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2016年11月29日

スーツ屋のステンカラーコート-デ・ペトリロ&エリコ・フォルミコラ

News Categry:新入荷

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11月24日、朝 7:19。東京行きの北陸新幹線かがやき号に乗りこむ。
進行方向左に日本海、右は3000m級の北アルプスが朝日を浴びながら、キラキラ輝く。窓からの景色にしばしひたる。窓は額縁。景色はアートだ。素晴らしい景観。
人から富山の魅力を聞かれた時、僕は答えられない。このシーンをお見せ出来れば、答えはいらないだろう。
しばらくして気がついたら、白銀の世界。今日の東京は雪らしい。50年ぶりだそう。
北陸新幹線、雪の旅。これもまた大きな魅力。トンネルが多すぎるのが残念。
しんしんと降り続く雪。うっすらと村は雪におおわれる。そんな雪景色が、僕の緊張をほぐしてくれる。
今日は東京でプレコレクション。僕達の来秋冬がもう始まる。
「いい生地あるかなぁ?」 「どんなのが売れるんだろう?」
雪景色と浅い眠りの中で、いろんなイメージが浮かんでは消えていく。
東京到着。雪景色は変わらないけど、気持ちは切り替えだ。
「新作達よ。俺の心をときめかせてくれっ!」
今週も明日からプレコレで東京へ行きます。今年は、コートが10月から好調。
メインブランドもいい感じなんだけど、今日はスーツ屋のコートを2マーク。
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スーツ屋のコートと言えばチェスターコートなんだけど、なぜだかステンカラー。
たまたまですよ。デ・ペトリロとエリコ・フォルミコラ。
スーツ屋のステンカラーはスーツ屋のステンカラー。コート屋のとは別腹。
言葉ではうまく言えないけど、あえて言うなら「アンコン、らくらくコート。」
確かに、デ・ペトリロのステンカラーは生地も軽いし、ライトなロング。色は黒。そして、シルエットはAライン。
エリコのステンカラーは、生地がブークレー調。雰囲気もたっぷり。でも、着ると軽いよ。
デ・ペトリロがプロダクトするスーツ屋のステンカラー。
デ・ペトリロの今の気分なんだろう。

2016年11月21日

シャツはアートだ・3

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19、20日の土日は、様々な人間模様があった。
今秋冬のターニングポイント。そう感じた。それはいつ訪れるかわからない。
商いは、期待しても思い通りにいかないもの。ただ、準備だけはしとかないとね。
数か月前からアポイントをもらっていた神戸のゲストの来店。4度目かな。
久しぶりの再会。いつもの彼らしいスマイルは、店内の張りつめた空気を和ませた。
2泊3日のアルバーノの旅。富山の旅じゃないんだ。
アルバーノに来るのを許してくれた家族に、感謝の気持ちを忘れない家族想いの優しい男。
丸2日間、彼は3番目の店員のように店内の状況を見つめながら、自分の目的と向き合っていた。(誰でも自分のペースで見たい時ってあるよね。)
ようやく客がひけ、彼との時間が持てた。僕達は話に花が咲き、食事のことも忘れていた。
「ネットやS.N.Sも便利だけど、服を買う時は試着を愉しみ、時間をかけて悩み、店員とたわいのない話をしたりと、その過程(服を買うストーリー)を愉しむことが醍醐味だからね。」
「それを忘れたら、世も終わりですよ。」
気がついたら、10時をまわっていた。彼が、帰り際に言った。
「もう一日欲しかったな。」
僕達のような店には、このうえもない誉め言葉に感じた。
「今度は寿司屋に行きましょうね。」
いろんなドラマがあった土・日だった。
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翌日 営業主任来店で、早速撮影会。
今日は久しぶりにシャツ行こう。最近は、あまり調子良くないんだ。
まぁ、防寒に向かう時季だからしょうがないんだけど。
でも、いいシャツ残ってるね~。今シーズン初登場かな、ギ・ローバー。
サクサク、主任のスナップで。モデル皆同じのワイドカラー。
まずは、アイボリーの細かい織り。次は、ソフトネル、ブラックチェック。
3番目は、赤×紺×白の大柄チェック。4番目、これはドレスシャツ(洗いナシ)。
ブルーのクレリックにハートの小紋。最後は、オールシーズンタイプのネイビードット。

