ご紹介にしては、ちょっと遅いですかね。いやいや今からですよ、サマースタイルは。あわてない、あわてない。
いよいよ、アルバーノに夏がやってきました。
まずトップバッターは、南イタリアの空気を一杯に詰め込んだカプリシャツです。
アルバーノでは夏のアートとして、定着しておりますナポリのチリエッロ。MEN'S EXから拝借しました、「ナポリの貴公子シャツ」。ずばり！ナイスコピー！８か所ハンドの贅沢な一枚。それでも２万円台。
とにかくこの袖付けのイセ込み、ご覧ください。まるで女性のパフスリーブの様な肩。背中のギャザーはお決まり。エレガントな美しさと男くささのベストマッチ。
今回はフルレングスにしました。（昨年は７分袖）リネンの様な風合いのコットン。ブルーのハケ目と白ベースの紺とブルーのストライプ。
この貴公子シャツを袖まくりし、自分流シワを盛り込んで、爽やかに着まわして下さい。
この夏はあなたのものです。

今年に入ってからシャツ…いいですねぇ。好調が続いています。カジュアルもいいですけど、今日ご紹介のドレスシャツが特に良いように感じます。アルバーノも重衣料以外では、シャツに力を入れているつもりです。
前からシャツの店をやりたいと言い続け、実現はしていないものの今でもその気持ちには変わりありません。シャツはサイズがありますが、特にシーズンは限定されないし、大きなサイズ変更もなくゆっくり売っていけ、ロスが少ないです。やはり、ナポリのシャツが中心かな。
「ナポリシャツ屋＆カフェ」なんかも面白いですね。１階とは別に２階を拡張して、ナポリ関連のものとフェリージをアトランダムにコレクションし、僕の大好きなミュージックカフェをフューチャーする…。という構想も今練っているところです。好きなことをやりたいですね。
とにかくナポリシャツは、その中にしっかり取り入れていきますよ。
そして、このシャツも勿論入れるつもり。
今日はディクルティスのドレスシャツ。「シャツはアートだ」で、カジュアル系はご紹介しましたが、ドレスシャツもこれがまた良い、着やすい。








まずは、マイクロへリンボーンの白・次が、同素材のアースピンク。
３番目は、オフ白のブロード。４番目、サックスグレーのブロード。
５番目、ドビーストライプの白。６番目、ブルーグレンチェック。
とにかく肩はフィット、ウエストが絞られています。袖付けがハンドです。
衿型は、全て　「Numi」というセミワイドです。

最近来店するお客様にヤングマン（２０代のお客様のことです。）が、増えてきたように感じます。当店も徐々にでしょうが、僕の年齢に比例してでしょうか、３０代以上の素敵な大人のジェントルマンに支えられてきた訳です。
ところがどうでしょう、この現象は。クラシコ系なキレイめスタイルに憧れるヤングマンが、増えてるんですかね。ヤングマンの方は、ファストファッション、ファストフードの世代であります。いいモノを大切に長くというより、わかりやすくリーズナブルものを使い捨てていく事に慣れています。モノへの執着、美意識は二の次。高性能で安いことが、大切な時代なんじゃないかな。
そこで商いをする僕達にとっては、いいモノを着てみたいというヤングマンの来店は、本当待ってましたというところです。
店内の奥のクロージングコーナーで立ち止まるヤングマンを見てはダッシュで近づき、僕がまず条件反射で取り出すのは、ボリオリのCOATですかね。迷いはありません。
当店の戸をたたくヤングマンも、「実は、いいジャケットを探してるんです。」
ホラ、ホラ、ホラ、来たよ、来たよ。「ボリオリって知ってます？多分着てみたら、世の中変わるよ。まず、ジャケットのオブジェや～。」なんて、彦摩呂的にオーバーに、半分本気で、着てもらいます。
僕の瞳がキラッ。流暢な僕の心のトークがヒートアップしていきます。ヤングマンもしばしフリーズ状態。「このジャケットは、熟成するまで２～３年かかります。ガンガン着て味を出して下さい。愛おしく愛着を感じた時、ようやく自分のモノになりますよ。」
「カッコイイーですね。じゃぁ、これにします。」なんてすんなりいかない。当たり前ですよ。わかっています。
やはり、初心者から上級者までストライクゾーンの広さが、ボリオリのスタンス。ヤングマンにしてみれば、安くはないだろうけど、『本物のジャケット』を見極めるには判り易いじゃないかな。ボリオリ・COATモデル。






