ボリオリは7月に入っていたんですが、ここ数日でフィナモレ、デペトリロが入荷してきました。
とりあえず三役が入荷です。
今秋冬からGAIOLAからDE PETRILLO(ペトリロ)にネームが変わる話はしました。
ナポリの地に想いをはせながら、首を長~くして待ってましたよ。
担当者から「第一弾48ピースが入ってきます。」と聞いていましたが、約半分の入荷です。残りは来週ということになりそうです。
今 スーツ屋アルバーノの大黒柱になっております、ナポリのデペトリロ。
期待は限りなく大きくと言うより、僕自身の趣味・興味・ブーム、相棒、友人であり、非常に楽しい付き合いをさせてもらっています。
僕自身がセレクトしたコレクションであり、宝物として、新しいスタートをきります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2015年春夏展示会、第2弾。今週月曜から異例の4日間まわり。
毎度の事私達もどこを回り、どのブランドをどれくらい仕入れるのかの計画をたてていきます。
無事予定通りの仕入れが済み、メデタシ、メデタシ…。では、アカンのですよ!山も谷もない順調な仕入れほどタイクツなものはない。
「この新しいブランド、面白いかもしれない。予定外だけどいっちゃおうか。」なんていう出会いや
サプライズを心の中で求めています。当初の仕入れ計画なんてどうでもいい。グチャグチャにしてくれって感じ。
僕達でかいギャンブルしているんです。予定通りに投資すれば確かな見返りが待ってるなんて、アマイ、アマイ。ギャンブラーたるもの、リスクとは背中合わせでしょう。手をかえ品をかえ、攻め方を変えていかないと、勝利の女神は微笑みません。
という訳で、今回ももちろん山もありました。谷もありました。以外にも心が揺さぶられたのは?シーラップのコート。ブログでもしつこいくらい語っております。
「そこで、なんでシーラップなの?」とお思いでしょう。確かに20年にわたり当店はシーラップ愛に投資してまいりました。
ただ!春夏はほとんど仕入れたことがなかった。レディースは見たこともなく、メンズも真剣に見ていなかった。
今秋冬からSDIにエージェントが代わりました。SDTを訪れると満面の営業スマイル(うそうそ)で、出迎えてくれた担当のOさん。
早速シーラップのトレンチコートを持って現れ、イキナリの熱いプレゼン。予定がなかったのでそっけなく、「春はコート売れないから…ん~?」、「そんなに言うならちょっと着てみようか…ん~?」
僕の中で何かが手招きしてきた。流石シーラップのスタイリングの良さ。
昔ビッグメゾンの大ヒットナイロンコートを作っていたという記憶がよみがえった。
鏡の前でフリーズ。実は前年の冬、恰好イ~シーラップのナイロンコートを着ている方を見てから、気になってはいた。うれしいサプライズだ。
イメージがふくらんできた。春にスプリングコート。予定外を待っていた。
同時に相棒も、レディースのシーラップのコートを着て、嬉しそうに見せにくる。言葉はいらなかった。想いは一緒。久しぶりに見るシーラップのレディース春夏コレクション。
素晴らしい。ビューティフル。アレもいいし、コレもいい。迷うほどどれもいい。
シーラップファンの女性の皆様!いいですよ~!これを見るときっと血が騒ぐと思いますよ。
こういう予定外の瞬間を待っていたんですよ。
その夜ホテルに帰り、僕はグチャグチャになった予算を修正するため、電卓と向き合っていた。
最後に、写真は今店にあるシーラップです。
秋冬物一部入荷しましたが、本格的お披露目は8月初旬の予定です。もうちょっと待ってね。
春夏SALE、まだゴールは見えていません。夏物は今がピーク。少し品薄ですが、狙うは9~11月頃に着られる合い物。いいもの残ってますよ。
先週来春夏展示会に行ってきました。収穫は?ありましたよ。
新しく展開のヴィジョンも…。やはり僕たちが目指すのは、ハイクオリティ、ハイセンスで財布に優しいイタリア服。それを再確認しました。
そんなブランドと太いパイプで長く付き合っていきたい。プライスへの目線は人それぞれ。いつも書いていますが、僕は自分の目線でしか商いできな不器用な男です。自分のプライス目線に入るイタリアものを探します。新しい展開については来年のお楽しみとして、今回僕のハート♥をわしづかみにしたのは、今のアルバーノにあって大きく成長しておりますカジュアルブランド、オリジナルヴィンテージスタイル。
まだ日本で紹介され1年ですが、来季のコレクションもときめかせてくれました。恰好イ~。このトキメキを一刻も早く皆さんに伝えたく、誰かに話したくて書いております。
好きだなぁ。相性が合うのかな。僕の中で新しい服の世界が生まれ、段々ふくらんでいくんです。古いヴィンテージの世界を現代風のアレンジしています。
ちんまりと人知れず自分の世界観を表現している。粋だなぁ。失礼な言い方かもしれませんが、決してビッグになるブランドではないでしょう。某イタリアビッグメゾンのB.C(わかる方はわかるでしょう)とは対極にあるようなスタンス。大切なのは感性」じゃないですか。粋な大人の男性にこういうブランドをさりげなく着こなして欲しいなぁ。夢が広がります。
