クリスマスも終わり、そろそろ仕事納め。年末年始のイベントも目白押しでしょう。
今朝から白銀の世界に包まれる、ここ北陸、富山。よろずイタリア服屋アルバーノよりDJ気分で、新着紹介お送りいたします。
まだ、新着やるの?エンドレス。紹介し続けるボレロ。
とにかく売り場を見回すと、紹介してないものがあちこちに。いきあたりバッタリが信条。
ただ、ここは計画的だったはずが…、結局もっとマメにしろってことですね。
でも、この年末年始って結構物欲が駆り立てられませんか?懐具合をみて余裕のある方。
グッドタイミングでしょう。アベノミクスがそろそろボディブローのようにきいてきてるんじゃないかな。アベちゃん!僕は信じているよ~。
さぁ、この辺でBGMを。ジャケットを気持ち良く羽織る時、僕は小粋なジャズヴォーカル。シナトラ、メルトーメもいいけど、粋な黒人ヴォーカルが合うんだな。ナットキングコール、ジョニーハートマン、お世話になってます。
今日は、僕も知らなかったフランクジャクソンというシンガー。そんなねちっこくない。小粋なスイング。
デ・ペトリロですよ、今日は。
追加で入荷したばかりのおとなしくても洒脱な2着いきましょう。昨日も静岡から、このジャケットに会いたいといらっしゃいました。2度目のご来店。
「いや~、夏に羽織ってみて以来、このペトリロのMモデルが頭から離れなくて…。」
ペトリロMモデル症候群。うれしいじゃありませんか。楽しいひと時を過ごさせていただきました。
我が営業主任。通称伊達男ちゃん。サプライズな追加、再会に歓喜の嵐。
「縁があったんだよ。日頃の行いがいいからねぇ。」
さぁ、僕がスイングしながら軽やかに羽織ってみます。激写マイセルフ。
ネイビーのホップサック調。肩周りに芯は無い軽さ。ところが、着てみると高いのぼりから上衿がシャツにすいつく。イカリの様な僕の肩がキレイな三角形に。こんなシンプルなジャケットが。スゴイ表現力。
続いて、伊達男ちゃんの願いが叶った、この紺のウインドーペン。前にナポリモデルで紹介も、アッという間に完売。生地があったので、緊急リピート。これもMモデル。
まだまだ続きますが、とっても沢山長くなりそうなので、ここでCM?
続きまた明日!チャンネルはそのままで!
オシャレな日本人女性で英国Mのコートを嫌いな人は少ないと思う。
嫌いと言うより、みんな大好きだ。
だから、「Mのコート大好きなんです。」と言われても、「はぁ、そうですか。」特に感動はしない。
ところが、「知らないでしょうけど、シーラップというイタリアのコートが、私大好きなんです。」なんて、口から出た時には…あなた!いや、いないだろうなぁ。
もし、もしもいたとしたら、「ウワッ!あなたはスゴイ、センスいいですね。なかなか知ってる人いないですよね。」なんて話に花が咲きまくりますよ。
少なくとも当店をご存知のお姉様、お兄様に限り、こんな会話もあり得るんでしょうね。普通はあり得ない。
レディースシーラップ、昨年まで日本でアルバーノだけの展開だったんです。代理店も数年間空白でした。
ですから僕達も新作を見ることができず、オールドモデルをメンズの代理店に無理言ってオーダーしていました。
そして、今秋冬よりあのS.D.Iさんがシーラップの代理店として、メンズ・レディース共に扱い始められました。
いつも同じ事ばかりほざいてますが、特に人気者になって欲しいとは思いません。もう少し認知度が上がってくれれば。それくらい評価されるべきコートブランドなんだけど。
S.D.Iさん頼みますよ。共に頑張りましょう。
前回メンズのトレンチを紹介しました。メンズは僕の独断と偏見で好みのモデルを続けていますが、正直言ってレディースの方が日本人にウケが良く合ってる(サイズ感等)気がする。
ただ、日本人女性向けに問題があるとすれば男前すぎる、カッコよすぎるモデルが多いコート。(カワイイのもありますよ。)
そりゃ超メジャー級ブランドのOEMを手掛けてるんですから。
イヤでも恰好良くなります。久しぶりの新作もいいものが出てますね。
シーラップ、マジで日本市場を見据えてます。
勿論オールド定番モデルもシンプルで完成度が高く、古さを全く感じさせない。何を仕入れたらいいものか?