２回目の紹介になります。コットンリネン３種いってみましょう。
まずは、麻６４・コットン３４・ストレッチ混のソフト風COAT。色は、ネイビー。
２番目は、綿・麻・半々のヘリンボーン。バリっとした張りがあります。色は、ブルーグレー。よくやるカラーですが、その時々で同じものではありません。
３番目は、上の色違い。ライトの下ではちょっと赤っぽい茶に見えますが、外で見るとライトブラウンの様なステキな色です。
若い時一着のジャケットとの出会いが、その後の人生・モノの価値観をかえる素晴らしいことじゃないですか。今はモノは捨てる時代なのかもしれません。でも、自分の人生の途中で愛着を持ったものを、あなたは手放せますか？

タイミングとしてはちょっと遅いですかね。気温が上がってきましたもんね。夏は近い。しかし！！そんなことはおかまいなし。ファッションの世界。魅せましょうよ。チラっと！はたまた大胆に。
やっぱり首回りを制してこそ上級者。一生懸命僕なりにスナップってみました。
いや巻き物、何枚あっても多すぎることナシ。ＴＰＯに応じたカラーとのコラボレーションを楽しみましょう。
まずは、UMBERTO FORNAARIのストール。昔からやったりやらなかったり。極薄コットン、ガーゼの様な布地。これは今からでも快適、柄もお洒落でしょう。アンティークな柄、ペーズリー、水玉。
続いて、高級ネクタイのCANTINIから。コットン・白ベースのブルーストライプ。ブルーにドット柄が鮮やか。これも軽い。今からの季節イイネ。
次も、CANTINI。コットンのオレンジチェック。ガーゼのような手触り。そして、リネン100のサックスストール。
続いて、イギリス！珍しいグレンプリンス。これはお馴染みですね。麻レーヨンのストール、ブルーとグレージュ。
最後は、コットンの大きな水玉ストール。ブルーとグレー。グレンプリンスのプライスはお決まりの￥５０００アンダー。
以上が今季物です。













調子にのってすいません。在庫も勢いでドサクサで混ぜちゃいます。
お馴染みの方もいらっしゃるでしょう。マァ、マァ、マァ、マァ、こんないいのが残ってるんですよ。

プライス？安いにこしたことはない。特にドレスシャツは。何枚も必要だし、２０枚、３０枚あってもいい。２万くらいか？２万アンダーがベスト。
当店もそこにこだわり続けた。前回登場のディクルティス。カジュアルもよし、ドレスもいいねぇ。ナポリシャツ、袖付けハンド。ピタピタで動きやすい、不思議。
ここしばらくドレス部門の顔役だったエリコ・フォルミコラに、ライバル出現。
同じナポリのライバル出現に、「俺にはボレリで鍛えた腕があるんだ。沢山ファンも作ったし、いつでも受けてたつぜ。」と余裕をみせる。
ただ、問題なのはエリコが直輸入できなくなったこと。今シーズンはなんとか２万アンダーをキープするも、今秋冬はどうかな？
エリコ・フォルミコラのドレスシャツです。衿は定番のフィレンツェ。
まずは、白２種。普通の白ですが、１枚目がブロード。２枚目が細かい織り、表現できません。
３、４枚目は、色違い。３枚目の方が少し明るいブルー。４枚目は、クレリックで若干濃い。
５枚目は、ピンストライプ。