ザノーネのミドルゲージが、昨年からブレイクしております。この勢いはどうなんでしょう。
KYOTO(スタンドカーディ)、DV(タートル)は、特にすさまじいです。当店にすら問い合わせが多いのですから。このあたりは、後ほど売り切れないうちにご紹介します。
ザノーネ人気を盛り上げているひとつに、プライスがあげられるでしょう。大事ですからね。3万円台でおさまっていること。これが、4、5万円台になるとそうはいかないんだろうなぁ。
そして、クォリティの良さとデザインのシャープさ。以前にも書きましたが、ザノーネのニットはシンプルでも、少しモードブランドの匂いがします。
この絶妙な恰好良さは、わかりやすい。まるで、アルマーニの様なミニマムな美しさ。
今回この人気ミドルゲージモデル以外で、仕入れているご機嫌な2点をご紹介します。
まず、昨年の展示会で衝撃を受けたショールカラーカーディ。リブ編みローゲージ。深みのある緑の色、端正な雰囲気が目に飛び込み、離れませんでした。
そして、試着。「素晴らしい!やはり、このブランド只者じゃないぜ。」と、確信しました。
後ろ衿が10㎝と高く、首に吸い付き、アーム、ボディは、絶妙なフィットバランス。
これで、KYOTOくらいのプライスなら、№1人気になることは間違いないんですけど。
続いて、ベーシックなVネックセーター。ラムズウール風。これまた何の変哲もない普通のニットです。ただ、着てみると違うんですよ。明らかにザノーネ独特の匂い。一味違うニットブランド。それでこの価格は超魅力的。こりゃ人気が出るのが遅すぎたんじゃないの。
明日から、水・木と来春物ラストの仕入れに行ってきます。
新着UPが遅れそうなので、入荷情報を簡単に。
インコテックス・ザノーネが全量入荷しました。
ザノーネがもう売れているようですね(まるで他人事)、KYOTO、ミドルゲージタートル、そして、アルバーノで人気のショールカラーのプルオーバーが、今季涙のカムバックです。バンザ~イ。
SPAZIO86(昨年のソロサリ)のニットが入ってます。リブタートルとニットジレ。リーズナブル。
そして、今回の目玉の一つ。ナポリの伝説のパンツ職人、モウラのブランド「LE SPADE」から、フルハンドのパンツ。「なんじゃこりゃ!」のはき心地。
あとは、GUY ROVERお得意のシャツジャケット。エイドス、ロダ…も入荷しております。
また、ゆっくりご紹介していきます。
前回は初登場のボビー君に衝撃を受けられた方も多いのでは?(んな訳ないか。)
今は店内のオブジェとして上半身だけ裸体で飾られていますが、腕・手・下半身と、それは、それは、リアルに作られています。大切なところはどうかって?ご想像におまかせしますよ。
流石イタリア。トルソーの完成度もミケランジェロ級でしょう。
昔のボビー君は、色白の優男だったんです。(その割にTATOOがあったなぁ。)イタリア服が似合う、コワ面の男に変身させようと日焼けサロンに通わせたら、ブラックになったんだとさ。「へぇ~。」
スイマセン!いい加減にしないと。本題のアートにいきます。
まずはどうですか。鮮やかでしょう。深みのあるブルー。前回のピンクパープルと同素材。スイス・ALUMO社の高級素材を贅沢に洗ってます。ポリエステルの様に見える光沢系コットン。写真の様に明るい色やチェック、はたまたダークなJKに色気を醸し出します。
続いて、ギンガムチェックなんですが、色がまた微妙。パッと見は、パープルっぽいです。よく見ると、茶と青が交差している。アズーロ×マローネ=パープル?
最後は、定番でしょうか。ノーマルなライトブルー。オックスフォード。やはり、オールラウンドプレイヤー。コーディネートに困った時の定番ですよ。
ホームページをスタートして、3年半経ちます。
「シャツはアートだ」で、フィナモレを中心に紹介してきました。たまたまフィナモレが多いですが、特集している訳ではございません。他にもいいブランドがあれば、ドンドンいきます。色・柄…ファブリックは勿論アートですが、デザイン、ディティール、そして何よりもその作り、味付けのこだわり、シャツの本質が、本当のアートです。色・柄を人から褒められるのも悪くないですが、やはり「着てるシャツどこの?なんか形のいい個性的なシャツだよね。」なんて言われたいもんですね。そういう時こそ、胸をはって語りましょう。
何年やっても、生地のセレクションには慎重になります。
皆さんもそうでしょうが、どうしても好みの色・柄に偏りが出てしまいます。
勿論新しい柄・色は出ますので、過去のものとはダブらないでしょうが、バランスが大切です。
定番・ストライプ・チェック、季節素材…そして、自分の趣味を少々。ダルビッシュのように多彩な球種が必要。僕が基本的に選びますが、最終的に相棒のGOサインが出ないと却下します。
さて、今回第一弾。モデルはオブジェではありません。フィーゴさんから20年位前に購入した、イタリア製トルソー(マネキン)のボビー君です。今では店内に飾ってあります。初登場かな。
まずは、スイスのALUMO社のエレガントな高級素材を使ったもの。上品な光沢があります。色は、100色近くあります。選んだのは、パープルがかったピンク。パキっとした色としなやかな素材が絶妙です。
続いて、シーズンに必ずやるようにしています。得意技「ボディと微妙に違うぞクレリック」。はっきり違うコントラストの強いものはやりません。この微妙に違うところがニクイでしょう。ボディはツイルでブレーベージュ?ちょっとグリーンがかって見えます。
最後は、個人的に大好きなストライプ。最近チェックにおされてあまりないんです。細かいブルーのストライプ。流行りすたりのないタイプです。モデルは全てSERGIOです。