ALBANOレディース春物、揃ってきましたよ。
アスペジのアウター、バグッタのシャツ、インコテックスのパンツ・スカート、ザノーネ、ルトロアのニット。
マジェスティックのカットソー、巻き物…。
シンプルで上質なアルバーノがセレクトするイタリア・フランスのインポート。
サニーアフタヌーン。春の陽気に誘われて、是非のぞいてみて下さい。
GAIOLA第一弾が入荷し一か月以上経ちます。その後が入荷してきません。
もう少し揃ってから…とのんびり待っていたら、いつになるかわからないので紹介していかないと。
スタンダードなナポリモデルのスーツも数型入荷しています。
今日は早く紹介したくて、ウズウズしていました。NEWモデルのジャケット。アンコンジャケット。GAIOLAのアンコンと言えば、AGO E FILOという超軽ジャケットがあるんですが、それを少し構築的にした「こういうの待ってたんだよ~スタイル」。やってくれますね。新鮮!かつナポリ的。個人的に非常に気に入りました。
9㎝のワイドラペルに高いゴージライン。存在感があります。けど、いやらしさがない。そこに高いのぼりはGAIOLA流。
3型入荷しています。
まずは、ブラックジャケット。素材はリネン・ウール。黒無地ですが織り感のある表面は、ジャケットらしい。ちなみにこのNEWモデル、デザイン色々あるんですが、3ボタン・パッチポケットにしました。
次は、少しインパクトのある鮮やかなブルー。店頭でも皆さん触られます。どうでしょう。ブルーフェチ大興奮間違いなし。リネンでもウエイトのあるリネン素材。この素材ならアンコンモデルにして正解だったな。
ラストは正統派。リネン、ビスコースのネイビーベーシック。このリネンは軽い素材。夏にもバッチリいけそう。
今回の新作アンコンモデル。スーツもオーダーしております。
伝統と挑戦の間でナポリの革命児、GAIOLAの躍進はまだまだ続くでしょう。
今春もアルバーノのクロージングコーナーの定位置をボリオリのCOATモデルが占領した。
お馴染みの木製のハンガーに掛けられたガーメントダイ。ジャケットのオブジェ。
ラペルが少し広くなり、着丈が短くマイナーチェンジして、何シーズンか経つ。ユーロ高の影はこの春から少しずつ現れている。ユーロが100円と底だった時より1万位は上がったが、このあたりのプライスで落ち着いてくれるだろう。
今やガーメントダイのジャケットは、もっと安いブランドもいくつも出ている。
ただ、やはりボリオリというファクトリーブランド(今は方向性が違ってきたが)は、クォリティを考えるとまだ安いんじゃないかな。
ブログでも書いたが、メイドインイタリーのジャケットのプライス基準を変えたのはボリオリだ。そのきっかけがDOVERだった訳だが、10万円は下らなかったCOATもそれに続いた。でも、DOVERのあまりの大ヒットの陰に隠れ、ライバルの登場もあり、ボリオリのCOATはそんなに売れたとは思わない。
ただ、ボリオリというブランドが、世界でイメージングされるのはCOATである事に疑いの余地はない。
それくらいこのジャケットのオブジェは、世界に(日本ではなく)与えた影響は測りしれない。
特に当店はこのジャケットのお蔭で、今がある。足を向けて寝られないですよ。いやホントオーバーな話ではない。いまや店頭のディスプレイは他に譲ることもあるが、長年店頭に鎮座し続けた。触っている人を見つければ、飛んで出て行き、熱く説明した。でも、店内のクロージングコーナーの定位置(一番いい場所)は譲らない今春も。
どうしてもCOATの話になると、熱くなっちゃうんだよなぁ。許して。
そんな訳で定番COAT3色です。
今回は爽やかなクールなカラーです。
まずは、僕のお得意(皆様ご存知ですよね。)ブルーグレー。
ブルーグレーと言えど広し!同じブルーグレーは、2つとない。ブルーとグレーの配分ですよ。ブルーとグレーの色合いですよ。当たり前か。ボリオリもお得意です。いろんなブルーグレーを出してきます。
