結局、好きなものって何も変わらない訳で、好きになることに理由なんてない訳です。
一番好きな食べ物は何?そして、その理由は?と聞かれて、答えられますか?
焼肉も好きだけど、オムライスも好き、鶏の唐揚げも大好物。一つに絞れと言われてもってという人は多いんじゃないかな。僕も好きなものは多いですが、一つに絞れと言われれば、「餃子」と即答してきました。小学2年生の時、初めてこの食べ物と出会って、食べた時の感動は一生忘れられません。
そりゃウソです。そんな子供が初めて食べた時の印象なんか覚えているはずないでしょう。
ただ、小学校高学年の頃には、誕生日にオフクロが、「今日何でも作ってあげるけど、何食べたい?」と聞かれた時は、必ず「餃子!」と即答していました。
気がついた時には、僕の脳の好きな食べ物を記憶している部分は、「餃子脳」になっていました。それだけ一つに絞り込むっていうのは、難しいもんです。
今日は「シャツはアートだ」2回目。一番好きなシャツはどこのシャツ。と聞かれたなら、即答でこのシャツを指名することでしょう。
「フィナモレのセルジオ」。餃子と違って、このシャツは初めて袖を通した時の感動、印象、状況は、一生忘れないでしょう。そりゃ大人になってましたもん。さすがに日付までは覚えてませんが。
そんなフィナモレ・セルジオ一筋で、8年くらいは経ちましたかね。
モノ自体はほとんど変わっておりませんが、様々な世間の事情がございまして、プライスはかなり変わりました。そのため扱い量は減りましたが、僕の中ではフィナモレ・セルジオ愛には変わりありません。
時代の流れがシモーネになろうが、僕の頭は頑固です。
今日のセルジオ4連発。
まずは、光沢がきれいなシャイニーエレガントアート。シックなブルー。鮮やかです。
2番目、ちょっと白っぽく写っておりますが、少し起毛したようなコットン、クリームっぽい色。アルバーノお得意、いつもの「ちょっとボディと違うゾクレリック。」炸裂です。さりげなく憎いシャツ。
3番目、これも少しわかりにくいですが、普通のパープルロンドンストライプ。オールシーズンタイプのコットン。
ラストは、2.5㎝四方のブロックチェック。ブルー×白。洗ってあるせいか、ものすごくやさしくソフトなコットン。
今秋もO.V.S(オリジナルヴィンテージスタイル)が大量ダァ~。売れないうちに紹介していかないとね。
O.V.Sの展示会に行く。コレクションを見ているうちに、ドンドン引き込まれていくんですよ。僕の中で理想とするカジュアルスタイルが続々と湧き出すんです。そんなトキメく様なブランド、めったにない。
その世界は、次第に広がっていく。僕は導かれるように夢中でオーダーしている。
気がつけば、オーダーシートが7枚…8枚。
おいおい、そんな売れるのかよ?ウ~ン難しいかもね。
そんな売れ筋ブランドじゃあるまいし。
しょうがないよ。イメージが止まらないんだから。僕が売るんだから責任は持つ。
「考えるな、感じろ!迷うな、自分を信じろ!」声が聞こえてきた。
このブランド、人気出るかな?人気が出る要素は十二分にあるさ。着れば判ってもらえるはず。
でも、騒がれなくていい。密かに、静かに、長くが理想。
そのうちオーダーシートも14枚…15枚。アルバーノが売りますから。オンリーショップでもやりますか?!今はO.V.Sコーナー作ってますから。
「アルバーノは、O.V.Sでガッチリ!」番組出て言いたいよね。
ムダ話長いねぇ。わかっとります。それだけハマってるんですよ。
今回のO.V.Sは、ニットが中心。オーナーの気分だったのかな。
とりあえず売れ出している人気ニットから。数型。
まずは、2トーンのカラーコンビネーションのクルーセーター。通称SIMON。
色の部分で編み方を変えております。気に入ったので3色展開。
赤×ネイビー。ブルー×グレー。ネイビー×グリーン。
かなりタイトなサイジングです。
