やっちゃったよ、“ヴァルスター”。イタリア名門コートブランド。
あんまりあっちも、こっちも、多くのブランドやるつもりはない。
お客様の目先を変えるには、いろんなブランドやる方が賢明だよ。
特に定番のコートは、ジャケットみたいに素材で目先を変えられない。
インスピレーションかな。なんか聞こえたような。
「やりなさい。」というお告げ。
お久しぶり。最近雑誌でもそんなに話題になることはない。
でも、“ヴァルスタリーノ”は、もうスタイルとして殿堂入りしている。
このタイミングでやるのもいいだろう。欲しくなった人は買いにきてくれるさ。
僕が惹かれたのは、“ヴァルスタリーノ”じゃないんだ。ステンカラーコートの方。
ステンカラーは、コート屋の顔。そのメーカーごとの独特の雰囲気がある。
英国M。僕にはかなり端正すぎる。イタリアの匂いが欲しい。
イタリアH。今はダウンに力を入れてるけど、ここんちのステンも好きだよ。
なぜやらないかって?気分の問題かな。
OEMを得意とする我らがシーラップ。最近ナイロンのステンカラーも入れてるけど、アルバーノOLDモデルのステンは美しいよ。近日入荷予定。
そして、ヴァルスターのステンカラー。今回はワックスコットンのAラインのハーフロングモデル。
Mのゴムびき風。ワックスがオイルクロスのよう。写真じゃわかりにくい。
やはり、イタリア~ンな色気がほんのり漂う。これはシーラップとは違う美しさ。イイッ!イイッ!カッコイイ!気が付いたら色を考えてた。オーダー決定。
セットインラグラン。カジュアルでも「スーツでもO.K。襟の表情がいい。一枚モノだけど長く着られそう。色は、レンガブラウン、ミリタリーカーキ。ミリタリーカーキの色が、写真ではグレーっぽく写ってしまったのが残念。そして、なによりリーズナブルなところがいい。
ヴァルスタリーノは、ミディアムブラウンとダークネイビー。こちらはまたあらためて…。
9月9日、先陣を切ってとりあげました「シャツはアートだ・1」のエリコ・フォルミコラ。
新しいでしょ。イタリアンカラー“NISHIDA”。ただの開襟シャツと違って、いろんな表情を愉しめる。
昔 プロレスで“ミルマスカラス”というレスラーがいたんですけど(知らないですよね。)、確か「千の顔を持つ男」というキャッチフレーズだったかな。千まではいかないけど、「沢山の顔を持つシャツ」です。
①サマー編。2つ開けで、後ろ襟ちょっと立てて、マックスに大胆にいっちゃって下さい。
②サマー編。中にTシャツを着て、ジャケット風に着流す。全開か1つ掛けで。これがホントのシャツジャケット。
③ウインター編。ちょっと深いVネックセーターには、ちょっと思い切ってみても。
④ウインター編。ザノーネのCHIOTO(旧KYOTO)を着る時や、方襟出しでヤンチャに確信犯。
⑤ジャケット編。前は1つ開けでノーマル。2つ開けで襟は出さずに開く。
⑥タイドアップ編。ネクタイをしめることもできるので、ビジネスに。オシャレな柄でコーディネートを愉しもう。
僕的にはこの襟のカタチが気に入った訳で、もう周りが見えなくなった訳で、沢山入れております。
今日は、前回のカジュアルタイプではなく、ドレスタイプ4マークです。まだ続く予定です。
まずは、前回ネイビーブルーのペイズリードビーを紹介しましたが、色違いの白。
次は、白ベースのグラフチェック。いたってドレス的、おとなしいヤツ。
3番目は、白にグレーのチェックですが、ドレスはモチロンカジュアルでもいい。写真のようなコーディネートで使うと非常にオシャレ。
4番目は、ブルーギンガム。これも使いやすいオールラウンドプレイヤー。
めっきり涼しくなってきました。閉店後、ジョニーキャッシュの晩年の声が体にしみこむ。おじいちゃんの枯れた声は、疲れた体を癒してくれる。
ビートルズの「インマイライフ」。いろんな人が歌ってるけど、ジョニーキャッシュの歌は重みが違う。渋すぎか?
さて、今日はニットです。
アルバーノのニットと言えば、ザノーネ。シンプル、ミニマム極まりないんだけど、着てみないとわからない立体感、サイズバランスの格好良さ。
人気のミドルゲージは大ヒット。スタンダード殿堂入りか。
そのあたりは皆さまお馴染みでしょう。モデル、色、サイズは気軽にお問合せを。
昨年初登場し、真っ先にご紹介したのが、今日ご紹介の「FUJI」。
ミドルゲージより少し厚みをもたせた編地。スーパーフィットなボディ。襟をボタンで開閉するボトルネック。
シンプル、ミニマルなザノーネがやってくれました。こういうニットもないとね。
ニットも時には主役になりたいんですよ。スポットを浴びたいんですよ。
イヤらしく主役になるのはダメよ。この「FUJI」の様に、さりげな~くちょっぴりお茶目にね。ジャケットはご遠慮を。
この襟、いろんな表情が出せます。襟もとのデザイン。さずがザノーネ。襟もとを制する者は、ファッションを制す。食べる時に邪魔だったり、なんか気になる時は、写真のように片方だけを折り返して下さい。写真では格好良さをナカナカ伝えられないな。実際試してもらうのが一番。
色は、ボルドー、レッドの中間あたり。実は、昨年ブルーとグレーをやったんですが、この色後ろ髪ひかれてたんです。2年越しの恋。
もう一つは白。こちらはもっとインパクトあるんじゃない。
同じ編地のクルーネックもいいですよ。こちらも2色。ブルーグレーとブラウン。ボディはFUJIと同じスーパーフィット。シンプルに着こなしたい方には、こちらがおススメ。
クラシックでなければモードでもない。
ただ、ただ恰好良い!!