今回は、インテリジェンスなブルーグレー。
続いて、意外と過去に入れた記憶がないグレー。ありそうでなかった、なんて言いましょうか、コンクリートグレー。(新しい表現でしょう。)
最後は、これもお決まりでしょう。ライトグレー。オフ白ですね。
今回は、デニム、カラーパンツを意識したものを選びました。
シャツはアート。アートは素材、柄だけじゃありません。衿もアートです。
1回目、フィナモレ・SERGIOも衿高のアートでした。
今日の衿は、開襟からタイドアップまで変幻自在なエリコ・フォルミコラの隠し玉をご紹介します。
エリコ・フォルミコラと言えば、基本的にアルバーノのドレスシャツとして数年扱っております。
ドレスシャツのイメージなんですが、この衿は遊べる衿であります。ワンピースカラー。ワンピースカラーいろいろありますが、大きく開けた時のこの色気がいいんです。
先シーズンは結構オーダーするも、全てキャンセルになってしまいました。ワンピースカラーはスプリングから本番とばかり5素材選んでおりますが、2素材入荷です。
カラーステイなしのソフトな衿です。台衿なしのワンピースなんですが、衿が長くタイドアップも問題なし。ジャケットのインナーに着ると、フワッといい感じにおさまります。第一ボタンを開け少しオープンに。大きな上衿と返りが美しい良いバランス。
そして、第二ボタンを開けると、これがエクセレント!大きな衿は肩あたりまできて、ジャケットの衿のように大きく開くんです。ジャケットから衿を出すのは、石原裕次郎っぽくなりチョット…ですが、一枚で着る時はワイルド感も出ていいですよ。
4種類の衿の変化が楽しめるお得なシャツです。
まずは、茶・紺・白のチェック。遠目に見ると、無難なチェックです。
もう一枚は、グレージュのロンストです。ソフトに洗いがかかってますので、着心地もバツグンです。
写真の様に衿の表情が楽しめます。
前衿3.5㎝、後衿5cm。この今時ありかよ、という衿高に惚れ込み何年経つでしょうか。
フィナモレのSERGIO。前3㎝、後4.5㎝はよくあるんですが、この5㎜の差が大切なんです。5㎜の高さが世の中を変えたと言ったら、クレオパトラの鼻じゃないんだからとつっこまれそうですね。
モチロン、衿だけではありません。肩のフィット感、全体のバランスがこの名作を生んだと思います。
ただ、最近は衿の低いSIMONEも人気だと聞きます。個人的好みの問題ですよね。
首の長い僕だから、衿の高いものが好きなのかな。衿の高いもの。ザノーネのミドルゲージニット。ガイオラのジャケットの後ろ衿(のぼり)。シーラップのPコート、アルバーノモデル。昨日紹介したアランのショールカラーの後ろ衿。試着する時は、必ずそこを見てしまいます。
ところで、今回東京へ着き一番にアマンさんに、フィナモレのコレクションを見に行きました。
「今回もアートなシャツ、バッチリ入れるぞ。」気合十分で臨んだ矢先、プライスアップと聞かされ、愕然としました。マジで頭が真っ白になりました。その上がり具合にちょっとフィナモレが遠いところへ行った様に感じました。予定していた数の半分位にしました。プライスに人一倍こだわる僕としては、このプライスには今までの様な量は扱えないな、と即決断しました。
ユーロ高はわかるんですが、大好きなシャツだけに残念でなりません。
今後は内容をより深く吟味して、仕入れることになるだろうな。
今春は沢山やってますよ。相変わらずワンサイズ1点ですけど。
まずは、シーズンに2、3種類は必ず入れてます。クレリック。今回も爽やかにブルーチェック。セルジオの大きな白い衿が淡いブルーには好相性です。
続いて、ロンストです。微妙なブルーグリーン。これはインパクトありますね。コーディネートの時は、他の色を抑えましょう。
最後は、ライトブルーのロンスト。衿型はボタンダウンですが、今でている小さな衿ではなく、古いモデル高い衿のLUCIOを選んでます。
衿高に反応するのは、私の性でしょうか。