2016年11月17日

シーラップ愛・1-トレンチコート

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11月ももう中旬。そろそろコートが恋しくなってきましたね。
代理店の元担当者(男にモテるとのウワサも…。)からTEL。
「今日近くのセレクトショップでシーラップのフェアーやってたんです。沢山ありましたよ。シーラップ愛のアルバーノさんは、お祭りやんないんですか。?」
「お任せ下さい。愛があれば、お祭りなんて必要はない。この時期はいつもシーラップに埋もれてるから。ステンカラーだったよね。でも、サイズ売れちゃったかな。」
「どんなのがいいか迷ってるんですよ。」
「とにかく送り付けるから、着てみてよ。」
ネットショップはやらないけど、知る人は知っている。アルバーノ名物“送りつけ商法”。
その実態は?“富山の置き薬”よろしく“富山の一日置きイタリア服”。
当店の定休日の水曜日に服を貸し出す。遠方で店に来られない人の為に考えられた移動店舗のようなもんです。アナログやなぁ。
その人の雰囲気をイメージして、合いそうなものを独断と偏見でチョイスし(お客様のリクエストももちろん聞きます。)、送りつける。
服は着てみないとわかりまへん。さやさかいどんどん試着してもらいます。
そこから気に入ったものがあれば抜いて、返却してもらう。とられた分を清算するシステム。
お客様との信頼関係があっての商法であります。
ちょっと余談になりましたが、彼がぬいてくれたのがシーラップのトレンチコート。
ありがとうございます。いただきました★三つ!
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ようやくシーラップを紹介するタイミングとなってきました。うずうずしてました。
まずアイサツ代わりに、シーラップトレンチコート、「アルバーノモデル」。
昨年は存続の危機もありましたが、今年初めの展示会でシーラップ社の社長に直談判の結果、無事継続の約束をもらいました。メデタシ、メデタシ。
このHPを立ち上げて7年。ヒマの方は巻き戻してみて下さい。
毎年、毎年11月になれば、飽きもせず同じポーズで、このトレンチを着るワンパターンな僕が写っているはずです。10年はたちますね。
何でこのトレンチにこだわる?何ですかね。使命ですね。
でも、10年経って今なお健在。サイジング、スタイリング、何も変わっていません。古臭くならないんです。それが答えです。
一生着られるとは言いません。でも、シンプルな美、ミニマルな美は永遠じゃないですか。
もし、それが古くなり、着なくなったら、捨てられますか?僕は捨てられないでしょう。
武骨であり、スタイリッシュ。それはシーラップにしか作り出せない世界観だと信じます。
今回は定番ボンディングコットンから、黒・濃紺。
そして、コットン×ポリのライトベージュ。お馴染みの赤のライニングがついてます。襟の開け方も3段階くらいで調整できますよ。
冒頭の着こなし対決。営業主任にはかないませんわ。
ちなみに僕が着ているのはワンサイズ大きいもの。(負け惜しみ。)
僕も愛用しております、このトレンチ。
世の中がどう変わろうが、ボロボロになろうが、こいつとはずっとつきあっていくだろう。

2016年11月08日

風格のネオナポリサルト-デ・ペトリロ・2

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気がついたらカフェの状況も変わってきたね。オリジナルな焙煎で一杯ずつ入れるスタイル。
今までのコーヒーマシンやエスプレッソのスタイルとは、ちと違う。本格的な味を求めて、人はカフェを選ぶ時代なのか。サードウエイブ。勝ち組世界的ナショナルチェーンもうかうかしてられなくなってきた。
15年位前のカフェブーム。複合カフェなんて言って、ショップインカフェが広まった。セレクトショップもカフェを併設。ファッションとカフェの融合。インテリア・音楽等の雰囲気作りがその店のセンスを左右していた。
しかし、資本投資、人件費等を考えると、決して運営は楽じゃなかったはず。足を引っ張って辞めていったカフェがほとんど。
昔から喫茶店好きの僕もブームに乗ったカタチ(自分ではそんなつもりはなかったんだけど。)で、2Fで8年営業した。なんとかトントンでやってたけど、洋服屋の状況もあり、後ろ髪をひかれる想いで閉店した。自分でそこまで気が回らなくなった。
やめて結構経つけど、今でも喫茶店に対する情熱は強いものがある。
こんなスタイルもいいし、あんなスタイルもいい。欲張りだ。今の喫茶事情なんてどうでもいいけど、僕は自分なりの居心地を追い求めている。
そんなタイミングで、今回手を挙げてくれる人が現れた。空間作りは僕に任せると言ってくれた。ちょっと急な展開に、今 四苦八苦している。それが、新しいプロジェクト。また状況報告するよ。
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さて、本業の洋服。デ・ペトリロ。入荷は全て終わっている。
あとは売っていくだけだ。クラシックナポリラインとアンコンNUVOLAライン。
ジャケットは、NUVOLA。前回のエリコ・フォルミコラのジャケットと作りは同じ。でも、デザインは別物。好みは人それぞれだけど、デ・ペトリロが生み出した最新アンコンモデル。ハンドも盛り込んだアンコンは、ナポリ流儀。2マーク紹介するけど、どちらもツィード、ネイビー。ちょっと似てるかなぁ。織り感は違うけど、タイプ的には同タイプ。最初の方はやわらかいけど、粗いツィード。カラーはダークネイビー。後の方は細かい織りの薄手の生地。パープルのネップも入っている。両方共ビジネスもO.Kでしょう。
続いて、スーツ。ナポリモデル。安定感あるカッコ良さ。
ダークネイビー。細かい柄のサキソニー。オーセンティック。
もう一つは、1cmピッチのピンストライプ。3シーズンタイプ。キリっとした印象がシープな柄とマッチします。