今日も朝から好きな音楽をかけて、コーヒーを飲みながら、スーツ・ジャケットに何度も何度も袖を通す。日課だ。愉しいよ。
遊んでるのか、仕事してるのか、よくわかんないな。
俺の人生、こんな風にして服と対話しながら、年老いていくんだろうな。
「売り場で死ねたら本望だよ。」なんてクサイこと言わないけど。
22日で55歳になった。俺が55歳か。信じがたいけど、生まれて55年経ったことは確かだ。な~んも変わっちゃいないよ。
言っとくけど、まだジジイだと思ってないから。ボーダーライン。
でも、もう年齢なんてどうでもよくなってきた。この年齢になれば、55も70も一緒さ。ただの男ってこと。ちっぽけだけど。
死ぬまで恰好だけはつけていたいな。内田裕也のように。ロケンロール。違う、違う、ファッション。
若作りしたい訳じゃない。年相応のファッションって言うけど、そんなのないと思う。
ただ、好きな服を着て、気分良く着飾っていくことかな。
今日は僕の戯言になってしまった。バースデーということでお許しを。
さて、デ・ペトリロも揃ってきた。すっかりとりつかれてますよ。
ナポリ服の芳醇な色気。クォリティ、完成度が最上級だとか、そんな高いレベルの話じゃない。
この服が持ってるアイデンティティ。
今まで多くを語ってきたけど、そんなの伝わるもんじゃない。つかみどころがない。
だから、魅力があるんだろう、他のブランドと比べて。
ところが、今年に入ってからこのデ・ペトリロ、スタイルが見えてきた。確立されてきたんだ。
クラシック「NAPOLI」。日本人を意識したモデルとして、美しい構築美。
アンコン「NUVOLA」。試行錯誤を重ね、エレガントに。
“ネオナポリサルト”の完成だ。ナポリファクトリーとしては、北のファクトリーにプライスで対抗できる本格派。
認知度も上がってきた。いいポジションじゃない。そんなブレイクする要素がなところがまたいい。
今日は「NAPOLI」、「NUVOLA」、両モデルいくよ。
まずは、「NAPLI」のスーツ。サキソニー、2マーク。
紺の千鳥のドビーとグレーのピンドット。3ボタン、フラップ付き。パンツはノータック。違うのは、紺が9cmラペル。グレーが8cmラペル。
主張はしないけど、さりげない高級感。
そして、アンコン「NUVOLA」。2マーク。
このアンコンのこだわりは、話せば長い。この春にもその一部始終を書いた。
社長ベニーが、シャツジャケットとは違うナポリ仕立てを盛り込んだスタイルを完成させた。見た目はキレイに見えないけど、着たら豹変するフィット感覚。
ペトリロのアイデンティティがつまっている。ぜひ、袖を通してみて欲しいなぁ。
ホップサックのネイビーとバイアスのブルーグレー。
ネイビーの法は、実は数年人気の定番素材。ブルーグレーはネイビーに見えるけど、実際はグレーが効いた藍色。いい色です。
デ・ペトリロワールドを体感したい方。連絡をお待ちしております。
デ・ペトリロが入荷して一か月が過ぎました。
入荷したことはチラっと書いたんですが、恒例のナイロンをかぶって、店内にあふれる入りたてホカホカのショットはお見せしてなかったですね。
「あれがないと物欲がわかないんだよ。」とお嘆きの貴兄には申し訳ないことをしました。
「もう1回ナイロンかぶせて撮り直せ。」なんて、強引な方はいらっしゃらないでしょうけど、現在のペトリロコーナーのショットです。
いかがでしょう。気分高まってもらえたでしょうか。
新作ばかりではありません。旧作もありんす。それはそれで皆様のお好みだと思います。
新入荷の紹介は追って…。
クラシックモデル「NAPOLI」、アンコンモデル「NUVOLA」。
いよいよナポリのデ・ペトリロ、完成されてきましたかね。
プライスの方も少しずつ上がってはおります。このクォリティでこのプライスは妥当でしょう。
正直なところ僕目線では高いんですけど、そこはアルバーノの本領発揮。おまかせ下さい。
じゃなきゃメインブランドにはおかないですよ。
当店のことを知る方なら、その辺りはよ~くおわかりのことでしょう。
わからない?もっと僕のことを研究した方がいいですよ。
ちょっと気温も下がってまいりました連休前。
デ・ペトリロの店内状況の報告でした。