さて、今日はGAIOLAからクールで、シックで、ハンサムで、イカシタスーツをあなただけに紹介します。
今まで着回しのきく遊べるスーツも多く紹介してきました。
今日のスーツは直球ストレート。はっきり言って、遊べません。
遊ばないで下さい。真面目に着て下さい。お願い!真面目に着るだけで、洒落てるんですから。簡単でしょう。IT'S SO EASY、EASY TO BE HAPPY(by 浜田省吾)。
要するに、スーツらしいスーツです。おいしい食材に調味料は、要りません。キムタクは、何を着てもサマになります。素材で差がつきます。GAIOLA流ナポリ仕立てが際立ちます。十二分です。Vゾーン?着方?ノープロブレム。私を、スーツを信頼して下さい。
スーツ屋アルバーノの名誉をかけて、大量のファブリックから選考に選考を重ねて、ない知恵を絞って、インスピレーションで一発で決めた(なんじゃそりゃ、矛盾してない?)、いや、それほど迷ったってことです。こんな写真何枚見せてもしょうがない。撮影の技術に自信がないので。実物をナマで見て、感じて欲しい。
まず、今季のオーダーで一番最初に決めたファブリック。これは迷いませんでしたよ。
ブルー系ネイビー。レトロな香りもする、独特なストライプ織り。光の当たり具合で、キラキラします。
これは気に入る方、多いでしょう。だったら沢山仕入れしとけよ。
いやいや当店は、多品種、少量。ワンサイズ1着主義です。
続いて、これまたさりげないチェック。同色のウインドーペン。写真で見るより、実際はダークかな。最初の生地と同様、張りのある生地です。こういうシャドーチェックは、初心者から上級者まで幅広く、飽きずに愛用してもらえそう。
最後は、ライトグレー。バイアス織りの打ち込みの強く、ウエイトもある生地。重いんじゃないかって?そこは、GAIOLA独特の写真のようにのぼりの高いマニカカミーチャ。ナポリ流の軽さ。
今回は、10万円アンダー多いですよ。プレコレクション(昨年12月)で入れたものが、70%位。その時のユーロが、1ユーロ100円位でしたからね。その上アルバーノ流の内緒の生地セレクションをしております。かなりお得です。ビックリプライスです。
どうですか。スーツらしいでしょう。ダンディズムを極める一着。
まずは、存在感あるスーツを真面目に着ることです。
今年も何食わぬ顔して、不動の定位置をキープしております。
ボリオリ・COAT。このベストポジション(当店奥のラウンドのコーナー)は、渡すまいという意気込みを感じますね。お祭りのヤシ(屋台)の世界と一緒です。本屋の入り口にある新刊文庫本の世界です。お客様の目につきやすい場所を、10年程キープし続けてる訳です。
このJKは、カジュアルコーナーに混ぜても違和感はないのですが、スーツ・ジャケットのコーナーに置くことで、重いイメージを和らげてくれます。
テーラードジャケットを洗い染めしたこの革新的なジャケット。もう革新的と言う言葉はいらないでしょうけど。ただ、未だにボリオリのアイデンティティであることには変わりません。
このジャケットの大きなメリットは、ロングシーズン着用可能なことです。秋・春がベストですけど、冬はコートをCOATの上に着ればいいだけです。夏は着なければいいだけです。
男くささ、ワイルドさに上品さ、エレガントさも欲しいという欲張りなあなたにおススメ。
『男は黙ってボリオリ・COAT』
ということで、まずはバーズアイのダークブラウン。バーズアイは過去に数回入れてますね。同じ素材ではないですけど。展示会で忘れた頃に見ると、新鮮なんですよ。魅力的にうつります。迷わずチョイス。
続いて、色違い2色です。今回もっともベーシックでリーズナブルなコットン。モールスキンよりちょっと薄手。
何色でしょう。ダークグレー系ですが、店内で見ると若干赤っぽく見えます。かなりシックなグレー。男くさい雰囲気です。初心者の方にもGOOD。
そして、もう1色。オフ白。新登場モデルです。ピークドラベルの2ボタン。最近少しずつ仕入れを増やしています、ピークド。モードの世界ではよく見かけますが、クラシックな世界にも少しずつ愛好者が増えているような。ただ、肩パッドが入ったカチっとしたモデルとは印象が違いますよ。
