朝起きる。クローゼットから、「今日は、どのジャケット、スーツを着ようか。」と考える。その瞬間が大切だ。インスピレーションは大事だ。
でも、その前に今日の自分の行動・スケジュールを考える。平凡な日か?何か重要な会議がある日か?大切な人と会う日か?夜の飲み会のこと。そんなシチュエーションをイメージする。そこで、チョイスする選択肢は多いほどいい。けど、多いほど悩む。でも、その悩みが楽しみだ。服に投資した意味がある。自己満足じゃない。今日は、どんな俺を演出しようか。役者になれる時間。一日が楽しくなる。それも周りに対しての気配りではないか。
そんな中週に一度は、気分としてチョイスして欲しいジャケット、スーツ。
ボリオリ、DOVER。僕はそうであるが、このジャケットをチョイスした日は、少しエレガントな一日を送れる気がする。大切な女性と会う日などをイメージしてみて下さい。ほら、そんな気分になってきたでしょう?
今日は、DOVERジャケット3種。
まずは、かなりダークなネイビー。中厚のしなやかな素材。良く見ると、細かな織りが入る。それが影縞(ストライプ)を作る。オレンジ・白の細かいネップ。さりげなく粋なセンスをPR。
次は、これまたダーク。これは、もう何年も続く定番のツィード。いつもネイビーやミディアム系カラーを選んでいた。今回は、チャコールグレー。(黒に近い)。合わせ方は無限大。朝のチョイスに悩んだ時に選ぶといい。シャツ・パンツなどのコーディネートをひきたたせてくれる。
最後は、ボリオリの展示会で、なぜか惹かれた大柄グレンチェック。今回ボリオリが推す英国調。意外性かな。ベージュに茶と黒のチェック。これは、主役中の主役ですから、インナー・ボトムを選びます。素材は英国調ド真ん中ですが、DOVERですよ。まったくヘビーな印象はありません。イタリアの艶っぽさと英国のハーモニー。甘く着こなそうじゃありませんか。ボルドーのタートルにグレーのパンツなんかもいいんじゃないか。
入荷も佳境に入ってまいりました。店内ジャングル状態。
早くご紹介していかなきゃ。紹介したくてウズウズしているんですけど。もったいぶってると、タイミングを逃しちゃいます。まだ、暑いからなんて言ってる場合じゃない。とにかくピッチを上げていかないと。
シャツだ、シャツ。主役の時期が終わっちゃうよ。フィナモレのスポーツも入荷、現在進行形。
エリコ・フォルミコラにナポリからの期待のNEWブランドも入荷した。急げっ!シャツはナポリ三昧だ。
今日は、フィナモレ・スポーツシャツです。モデルは、ALL SERGIOです。
1番目、オックスフォードのライトブルーストライプ。張りのあるざっくりした生地。ドレスシャツでもいけそうなベーシックシャツ。
2番目、ウールが20%混ざったコットンシャツ。シックなライトグレー。ウールが入ってるが、サラっとした感じ。モノトーンでシックな合わせ方から、どんな色でも引き立て役になってくれる。オールラウンドな一枚。
3番目、ソフトなチェック。写真では赤っぽく写っているが、現物は茶×紺×白。大柄ではないが、院のアクトは十分ある。個人的に好きです。
4番目、前回チェック特集の時に最後に出したブルー系の色違い、ブラウンベース。暖色系の優しさが漂います。
このブランド、当店でどんなスタンスで紹介したらいいんだろう。ポジションが他のブランドとは違う。ファクトリー専業ブランドが中心のアルバーノの中で、ヴィンテージ(この言葉に弱い)というスタイルにこだわるトータルブランド。
やはり、ワンコーナーでトータルで見せていくべきではある。その覚悟でおります。でも、王道ファクトリーブランドとの相性もいいので、単品使いでセレクトしてもらうのもいいだろう。
プライスも結構リーズナブル。そして、モノは?センスは?
