20年以上経過して全く変わらないものって、このファッションの世界ありますかね。
洋服においては、あり得ない。ミリ単位、センチ単位の修正はあります。
今日ご紹介するフェリージのバッグ。これは全くいじっておりません。
「いくつになっても変わらないわねぇ~。お若くて。」なんて言われそうな不変のモデル。
ナイロントラベルバッグ、P3。
20数年前に一番最初に仕入れたモデルの一つで、その時の事はしっかり覚えております。
色は、イエロー。バブルも末期でしたが、シックなイタリアンカラーの中にあって、異質なインパクトを放ってましたね。
その頃は、P3はなんか黄色のイメージがあったんだよな。なんでやろ?
今と違い、モチロン知る人ぞ知る、全く知らない人は全く知らない(当たり前。)
ただ、その時買われた人は、「やっぱりこのバッグは、イエローが似合うんだよね。」とつぶやきながら、買われたような記憶が…。
中に詰め物を入れると、こんなにボリューム満点なのに、詰め物をとると、ショボっとしぼんじゃう。プードルの様なバッグ。だけど、とっても丈夫な作りですよ。
それ以来、なぜかイエローは入れたことがありません。
今回は3色いれてます。当店十八番(オハコ)カラーと言えば、ダークブルーでしょう。いつものごとく早いです。売れるのが。
あとは、オリーブグリーン。そして、これも「アルバーノさんがいつもオーダーするから、入れときましたよ。」と担当のSさんに恩きせがましく言われる色。ダークグレーのコンビ。渋いところ3色揃いました。
これでもかこれでもかとイタリアからパンツ専業ブランドが登場します。何を基準に決めたらいいのか。好みは人それぞれでしょう。
僕なんかどのブランドのパンツをはいても、ピタっとくるものは珍しいです。ヤセのうえに、特に足が細すぎるのか。ですから、正統派人気ブランドやスーツの組下は、お直しすることがほとんどです。イタリア人もパンツは好みのサイズに直してからはくようです。
昨今は、ヒザ下の極端に細いパンツが席巻してきました。私達クラシコの世界ですけど。
今日ご紹介するナポリのパンツブランド、「BARONIO」(バロニオ)。かなり攻めています。29サイズなら僕でも直しがいらない!スソ巾16センチ級。
かなりの方は、マイサイズではかれるとピタっときます。全てストレッチが入るので、はきごこちはGOOD。プライスも、モチロンアルバーノのことですので。
昨日も60代のオヤジさんが、「これはちょっと細すぎて抵抗あるな。」と言いながら、ワンサイズアップで購入していかれました。
「はきやすい、はきごこちがいいね。」ファン急増中です。バロニオ2シーズン目。出足好調です。
まずは、デニムです。2f本写ってますが、左が細いCHINOモデルの切ポケ。右は少し太い5ポケットMADDOXモデル。
続いて、CHINO。紺とミディアムブラウン。3番目が赤とダークブラウン。そんな派手ではない大人のいい赤です。
ラストがヘリンボーンのグレーです。
全てコットンストレッチです。
アルバーノ女子の皆さん、如何お過ごしですか?
お久しぶりです。アルバ子です。
10月です。秋本番ですよ。
アルバーノ・レディース部門にも秋の便りが届いております。
まずは、ザノーネより。
定番のミドルゲージのタートルです。今回はちょっとニューな感じなお色でいってみました。
ちょい甘な感じで心がホッコリ癒されそうな色です。うすーいピンクとパステルピンク。そして、紺がいつもの紺じゃん!と思ったら大間違いで、微妙にグリーン系の糸がミックスされてるんですよ。どのお色も写真では微妙なニュアンスが伝わらないのが悔しいところです。
ゆるめのボトルネックです。ヴァージンウールにアンゴラ混です。柔らかくて頬ずりしたくなります。そして、これまた色がきれいなの!
ボトルネックと同じくウールにアンゴラ混です。7分袖でコンパクトなサイズ感のクルーネック。
パンツでもスカートでもバッチリ。色はダークグリーンとバニラアイスのような色の2色。
こちらのパンツは今季より取扱い始めた、ニックウェイブ。100%Made in ITALYにこだわったカジュアルパンツです。モデルはBOYFRIEND。とは言ってもルーズな感じではありません。腰回りはスッキリとはけます。ストレッチ混ではきごこちもよいし、シルエットも良いです。
ライトグレーの細畝コーデュロイとモカっぽい地厚コットン、ロイヤルブルーのピーチスキンと定番デニムの4素材です。ぜひお試しを。
まだまだ入荷のご案内をしなくてはいけないのですが…。
メンズ同様レディースも追いついておりません…。ごめんなさい。
お店に来られる方は、是非実際の商品を見てみて下さいませ。
結局、好きなものって何も変わらない訳で、好きになることに理由なんてない訳です。
一番好きな食べ物は何?そして、その理由は?と聞かれて、答えられますか?