続いて、クルーネックのフェアアイルセーター、2色。オレンジ、パープルの方は、かなり洗いを強くし、ヴィンテージ感全開。
もう一色は、紺と赤のベーシック。洗いは弱い。
ラストは、うちこみの強い太リブのダブル。カーディガンというより短ジャケット風。これは着てみるといい味が出ます。ヴィンテージな着こなし方も幅広い。通称SAIL。ヨロシク。
昨日また一つ歳をとった。うれしいかって?そんな訳ない。悲しいかって?そんな訳ない。現実は現実。53は53.ただのオヤG。(にはなりたくないけど。)若く見られたい訳でもない。53fには53の魅力、楽しみ方があるはず。人生ゲームはもう後半に入っている。しゃかりきに生きる時は過ぎた。今はサイコロを振り続けるだけ。どんな目が出るか楽しもう。幸いまだゴールは見えてこない。お楽しみはこれからさ。僕はギャンブルが大好き。勝つか負けるかだ。なんて言いながらセコイギャンブラーなんだけど。そんなことはないって?そうだな、店の商品数が物語っているか。でも、本当最近勝負の欲が薄れてきた。トントンでいいや。ギャンブラーとしては失格だな。内容だよ、プロセスだよ。もちろんスリルのないギャンブルならやめた方がいい。自分のやり方、生き方って、そんな変わるもんじゃない。変えなきゃいけないところはわかってるんだけど…難しいね。変える必要のないところもあるはずだ。一つのものにハマる。そして、まわりが見えなくなる。人から洗脳されるタイプでもないけど。これは変えようと思わない僕のキャラクター。これからますます僕のエゴが顔を出してくるかも。皆さん気をつけて下さい?
スリルに満ち溢れた世界をお見せしたい。セレクトショップはもういいや。
皆さんもアルバーノでスリリングなギャンブルを楽しんで下さい。なないか意味わからなくなってきたけど。
今日もデ・ペトリロだ。このブランドはまだ若い。発展途上だ。ベニー(ペトリロ)もスリルを楽しんでいる50代。僕と同じ心境にしとこう。ナポリ人も欲が薄いんじゃないかな。商売は下手かもしれない。ストイック。要するに職人肌。アモーレ・カンターレ・マンジャーレ。自分が楽しめる服を作れればそれでいい。
スーツ・ジャケット7が続々届いている。NAPOLIモデルから3マークご紹介。
1番目、ダークネイビーに薄い茶のウインドーペン。遠目には紺無地に見えるかな。合わせやすい。
2番目、ツイーディな素材。グレーなんだけど、ネイビー×グレーのミックスか。コーディネート、どう料理しましょうか。
3番目、これもネイビー×グレーのブロックチェック。1㎝のマス。さりげなく主張はあるけれど、飽きのくるような柄じゃない。
すべて3つボタン、2パッチのNAPOLIのポジリッポモデル。
昨日また一つ歳をとった。うれしいかって?そんな訳ない。悲しいかって?そんな訳ない。現実は現実。53は53.ただのオヤG。(にはなりたくないけど。)若く見られたい訳でもない。53fには53の魅力、楽しみ方があるはず。人生ゲームはもう後半に入っている。しゃかりきに生きる時は過ぎた。今はサイコロを振り続けるだけ。どんな目が出るか楽しもう。幸いまだゴールは見えてこない。お楽しみはこれからさ。僕はギャンブルが大好き。勝つか負けるかだ。なんて言いながらセコイギャンブラーなんだけど。そんなことはないって?そうだな、店の商品数が物語っているか。でも、本当最近勝負の欲が薄れてきた。トントンでいいや。ギャンブラーとしては失格だな。内容だよ、プロセスだよ。もちろんスリルのないギャンブルならやめた方がいい。自分のやり方、生き方って、そんな変わるもんじゃない。変えなきゃいけないところはわかってるんだけど…難しいね。変える必要のないところもあるはずだ。一つのものにハマる。そして、まわりが見えなくなる。人から洗脳されるタイプでもないけど。これは変えようと思わない僕のキャラクター。これからますます僕のエゴが顔を出してくるかも。皆さん気をつけて下さい?