例えば、製品洗いのジャケット。プライス¥42000。このあたりの価格のイタリー製ジャケットは、過去に沢山見てきた。やっぱりプライスに見合っただけのクォリティ、デザイン。仕入れるには及ばない。ただ、このオリジナルヴィンテージスタイル(O.V.S)のジャケットは違った。いいツラしてるんです。そりゃボリオリのCOATと比べるのは違うと思いますが、デザイナーのセンスがすごく伝わってきます。
まだ、第一弾です。全貌は見ていません。?な部分もあります。プライスの視点からすると、幅広い層にイタリアものの魅力を知ってもらえる。センスですよ、センス。高い服ばかりでキメることが、ファッションじゃないんですよ。うまく使ってもらえると信じてます。
第一弾の入荷です。ジャケット、パンツ、ジレ、ニットJK。
まずは、先に説明したJK.製品洗いのヴィンテージJK。コットン100。色は、グレージュとカーキ。ガンガン着こんで下さい。スーツ屋の製品洗いと違います。¥42000です。ヴィンテージ風です。味だし、シワO.Kじゃないですか。
続いて、パンツ。まずは、グレージュJKとセットアップになる、ワンタックのテーパード。写真の営業主任のように、上下であなた好みに着てね。単品でもモチロンO.K。もう1本は、ベージュのノータック。細畝コーデュロイ。かなりタイトな細テーパード。
ジレは、4紗混のウォッシュドタイプ。後ろも共地です。Vゾーンの狭い、いいバランスです。
最後は、ローゲージのニットジャケット。羽織りものですね。力の抜けた雰囲気は扱いやすいですよ。ちなみに、このブランドのボタンは、全てレトロな楕円形のものを使っています。
オリジナルヴィンテージスタイル。このメイドインイタリーのトータルブランド。
未だ未知数ではありますが、しばらくは様子を見ながらアルバーノのカジュアルコーナーの顔にしていきたいですね。
ジャケット戦国時代に今春彗星のごとく登場し、旋風を巻き起こしたタリアトーレ。イタリアンニューウェイブ。
新しいブランドではありませんが、日本に遅れてやってきた大物と言っても言い過ぎではないでしょう。
昨年のブログに、初めて見た時の感動を書いてます。この期におよんで未だこんなブランドが、イタリア大好き日本で紹介されていなかった。サプライズです。イタリアという国の奥深さ、クロージング文化。深いなぁ。
タリアトーレ。最初着た時から、体が反応した、肩のライン、ウエストの高さ。裁断なのかなぁ、着ると背中を後ろから押されているような感覚。独特な作り、スタイリング…。完成されている、強力な独自性。
なんだろう?!北のブランドと似ているようで、ちょっと違う南イタリア産。スマート、スタイリッシュ、攻めている。けど、クラシックな線は越えていない。オーナーの遊び心全開。イタリアでウケているのもうなづける。
この秋冬コレクション。スーツ、ジャケット、コートを展開しています。
今度紹介しますが、このブランドのコートがまたスタイリッシュ。モデルと素材のバリエーション豊か。選ぶのに悩みましたよ。シーラップとはまた違ったスーツ屋のコート。
今日は、ジャケットです。
まずは、タリアトーレらしい(他では見ないなぁ)、独特なファブリック。結構軽い素材の一枚仕立ての大見返し。見た目ツィード風な白とブルーがネップっぽい感じの生地。着るだけで、センスの良さがにじみでますよ。
続いて、白黒のギンガムチェック。至ってベーシックです。だからこそタリアトーレの研ぎ澄まされた美学がわかりやすい。チェックもほどよい大きさで上品。チェック初心者は、このあたりから。
最後は、今春アッという間に売り場から消えたザ ダブル オブ タリアトーレ。秋冬バージョンのホップサック、ネイビー。売れて納得。Vゾーンが狭く、ウエストの絞り位置が高い、色気ある正統派。
しかし、いい時代になったもんだ。皆さん、いい時代になりましたね。
プライスですよ。北から南イタリアのおいしいブランドが、メイドインイタリーが手が届くプライスで選べる幸せ。
昔なんかイタリー風の日本製でガマン、ガマンでしたもん。
最近ギ・ローバーは本来のシャツではなく、夏はポロシャツ、秋冬はシャツジャケ、シャツブルゾンを扱っております。
今回、目に留まった中綿入りのシャツ。こういうのを探していたんです。ありそうでなかったんだなぁ。季節の変わり目から(この季節)、本格的に寒くなるまで大活躍しそうなTHE 羽織りもの.。
真冬は、コートのインナーなんかで使うとお洒落ですよ。
ウエスタンシャツタイプのネル素材2種とナイロン(濃紺)。シルエットはいいですよ。
そりゃ安心・安全・確実のギ・ローバーですもの。こういうシャツアウターは、昔から得意中の得意。お世話になっております。
毎年いらっしゃいますよ。「ギ・ローバーのアウターどんなの入ってる。」って方が。