そんな訳で、今秋冬大変ご紹介が遅れましたが、とびっきりカッコイイ、ニューシングルトレンチとAラインの大人カワイイダウンコートです。
まずは、シーラップと言えばのトレンチコート。どれもこれもイイ。当店では何着買っても、新しいものを見ると欲しくなる女性続出。
レディースの接客が苦手なシャイな僕でもシーラップを触られると、マッハのスピードで声をかけます。
このシングルトレンチは、前回紹介のメンズのトレンチと同素材の色違いのベージュ。
中はサーモアが入っていて、保温はバッチリ。
メンズ同様着たおして欲しいところですが、女性があまりヨレヨレのコートを着るのも?それなりにして下さい。
続いて、ちょっと長めのダウンコート。大人シックな色にほんのりラグジュアリー感。細身ですけど、Aラインが美しい。後ろ姿もまた抜群。愛用して下さい。
S.D.Iという強力なエージェントもつき、これからシーラップは日本市場でセンスのいいお姉様、お兄様にさりげなく受け入れられていくことでしょう。
「シーラップというコートブランドが大好きなんです。」と、一言言ってみて下さい。
くいついてくる人現れるかもよ。
あなたのワードロープにトレンチコートは入っていますか?
よく試着をすすめると(すすめると言うより着させるか?)
「僕にはまだ早いですね。」
「なんか似合わないんだよね。」という方も少なくない。
僕も確かにトレンチってガラじゃない。
トレンチよりステンカラー派だった。このシーラップのトレンチと出会うまでは。
そんな訳で、持っていません。
持ってない者が語るのもろくなことはないし、説得力もない。
でも、年に一度は語らせて下さい。
今日ご紹介のシーラップのトレンチ、8、9年扱い続けてるんですもの。試着だけは、数百回に及びます。
買った人より羽織ってるって?そうかもね。ガラじゃない僕でも、ガラになる。思わずナル男全開で、自撮りの嵐(下の写真)。いいよ、いいよ、イケてるよ。
でも、写真に撮ると、もう一つ納得いかない。実物の方がいい。(何の話?)
とにかくサイジング、スタイル雰囲気イイ。このトレンチなら欲しい!
なら、なんで持ってない?それは入れても入れても売れるんですよ。売れるものには手を出すな!商人の原則。僕にはシーラップのトレンチが諭吉の柄に見えるんです。(いやらしい話。)
いや、なんなんだろう。英国代表格BやAのジェントルマンあふれる風格あるたたずまいとも、ちと違う。英国Mや伊国Hのキレイでスタイリッシュとも違う。(僕には似合わない)。
やはり、イタリア~ンな香りがほのかに香る武骨感。そのギャップですぜ。肩章はない。邪道か?ミニマム。ないのもあります。ヒザ上15㎝。今どきか?8、9年前から全く変わっていない。
例えば、8年前僕がこのコートを手に入れたとしましょう。今頃シワ、匂い、愛着たっぷり注入し、熟成させていたでしょう。
断言します。そして、エイジングを重ね、この先10年着たおしたとしたら、18年モノになる訳です。
トレンチは、とりあえず1着あれば十分でしょう。買い替える必要はありません。ネイビー以外も欲しくなったら、ベージュ、ブラウン系も買って下さい。(ちなみに写真の茶は、昨年のものが1点残っています。サイズ46)。それはまた違うあなたを見せてくれるでしょう。
いろいろ訳があって…来年はベージュ系もしっかり入れますよ。勿論このモデルで。
シーラップのトレンチは沢山出ますし、あるんです。
でも、僕は脇目もふらず、このモデルにぞっこんLOVE。相変わらず、なんとかの一つ覚えは直りませんね。
このトレンチには、ガラじゃない人までガラにしてしまう魔法があるんです。この8、9年の間に、何人の方が魔法にかかったことか。
その魔法にかかった方も今頃熟成させておられることでしょうけど、もし違う色のトレンチも欲しくなったとしたら、おそらく当店に問い合わせされるでしょう。そうに違いない!!