スリルに満ち溢れた世界をお見せしたい。セレクトショップはもういいや。
皆さんもアルバーノでスリリングなギャンブルを楽しんで下さい。なないか意味わからなくなってきたけど。
今日もデ・ペトリロだ。このブランドはまだ若い。発展途上だ。ベニー(ペトリロ)もスリルを楽しんでいる50代。僕と同じ心境にしとこう。ナポリ人も欲が薄いんじゃないかな。商売は下手かもしれない。ストイック。要するに職人肌。アモーレ・カンターレ・マンジャーレ。自分が楽しめる服を作れればそれでいい。
スーツ・ジャケット7が続々届いている。NAPOLIモデルから3マークご紹介。
1番目、ダークネイビーに薄い茶のウインドーペン。遠目には紺無地に見えるかな。合わせやすい。
2番目、ツイーディな素材。グレーなんだけど、ネイビー×グレーのミックスか。コーディネート、どう料理しましょうか。
3番目、これもネイビー×グレーのブロックチェック。1㎝のマス。さりげなく主張はあるけれど、飽きのくるような柄じゃない。
すべて3つボタン、2パッチのNAPOLIのポジリッポモデル。
シャツ1枚を買う。その好み、決め方は人それぞれ違うだろう。デザイン、素材、もちろん色、柄。シャツは人の上半身を主張してくれると同時に、その人の人格も表してくれると言えば大袈裟だろうか。
世の中いろんなシャツを着ている人がいる。ただ、着ているという人もいれば、こだわってる感がビシビシ伝わってくる人もいる。やはり、下半身以上に上半身は目に入りますよねぇ。
当店もイタリアのシャツを扱って長い。気がつけばイタリアのシャツブランドがものすごく増えてきた。それだけ選択肢は多い。恵まれた時代だ。いろんなシャツブランドを取り扱ってきたが、本当1社、1社それぞれ味つけは違う。特徴がある。
そんな沢山あるシャツはそれぞれがアートである。ブラント毎の特徴だけではない。同じブランドの中でも、モデル、デザインの違いもアートなのだ。
今秋冬もアルバーノが選んだアートが揃ってきた。
そこで第一弾なのだが、今回は新人である。強力な新人の登場だ。
新人はナポリからだ。VINCEZO di RUGGIERO。言いにくい名前だ。
1920年創業のナポリ最古のシャツブランド。実はこのブランド、前から名前とウワサは聞いていた。代理店アルヴェスティの直営店で、3年程前から扱っていた。「ただ、卸しは出来ないんだよなぁ。すごくいいシャツなんだけど。」当時の担当者が悔しそうに言っていた。
そんなナポリの老舗シャツブランドが、満を持して登場した。ハンドも多用しているので、そんなに安くはない。しかしそこは、アルバーノプライスの目線ですから?ご心配なく。
試着してみた。タイトなサイジング。体に吸いつくようなフィッティング。ウワサ通りの出来。
「シャツはアートだ!」(ちょっと小さく叫びました。)
このアートは新しいぞ。なんて言うんだろう。正統派恰好良いシャツ。わかりやすいぞ。
ずっとフィナモレに惚れ込み扱ってきた。フィナモレは技巧派恰好良いシャツ。
ルジェッロは、ストレートにグイグイ押してくるタイプ。大型新人だぜ。あとは結果が大事だ。フィナモレのように。
1枚目、ダークブルーのジャガード織り柄。大きな水玉って感じのオリジナルなファブリック。ルジェッロは、ファンシーな感じやポップな柄も多い。7か所ハンドは白の糸で(写真)。
2枚目、黒ベースに細かな星のような柄。合わせやすい。
1枚目と2枚目は、同じワイドカラー。
3、4枚目は、色違いのシャンブレー。3枚目がブルー。4枚目がブラウン。前立てあり、背ダーツは全部入ります。
ルジェッロ、是非一度試着してみて下さい。シャープな正統派。
形のいいシャツは、色、柄を超越しますよ。
この前も茶色がダメなんですよ、というお客様が4枚目のシャツを試してみられて、「これはなんか恰好いいねぇ。茶色でもO.Kだなぁ。」と目からウロコ状態でした。
いよいよ満を持して登場。シャツ界に旋風を巻き起こして欲しいなぁ。
イタリアシャツ界、最後の大物として。