2016年10月30日

ナポリ兄弟船-エリコ・フォルミコラ

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駆け抜けた10月。一心不乱だった。9月が生ぬるかったんだ。
その反動で10月は張りつめていた。成果と課題。ハングリーに生きなきゃね。もうちょっと、もうちょっと。その不満が、いい結果につながるはずだ。やるときゃ、やらなきゃ。僕のやってることなんか、皆さんに比べりゃちっぽけなもんだ。
でも、僕には僕のキャパがある。その枠の中で、コントロールしていけばいい。
11月もいろんな事が待っている。マイベースな僕だけど、後悔しないようハイペースはキープしなきゃ。ウッシァ~!
なんて気合いを入れたところで、今日は新人クロージングブランドです。
「シャツのブランドじゃないの?」って。その通り。ナポリのシャツブランド“エリコ・フォルミコラ”。
ご存じの方もいらっしゃるでしょう。このブランドが、スーツ、ジャケットを出していることを。UAさんでは、7~8年前から展開しているはずです。
エリコが作りはしませんよ。あくまでシャツファクトリーですから。
最初にUAさんでこの服を見た瞬間、どこが作ってるのかは、すぐわかりました。そうなんです。アルバーノの看板ブランドデ・ペトリロが請け負っております。
当時8年程前エリコのシャツは、フェリージを扱うフィーゴさんから仕入れておりました。それがUAさんに移り、シャツは継続しております。エリコのスーツ・JKは、ガイオラ(現デ・ペトリロ)と同じだから仕入れる意味はないと思っておりました。
今年2月の展示会で、エリコのジャケットサンプルに目が留まりました。なんか柔らかそうなアンコンジャケットに、ちょっと変わったラペル。試着してみました。
着心地はデ・ペトリロのアンコンそのものですが、鏡にうつったそのデザイン、シルエットは、デ・ペトリロのコレクションのものとはまた違っていました。
「ナニ~?」(ちょっとオーバーに)、思わず笑いがこみあげ?ファーストトライすることとなりました。
なんでしょうか、これはこれなんです。何度も書きましたが、ガイオラ~ペトリロのアンコンは、目まぐるしくモデルチェンジしてきました。すべて名作ですよ。
でも、エリコのアンコンは別腹。あまりのカッコ良さに笑っちゃいましたよ。
でも、どこからどう見ても、ペトリロであります。なるほど、なるほど。でも、エリコはエリコ。
ペトリロ、エリコ、ペトリロ、エリコ…兄弟船?
まぁ、ヴェスティメンタ(そんなファクトリーがありました。)で作られたアルマーニということです。古すぎるか。ラルディーニで作られたパッシーニかな?
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とにかく、色っぽいアンコンジャケットやなぁ。肩の作りは結構構築的。(ペトリロはシャツっぽい肩を嫌がるんです。)
スーツで作ってもいい感じ。2つボタンのセミピーク。それに1プリーツのパンツ。ジャケット1型。スーツ2型。スーツはブルーグレーのグレンチェックと濃紺にボルドーのストライプ(同化しそうな)。
ジャケットは、ジャガードのネイビー。
いやいや庶民派ナポリ服屋アルバーノに、新しいナポリブランドが仲間入り。
ペトリロはペトリロ。エリコはエリコ。そして、ティト。
トライアングルが厚みを増してまいりました。楽しみな展開。
ご期待下さい。

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