今日は「お久しブリーフ」。
洋服以外を紹介するのは、本当お久しブリです。ゴッタ煮イタリアものよろず服屋、アルバーノ。
「セレクトショップ」なんて、上品なものではございません。店内の一角を無意味に占領するおびただしい数のCD、レコード。訳のわからないまま、気の向くまま増殖し続け、店内のあちこちにちらばるイタリアヴィンテージオブジェやライト。激安でゲットした自慢話?を無理矢理聞かせる為に、これみよがしに目につくところに鎮座する北欧チェア「エコーネス」。25年前にバブルの勢いで見え張って作った商品棚には、雑誌「LEON」が創刊号から最新号まで全て揃う。
その最上部には、世界で一つしかないと豪語する(勝手に思い込んでいる)フェリージ・9841のコンビネーションブリーフがさりげなく並ぶ。
前から言ってるけど、目指すは洋服のドンキかヴィレッジか、勿論イタリアものジャングル。
来年は店内改装するぞ!趣味のスペースを作り、洋服と融合させていく。どうやってまとめていこうか?またブログで書きますよ。
話を戻して、今日はフェリージ、レザーブリーフ・9841の登場。
かかせまへんなぁ~。やはり、このアクロバットでアヴァンギャルドなレザーバッグなくして、僕の理想とする洋服桃源郷は完成しないのですよ。
フェリージのバッグはアクセントとして、ナイロンはポップさを、レザーは重厚感を店内に与えてくれます。レザーの9841は、カオスな店内をひきしめてくれるアートな存在です。
この僕が物心ついた頃からあるオールドモデルは、休むことなくフィーゴの展示会に並ぶ。それをナイロンではなく、レザーで、それもボディとハンドルの色を変えてオーダーし続ける。
「コンビじゃなきゃ、ヤダッ!人と同じじゃヤダ!」と、ダダをこね、コンビネーションを悩む。
このバッグには、他のバッグブランドには見られないであろうオリジナルなアート感覚がある。
持っているだけで、「こいつタダ者ではないな。」と思わせるオーラがでているバッグ。
今回は大人の色気で迫ってみた。勿論初の色コンビ。
ミディアムブラウンのボディに黒のハンドル。どうです、このエレガントなただずまい。
黒の靴でもハンドルが黒だから、イイネ!
もう一つ黒のボディにダークブラウン。意外とやっていなかった。ウ~ン、この微妙な色コンビ。
シックです。ついでに以前にHPに出したんですけど、まだ縁がありません。
ライトブラウンのボディにグリーンのハンドル。一番目と少し似た感じに写っています。
いつも言ってるけど、持つのがいとおしくなってきますよ。部屋にでも飾って鑑賞しながら、一杯やるのもいいかも。
いや、しかしガンガン使って下さいよ。熟成させるのが、フェリージの魅力ですからね。エイジングですよ。
時々問い合わせをいただきます。実は、昨日も問い合わせがあrました。
「フェリージ・9841と言えば、アルバーノさんと聞いたんですが…?」
12月に入り寒さが身にしみますね。そろそろこいつの出番でしょう。
ダウンをお探しの方いらっしゃいませんか?もう買ってしまったって。
それは残念。是非このダウンを見て欲しかった。触れて欲しかった。
僕達が紹介するのが遅すぎますよね。今頃の登場は遅いわな。
入荷はしてたんですがネットショップをやってないので、着る順番・タイミングを考えると、今になってしまった訳です。
今頃紹介するんですもの、メジャーなブランドじゃありません。雑誌なんかめったに出ない。Mでもなければ、Hでもない、TやW…おなじみのビッグネームじゃありません。
アルバーノならムーレー?ムーレーはイケイケですよ、ビッグネームですよ。アルヴェスティさんにはお世話になってますが、素晴らしいんですが、プライスが僕の弱っちぃ目線からはずれるんです。
ひねくれアルバーノの本命コートと言えば、皆様ご存知でしょう。アレしかないでしょう。20年来の付き合いになります。
そう、シーラップどぇす。(ブランド紹介ひっぱりすぎ。)何故このイタリアコートブランドが、日本でクローズアップされないのでしょうか。いまだにわかりません。
シーラップのコート作りの素晴らしさは、有名ブランドからのラブコールの多さでもわかります。
僕もここ数年のブログで、熱く、ほとばしるようなシーラップ愛を語らせてもらってます。僕の宝物のようなコートブランド。
そこで昨年より登場したダウンなんですが、これがまたいいんですよ。昨年少々トライアルしたら、大好評。
シーラップが本気を出してますね。ライバルのHに負けられないという意気込みがひしひしと伝わる。スタイリング、デザイン、雰囲気申し分なし。ダウンと言えばモッサリしたものも多いですが、そこはシーラップ。高級感あふれるスマートなシルエット。
昨年もやっていたフード付きややロングタイプ。リモンタのナイロンにグースダウン。色は、ブルー・ダークグレー・ボルドーの3色。
今回初トライのシンプルステンカラー、ハーフロング。ベリーシンプル。恰好良い。色はブルーとダークグレー。
アルバーノの新定番になりそうな予感です。ザワ、ザワ、ザワ…。