先週から始まりました。アルバーノ、デッドストック掘り出し市の第一弾。
お陰様で大盛況です!
今回はニット限定で売り場に出し切れない在庫を、1万円均一(低下2.5万~5万)で販売しています。
しかし、場所はアルバーノではなく、当店2FのCAFE 54です。
アルバーノを知らない、イタリア服に興味を持ってない方々に、当店のコマーシャルという意味を含めて、お茶をしながら見てもらうというCAFE 54とのコラボ企画です。
店主Mさんから持ち掛けられた話で、Mさんの感覚で勧めてもらってます。
1週間で50枚位は売れたんじゃないかな。予想外の反響に、こちらがビックリ!!してます。
特に女性が多く(これも一重にMさんの幅広い人脈のお陰ですが…。)、一般の方々はイタリア製の洋服に触れる機会があまりないせいか、「これは旦那に、これはお父さんに、これはちょっと大きめだけど自分で着よう。」なんて言ってまとめ買いされる方も多いです。
この企画今週いっぱい(14日まで)の予定です。
第二弾は、12月にジャケットをメインにいろいろ出す予定です。
勿論アルバーノにおいても、デッドストックまではいかないまでも昨年以前の商品は、常に割引しております。こちらについては、店で直接僕にお尋ね下さい。
今回は、取り扱い始めて2年目になる、パンツブランド「DEVORE」。
まだ、馴染みの薄いブランドでしょう。
代理店Sさんいわく、「イタリアでは頭角を現し始めているブランドですよ。」
確かに当店のお客様の反応も上々です。
モデルは取り扱い当初からオーダーしている、REISURE(レジャー)。
ウエストリブの1タック。なだらかにテーパードするカタチは、太すぎず、細すぎず、丁度いい塩梅。万人受けすると思います。
実は、けっこうな数をオーダーしていたんですが、かなりドロップしてしまったようで今回少ない入荷になってしまいました。残念。
まずは、杢調のブラウン。ウール100.サラっとした履き心地。
次が、ポリ×レーヨン×ストレッチのジャージー調。長いシーズン着用可。
色は、紺とグレーだが、ダーク系であまり違いはない。
生地に落ち感があり、すごくラクチンですよ。
数年に一度やっていたヴァルスター。名作ブルゾン、ヴァルスタリーノのイメージが強く、コートメーカーとしての印象は意外と薄い。
今回 ヴァルスタリーノ以外のモデル数型をやっている。これがすこぶる好評だ。
今日紹介するミリタリージャケットは、一目見て決めた。
前から出ている定番モノなのかは知る由もないが、洗練されたデザイン、スタイルは、ムチャカッコイイ!
以前にもヴァルスターのコートをやっていた時は、代理店側が選んだモデルのみしか見られなかった。しかし、今 代理店が代わり、全貌を見ることが出来る。しかも、直輸入が出来る。
イタリアコートはシーラップと心中しているアルバーノである。
シーラップのクラシックにほんのりモード感は、絶妙な匙加減。
ヴァルスターはよりカジュアル感があるが、会社の歴史はシーラップより古い。
歴史を持ち、技術力は決して劣ることはない。
アルバーノのコートコーナーに厚みがでた。
さて、このミリタリージャケット。モーターサイクルジャケットだ。
ホント一目ぼれ。ベルトはついてなく、胸のポケットは斜めにつきマチはあるが、下のポケットはフラップのみ。
ナイロンやワックスコットン等を使うと、コテコテのミリタリーになる。
そこが何とこのブルゾン、素材はなんとカノニコの羊毛ウールなのだ。エレガントなミリタリー。
襟が高いところが僕のお気に入り。インナーはダウンではないが、中綿入りでかなり温かい。色は紺のみ。
これが直輸入でこのプライス。(気になった方は、お問い合わせを。)
当店のお客様もアルバーノに求めるカジュアルは、スポーティーなものではなく、少しエレガントなものを感じるものなんだろうな。
この前の日曜日 ダークスーツにタイドアップのいかにもなジェントルマンの方が来店。
僕と相棒は接客中。店内を見回しながら、僕の接客に聞き耳を立てている様子。
「どうぞ気に入ったものがあれば、サイズを見ますからおっしゃって下さい。」
「すごい在庫量ですね。なんかどれも僕には新鮮で…。」
かなり洋服が好き。そんな匂いが漂う。
接客が終わり、その方と話す。
「ウチはイタリア服を扱っていまして、全てイタリアへオーダーしてるんですよ。」
その方は見るからに英国一途で、服は仕立てたものしか着ないそうだ。
「初めて入ったけど、こんなジャングルのような服屋を見たのは衝撃だよ。でも、こんな紳士服店、なんか懐かしいな。ワクワクする。」
結局 試着してもらうまでもいかなかったが、話好きな英国紳士とイタリアかぶれの僕の熱い会話は、いい感じに盛り上がっていく。