僕は日本のイチ洋服屋として、そしてイチファンとして、このブランドを支持していきます。
この秋冬も沢山仕込んでますよ。ただ今秋冬は、ニットが中心なんです。キャンセルがでなきゃいいんだけど。
まさに、「ファッションはお金じゃない、センスだよ」をリアルに表現しえくれている、希少なブランドだと思う。
このプライスならトライしてみる価値はあります。オーナー兼デザイナーの鋭いセンスがヒシヒシと伝わってきますよ、きっと。
このブランドこそアルバーノが求めるコンセプトにぴったりのイタリア服。これからが楽しみだなぁ。
*ちなみに写真は、今SALE中の春夏モノです。
1987年から30年近くにわたり、青山骨董通りの裏でひっそりと隠れ家として大人を魅了してきた名店「ラガゼッタ1987」が、同じ骨董通りの青山通り近くに移転リニューアルオープンしました。
僕もまだ雑誌等でチラっと目にしただけですが、かなり広いみたいですね。
1F「フェリージ」、2Fが「ラガゼッタ1987」。昔のような店内にヴィンテージカーが置いてあり、趣味性の強いアヴァンギャルドな恰好良さをリスペクトしていた僕にとってはさみしさも感じますが、時代の流れですから仕方ないでしょう。
ただ、幅広い層に支持されるランドマーク的存在として、フェリージというブランドを更にどっしりと根付かせて欲しいものです。
そして、「ラガゼッタ1987」も新しいスタイルのセレクトショップとして、フィーゴの「フェリージ」だけではないぜ的な主張を期待しておりますよ。
また洋服の方も、本気でやって下さいよ、フィーゴさん。ついていきますよ。
さて、持って良し、飾って絵になるフェリージですが、新店はどんな演出でフェリージを展開しているのかな。今度行く時が楽しみです。
僕も店内に、ウインドーに(もう少しお待ち下さい。)華やかに、シックに、ギャラリー調に演出を考えております。
バッグも結構入荷しておりますが、相変わらず売れ筋ではない?人とかぶるのが嫌いな僕のセレクトしたレザーバッグ3点です。
まず、上の2点はお馴染みでしょう。フェリージの3連ブリーフ。通称「アコーディオンブリーフ」2色です。
まずは、ブラックのレザーにグレーのナイロンのコンビネーション。黒とミディアムグレー。シックでクールなヤツ。
そして、ライトブラウンのレザーにパウダー(薄いピンク)のやさしいコンビネーション。使い込んだライトブラウンが色づき、光沢が出てくるのが楽しみです。
この3連ブリーフ。一目ボレで購入される方が多いですね。絶対このコンビネーションはかぶらないでしょう。
そして、3年越しの?恋。いつも展示会で最終候補まで残るんですが、プライスと2点仕入れることがネックで落とされ続けた、レザーバッグ イン ザ ナイロンショルダーバッグ。要は3ウェイタイプ。
1粒で3度おいしい。勿論一生モノ。使い方は自由。レザーのマチは、12.5㎝。ナイロンバッグに衣類を入れても隙間に書類が十分入ります。
レザーはダークブラウン。ナイロンバッグは得意のダークブルーを選んでおります。
ちなみにレザーの内側にもダークブルーのナイロンがはってあります。外側にもファスナーがついています。
これ1つ持てばビジネスからカジュアルまで、フェリージワールドが広がること間違いなし。
サマースタイルは、オリジナルヴィンテージスタイル(O.V.S)で。
O.V.Sラストのご紹介は、半袖とショートパンツのリゾートスタイルです。
トータルで扱っております、O.V.S。まさにヴィンテージの雰囲気を、今のスタイルで表現しています。
カジュアルなトータルブランドはあまり興味のない僕ですが、このデザイナーのセンス、モノ作りには、何か惹きつけられますね。大人のエレガントな古着感覚。
本当着てみると、サイズが絶妙に計算されている。
まずは、チビ衿の鹿の子を顔料染めしています。かなり表面にアタリがでてます。スタンドカラーとして衿立てで着るといいでしょう。ミリタリーとブルーグリーン。
2番目に、ベーシックな鹿の子ポロシャツ。色は、5色。白以外の4色は、ストーンウォッシュされてます。ブルー、ピンク、グリーン、ミントグリーン。台衿のあるシャツ衿。そして、衿裏が鹿の子ではなく、シャツ地になっていて衿立てもキマります。こんな細かいところのセンスがニクイ。サイズも日本人に合ってコンパクト。
3番目、前開きの半袖シャツ2色。白とネイビーグレー。色落ちがかなり強く、ヴィンテージ感がでています。
4番目は、Tシャツ4色。白以外はウォッシュされています。ベージュ、ミリタリーブラック、ブルー。サイズ感は、かなりコンパクトです。
ラストは、ショートパンツ。今回かなり人気があり、濃紺が早くに完売してしまいました。
丈の長さも短めのテーパード。ウォッシュドストレッチパンツ。ブルーとベージュの2色です。
このブランド、秋冬も大量発注しおります。秋冬は得意のニット中心の展開を予定しております。
ただ、入荷時期が遅いのが心配です。