すでにボリオリ・COATをお持ちの方でも、このモデルは新鮮でしょう。
シャツはアートだ。今日は、フィナモレのチェックいきます。
こういうのもなんですが、僕自身大きなチェックは、あまり着た記憶がないんです。
細かいギンガムなら当然ありますけど、20代はDCブランドに夢中、30代からはイタリアンにどっぷりつかっていたこともあり、あまりマドラス等トラッド系チェックには縁がありませんでした。個人的には、ストライプ派でした。
大柄チェックって、難しいですよね。着てみないとわからないでしょう。自分の顔に合うのかどうか。仕入れる時も大変ですね。ここ最近の人気柄のチェックは、はずせません。フィナモレの生地も、チェックのオンパレード。小さな生地から想像するのは、大変です。もうこれは、好き嫌い感性の世界です。
でも、そんな僕もフィナモレのセルジオと出会ってから、チェックアレルギーはなくなりました。恰好良いシャツは、柄を超越します。大柄チェックも、今のイタリアンには必要不可欠です。
ワンランク上のお洒落の為、避けては通れません。
と言う訳で、僕の好みが出たチェック3種。モデルは、ALLセルジオ。基本的にオールシーズンな生地、柄です。
まずは、ブラウンベースにターコイズと白のチェック。これは、確か代理店にサンプルがあり一目惚れ。速攻で、そのシャツを鏡で合わせて、即O.K!へそ曲がりな僕も、珍しくサンプルに従いました。
続いて、青と白の爽やかチェック。「本当に秋物?」って感じですよね。紺×ブルーのチェックジャケットと合わせると、目がチェックになっちゃいますね。
最後は、これもターコイズブルーとブラウンのコントラストにやられました。多彩なチェック。キレイなブルーツィードで鮮やかに!
アルバーノが、ヴィンテージカジュアルを?
そうなんです。と言っても、泥くさい古着という訳ではありません。
イタリアのコンテンポラリーなスタイルを洗い加工等で、ヴィンテージ風に仕上げてます。
ブランド名:オリジナルヴィンテージスタイル(O.V.S)。8月下旬に近々入荷と案内しましたが、ようやくの到着。第一弾です。
オーナーが全てのコレクションを手掛けてますが、センスの良さがヒシヒシと伝わってきます。
僕自身、久し振りに期待のブランドです。
間違いないです。プライスもすごく良心的。
とにかく、トータルで提案していきたいブランド。アルバーノとしては、久し振りですね。C.Pカンパニー以来かな。
まだ一部なので、後日あらためて詳しくご紹介します。
今日は、GAIOLAから2つのジャケットを紹介します。
アルバーノでメインで扱うナポリラインのフラップ付き(NAPOLI)と2パッチ(POSILIPO)モデル。
3つボタン、ノッチラベルで同じスタイルです。ただ、違うところがあります。写真でわかりますか?
肩です。(袖のつけ方)。チェックの方は、従来通りのマニカカミーチャ。
そして紺の方は、袖付けにゆきわたを入れてみました。
最近の楽ジャケタイプは、肩周りにゆきわたを入れないのが普通です。カーディガンのようにリラックス感をだす為です。モード系ブランドは、スクエアに男っぽく見せる、ゆきわた入りの作りが多いですね。
同じモデルでも、肩の仕様を変えることで、印象が全く違ってみえます。
GAIOLAでは、全てのデザインで仕様が選べます。マニカカミーチャがクラシコの主流ですが、たまにはゆきわたを入れた男っぽい肩も魅力的に感じます。GAIOLAのカタログの肩が恰好いいなと、前から気になっていました。
昨日ブログで書いた細かいこだわり、仕様のセレクトに応えてくれるのが、ファクトリーブランドの醍醐味です。
チェックのジャケット。ソフトフランネルの素材にグレー×ブルーのチェック。小さな生地で見た時、目立つかなと思いましたが、意外とシックな仕上がりです。
ネイビーのジャケット。表面の織り感が、独特な中肉厚のベーシックネイビー。
ただ、この肩の雰囲気はいつもとは違った表情を見せてくれます。