男にとって(もちろん僕もそうだが。)、上衣を着るようになって一度は憧れるスーツは、チョークストライプではないだろうか?
もう強引ぐマイウエイ。それもぶっとい巾広のヤツ。
昔ゴッドファーザー等のギャング映画では、アルパチーノやデニーロがオールバックで着てたイメージ。
なんか無性に威張りたくなる。「俺が一番強え~んだ~。文句あるなら言ってみろ。」みたいな。
女性のハートなんか瞬殺だぜ。 モチロン恰好イイヤツじゃないとね。
イタリア製でイタリアンファブリック。(イギリス生地でもいい。)ホントはダブルの襟も広いヤツがいいんだけど。昨年はGABOで仕入れた。今1着残ってるかな。
昔僕も憧れて着たことがあるけど、残念ながら女性には見向きもされなかった…。
そういや日本製のコムサデモードクラスだったもんなぁ。イタリア製だったらどうなってたんだろ。
今日はデ・ペトリロの3cmピッチのぶっといチョークストライプスーツ。
ダークネイビーといっても黒っぽい。ラインはグレー。
冒頭にコーディネート写真を撮ってみたけど、ちょっとお遊び系ばかりになってしまった。
とにかくピッチのあらいチョークストライプは、単品ジャケットでどう着こなすかが、カギなんだ。
下に合わせるパンツは、無地系であればコットンでもウールでも。
ただ、そんなにセオリーはない。シンプルにクールに合わせるも良し。ちょっとひねって目立ってみるも良し。
アルパチーノ風に合わせるなら、シンプルがいいと思う。しつこいようだけど、ペトリロ級以上のスーツでないとね。そこがキモ。スーツなんだよ。
でも、スーツで着るのは、ときたまでいい。ようはジャケットでいかに、「はく」を出すかだ。
ピッチは3cmくらいが丁度いい。
次は、グレーの方も紹介するよ。
SALE真っ最中、20本程ネクタイが入荷しました。ステファノ・ビジ、ニッキー。
ストライプが多く、僕ならセレクトしないような斬新な色の組み合わせです。ストライプのシャツ(フィナモレ、エリコ・フォルミコラ)とコーディネートしてみました。このコンビネーションなら、新春からNEWな貴方に変身できます。周りの人の目は、貴方のVゾーンに釘付けになるはずです。
前にも紹介した遊べるスーツ、マージャーズ。アヴァンギャルドとクラシックの絶妙なミックス。今回はダブルのグレーチョークストライプです。これは着回せます。ドレッシーに着る事も出来ますが、ウールを水通ししたシワ加工の素材感。依って崩して着回す事をオススメします。スーツでサーモンピンクのタートルを合わせてポップに。ザノーネのショールカラー×ストライプのパンツでリラックスカジュアル。ジャケットを白パンに合わせてイタおや風に。如何でしょうか?貴方好みに着回して下さい。
巻き物を制する者は、ファッションを制す。お気に入りのジャケット、スーツ、コートをより魅力的に演出してくれるアクセサリー。首元、一番顔に近い所を飾る事でコーディネートを一変してくれる。
ダークトーンの巻き物で全体を引き締めてくれるパターン。鮮やかな色・柄で華やいだ雰囲気にしてくれるパターン。足し算、引き算である。当然巻き方によっても表現力は変わる。ローゲージ、ハイゲージニット、シャツにも相性のいい巻き物を。
アルバーノでは、フィオリオ・ロダ・アルテア等ちょい主張の強いブランドを扱っています。ボリオリ・Gi.capriのジャケットをより素敵に魅せてくれるはず。
ボリオリクラシックスーツ。最高級ラインは間違いなくこのHモデルです。
芯地、縫製、クオリティ面。サルトリアと呼ばれる職人技です。
HとF、クオリティではHが間違いなく上ですが、デザイン的には違います。好みです。只ボリオリのアイデンティティは共通です。
前にブログでFモデルの写真を出しているので、見比べて下さい。判りにくいと思いますが、簡単に言えばこのHモデルはクラシック、Fモデルはコンテンポラリー。
ラペル幅がHが9cm、Fが8cm、ゴージラインの高さはHが高いです。段返りの高さがHが3つボタンだけど2つボタンに近い返りです。Fは普通の段返りです。
肩のラインはHが丸みがあり、Fが角ばっている感じ。ボディはHの方がちょっとタイトに感じます。どちらを選ぶかは、ご予算と好みです。