じゃないよ。
だって、そんなにもらってないから。(ジョーク、ジョーク)
でも、ホント長い付き合いだから、アスペジ、ハンコックを皮切りに念願のクロージングが復活したことは、素直にうれしい。
オ・カ・エ・リ・ナ・サ・イ。
そして、お土産に持ってきたブランドに、僕はノックアウト。
イヤ、マジで期待していなかった。服の作りに詳しい訳ではないけど、イタリア服のスタイリング、フォルムに異常なくらい神経質な僕が、心を奪われたんだ。
イタリア服にかたくなにこだわり続けてきたけど、このプライスにしてこの雰囲気を出すとは…。
流石 フィーゴと言わざるをえない。(ホンマに回し者じゃないよ。)
どこがやろうがいいんだけど、こんなイタリア服は今までなかったし、巡り合わなかったもんなぁ。
そんなサンタニエッロ、まだお客様の顔は見えない。
いきなりブレイクも期待してないけど、少しづつでも日本市場に浸透していけば面白い。
僕の想いは、イタリア服初心者へのアプローチとしての価格戦略はモチロン、上級者の方にも生地によっては(エクスクルーシブも多い)、取り入れてもらえると期待している。
ちょっと思い切りが必要な色・柄でも、このプライスなら取り入れてもらえる。
今日は、ジャケット編。とりあえず1型2色。
モデルは、3ボタン・2パッチモデル。アンコン仕様。
後染めの柔らかなウール・ポリ素材。
色は、グレージュとブラウン。どちらも上品な色。
着方は自由。シャツ、カットソー、ニット何でもO.K。
リッチな大人の佇まい。