焼肉も好きだけど、オムライスも好き、鶏の唐揚げも大好物。一つに絞れと言われてもってという人は多いんじゃないかな。僕も好きなものは多いですが、一つに絞れと言われれば、「餃子」と即答してきました。小学2年生の時、初めてこの食べ物と出会って、食べた時の感動は一生忘れられません。
そりゃウソです。そんな子供が初めて食べた時の印象なんか覚えているはずないでしょう。
ただ、小学校高学年の頃には、誕生日にオフクロが、「今日何でも作ってあげるけど、何食べたい?」と聞かれた時は、必ず「餃子!」と即答していました。
気がついた時には、僕の脳の好きな食べ物を記憶している部分は、「餃子脳」になっていました。それだけ一つに絞り込むっていうのは、難しいもんです。
今日は「シャツはアートだ」2回目。一番好きなシャツはどこのシャツ。と聞かれたなら、即答でこのシャツを指名することでしょう。
「フィナモレのセルジオ」。餃子と違って、このシャツは初めて袖を通した時の感動、印象、状況は、一生忘れないでしょう。そりゃ大人になってましたもん。さすがに日付までは覚えてませんが。
そんなフィナモレ・セルジオ一筋で、8年くらいは経ちましたかね。
モノ自体はほとんど変わっておりませんが、様々な世間の事情がございまして、プライスはかなり変わりました。そのため扱い量は減りましたが、僕の中ではフィナモレ・セルジオ愛には変わりありません。
時代の流れがシモーネになろうが、僕の頭は頑固です。
今日のセルジオ4連発。
まずは、光沢がきれいなシャイニーエレガントアート。シックなブルー。鮮やかです。
2番目、ちょっと白っぽく写っておりますが、少し起毛したようなコットン、クリームっぽい色。アルバーノお得意、いつもの「ちょっとボディと違うゾクレリック。」炸裂です。さりげなく憎いシャツ。
3番目、これも少しわかりにくいですが、普通のパープルロンドンストライプ。オールシーズンタイプのコットン。
ラストは、2.5㎝四方のブロックチェック。ブルー×白。洗ってあるせいか、ものすごくやさしくソフトなコットン。
今秋もO.V.S(オリジナルヴィンテージスタイル)が大量ダァ~。売れないうちに紹介していかないとね。
O.V.Sの展示会に行く。コレクションを見ているうちに、ドンドン引き込まれていくんですよ。僕の中で理想とするカジュアルスタイルが続々と湧き出すんです。そんなトキメく様なブランド、めったにない。
その世界は、次第に広がっていく。僕は導かれるように夢中でオーダーしている。
気がつけば、オーダーシートが7枚…8枚。
おいおい、そんな売れるのかよ?ウ~ン難しいかもね。
そんな売れ筋ブランドじゃあるまいし。
しょうがないよ。イメージが止まらないんだから。僕が売るんだから責任は持つ。
「考えるな、感じろ!迷うな、自分を信じろ!」声が聞こえてきた。
このブランド、人気出るかな?人気が出る要素は十二分にあるさ。着れば判ってもらえるはず。
でも、騒がれなくていい。密かに、静かに、長くが理想。
そのうちオーダーシートも14枚…15枚。アルバーノが売りますから。オンリーショップでもやりますか?!今はO.V.Sコーナー作ってますから。
「アルバーノは、O.V.Sでガッチリ!」番組出て言いたいよね。
ムダ話長いねぇ。わかっとります。それだけハマってるんですよ。
今回のO.V.Sは、ニットが中心。オーナーの気分だったのかな。
とりあえず売れ出している人気ニットから。数型。
まずは、2トーンのカラーコンビネーションのクルーセーター。通称SIMON。
色の部分で編み方を変えております。気に入ったので3色展開。
赤×ネイビー。ブルー×グレー。ネイビー×グリーン。
かなりタイトなサイジングです。
続いて、クルーネックのフェアアイルセーター、2色。オレンジ、パープルの方は、かなり洗いを強くし、ヴィンテージ感全開。
もう一色は、紺と赤のベーシック。洗いは弱い。
ラストは、うちこみの強い太リブのダブル。カーディガンというより短ジャケット風。これは着てみるといい味が出ます。ヴィンテージな着こなし方も幅広い。通称SAIL。ヨロシク。