お互い嗜好が違っても服に対する情熱は同じ。
イタリアにかぶれている僕だけど、英国服を否定している訳ではないし、イタリアにはない厳格な男性像にむしろ憧れる。
そのお客様も、「こんなにイタリア服に埋もれてると、なんか着てみたくなってくるよ。」
今の時代 今季モノをキレイにレイアウトするのが当たり前。当店のように在庫、新入荷モノ含めてジャングルのように見せてる店は他には無いかもね。
それがアルバーノのアイデンティティと思ってもらえれば…。
「またあらためて、ゆっくり試着させてもらうよ。あぁ、今日はいい一日だった。」と言って
英国紳士は帰って行った。
長い間商いやっていて思うけど、ブツブツ言いながら買って帰るお客様より、何も買わなくても気持ちよく服談義が出来た時の満足感は何ものにも代えがたいものだ。
ちょっと話が長くなったけど、今日はティト・アレグレットのJKを紹介するよ。
少しずつ認知度も上がってきた。ナポリのクロージングブランド。
ワイドなショルダーにワイドなラペル。どう見てもただ者ではない雰囲気が漂う。
セレクトする生地も、ちょいマニアックなものが多い。
紺のロングシーズン着られるホップサック。黒っぽいダークなカラーに、ほんのり入ったウインドーペンが優しい。生地タグはついてない。
今度英国ジェントルマンが来店したら勧めてみようかな?
『モチはモチ屋』という言葉があります。
モチロン 僕は達インポート服屋にとってはよく使う言葉じゃないでしょうか。
実は僕長い間、『モチ屋はモチ屋』 と使っていたんです。
なんのためらいもなく。『モチ屋はモチ屋』?当たり前じゃ。
『モチ屋がパン屋』だったら…、嘘つきだろ。
最初この言葉を聞いた時、そう聞こえたのでそう思い込んで使い続けていました。
このバカっ!聞いた人は、『モチ屋はモチ屋』と言っても、『屋』は聞こえてなかったのか?
聞こえていたとしても指摘するまでもないと思ったのか? 面と向かって笑われることはありませんでした。
まさか『屋』を聞き取ることが出来た者がいなかったということで…。
やっぱ俺天然入ってるなぁ。間違いない。
まぁそんなアホ話はおいといて、今日は今をときめくレザーブランド【エンメティ】です。
盛り上がってますねぇ。僕もひとごとのように見てたんですが、展示会の招待状が何度かきて、当店の顧客の方もヨソで購入している、と聞いてたんで、重い腰をあげて代理店へ行ったんです。
それだけ売れるには理由があるんだろうと。
『革屋は革屋』(違った!)
『革は革屋』ですよ! 今回はヴァルスタリーノもやってますし、以前Cという革ブランドもやってました。
代理店のSさ
ののんとは久しぶりの再会でした。
「変わらないですねぇ。」
「年をとらない薬飲んでますから。」なんてなごやかに話してました。
そして、少ないながらもオーダー。まずは、JURIの黒、Hの茶を手始めに。ただ、在庫が残り少ない。
アルバーノも遅ればせながら、人気ブランドに手を出し始めました。
前に頑固オヤジは卒業したって言ったでしょう。
しかし、『スーツはスーツ屋』は変わりませんよ。おまかせ下さい!!
10月もあとわずか。フランクシナトラのバラードが体にしみるわたる季節になってきました。
若いころは、信じるのはロックンロール。
シナトラなんて聞くジジイにはなりたくない。と思っていました。
なんか年齢のことばかり話してますね。気づいたらそんな年齢になってるんだからね、恐ろしい。
でも、いざなってみると若い時想像していたその年齢より、意外と若く感じる今日この頃です。
何も考えず今だけを見ていれば走り続けられるんですが、残りの年月を考えてしまうと、自分にかかるものが沢山あり、立ち止まりそうになります。
どっちも大切です。生きていくうえで。ホントはまだまだ走り続けたいですよ。好き勝手しながら。
今日はインコテックスのカジュアル、スラックスラインの紹介です。
ロングセラー人気モデル100番。
穿かせると皆気に入る、安定感があります。
パンツ業界もかなりバラエティに富んだシルエットが氾濫しております。
スリムモデルは、ゆったりめのモデルに変わっていく、ということはないようです。
スリム派の人は減ってはいるんでしょうが、当店のお客様はやっぱりスリムがいい、というお客様が多い。
スーツのパンツはタック入りになってきましたが、カジュアルはトップスに合わせて、気分でいいんじゃないでしょうか。
不動の定番スリム。インコテックス100番。
コットンストレッチのガーメントダイ2色。グレーとブラウン。
同じ素材でツイルの織り、ベージュ。
スリムファンは永遠に不滅です。