スーツブランドがだすジャッカブルゾン。ブルゾン、コートは、基本的にコート・アウターメーカーのテリトリーです。スーツブランドが得意とするアウターと言えば、当然チェスターコート(ジャケットの作り)が基本。スーツファクトリーが作るブルゾン・アウターは、おのずとジャケット寄りの作りになります。
僕のようなスーツ・ジャケット好きにとって、スーツファクトリーが出すブルゾン・アウターはどんな作りか興味深々です。勿論、ボリオリ・ガイオラにも注目してますよ。
そして、今回日本初登場のタリアトーレ。次の秋冬のアウター。目をみはるものがありました。
イタリアで人気があるのも納得です。
今日ご紹介のフィールドジャケット。タリアトーレが今春出している唯一のモデル。一見普通のブルゾン。ところが、羽織ってみるとこれが化けましたね。これはまぎれもなくジャケットですわ。ブルゾンの顔をしてるけど。アスペジ・ヘルノ・シーラップとは全然違います。デザインバランス。ピーノ・レラリオ流のワールド。カッチョイ~。
ガーメントダイのコットン100%。色はネイビーとベージュ。かなり色に悩みました。
普通に着ればジャケット。大きな衿を立てればエレガント。ボタンを上まで留めて、しっかりブルゾン。
これだからスーツブランドのブルゾンからは、目が離せないんだよなぁ。
今春はパンツ、特にカジュアルパンツのオーダー品のキャンセルや納品の遅れがあり、ご紹介のタイミングを逃しております。
今回は、PT05のパンツです。
まずは、ホワイトパンツ。雑誌の広告で紹介されている「SUPER WHITE」というスタイルです。
スソ巾18㎝のテーパード。ステッチの部分が赤・青・白とありましたが、白のステッチにしました。
続いて、ハードウォッシュのストレッチコットンです。「WORK」というスタイルです。
ブルーネイビーとアンティークグレー。上と同じスソ巾18㎝のテーパード。細身ですが、ストレッチが効いていて動きやすいです。
GAIOLA-3で比較しました、NAPOLIモデルとAGO E FILOモデル。
今回は、究極のアンコンジャッカ、AGO E FILOです。3種入荷です。
軽いです。着ていることを忘れるような着心地の良さ。この軽さにしてシルエットは、しなやかに体にすいつきます。
まずは、LEON4月号に1ページで紹介されました。代理店のショールームにサンプルとしてディスプレイしてあり、目が釘付けになりました。
「なんだ、この生地は!」紺の無地ですよ。ホップサックになるのかな。ニットタイのような素材と言えばわかりやすいですかね。ウール・ポリ・リネン・シルクの混紡。糸がライトによって、艶やかに光ります。こんな存在感たっぷりの紺ジャケは初めてです。ただ生地は重量があります。
着ていると必ず言われますよ。「すごい生地だね。」
次も紺ジャケットなんですが、一転して薄く超軽いウーステッドウール。フィナモレのワッフル地のシャツなんかに羽織ると、「シャツより軽いんじゃないの?」と感じます。
でも、着ると構築的なんですよね。
最後は、キレイなブルーのグレンチェック。優しいチェックです。
ウール・リネン・シルクの混紡。これも超軽いです。リゾートっぽくショートパンツなんかと合わせても爽やかでしょう。
薄い生地を軽く仕立て、キッチリ着る。これですよね。
今日のアートは、AVIOのシャツです。飛行機のワンポイントがお茶目です。ソフトな素材をハードウォッシュしています。
花のプリントのコットンはハリがありますが、それ以外はかなり柔らかい生地です。
タイトフィットのサイズ感がいいですね。衿立てでアウトで着るのが今の気分かな。
デザインは全て同じです。XS・S・M展開で、サイズ37のフィナモレを着るアルバーノ専属モデルが、XSをかなりピッタリと着ています。
アルバーノ初登場となります、クロージングブランド「タリアトーレ」。
昨夏のトレメッツォさんの展示会で、僕のハートをわしづかみです。
入荷が遅れようやくのご紹介となります。
雑誌をはじめ、もうかなり話題になっているようですね。
まずは、雑誌を賑わしているリネン・コットンのホップサック。
ダブルのネイビージャケット。タリアトーレの魅力のひとつは、素材感の独自性です。(秋冬も魅力的な素材が沢山ありましたよ。)
このダブルのジャケットのデザインひとつ見れば、このブランドのセンスがわかります。狭いVゾーンに間隔をとった6ボタンの配置。いいバランスです。残念ながら、サイズ48が1点です。
次は、上のダブルと同モデル(モンテカルロ)のシングルジャケット。ようやく到着しました。
初めて袖を通すマイサイズ。緊張の一瞬。
「ん~スタイリッシュ!」
クラシックでモダン。微妙なバランス。なんて言ったらいいんだろう。
見た目アンコンでペラっとした感じなんだけど、着てみると男らしいシャープ感。曲線美アンコン楽ジャケのボリオリDOVERとは全く違う。新感覚楽ジャケ。
細い、細いけど、DOVERの細さとは細さの質が違う。
イタリアクロージングブランド、恐るべし。こんなスタイルもあるのか!
プライスもリーズナブル。質を語るブランドではない。イタリアのこのスタイリングを見て欲しい。カフスピンが衿についているが、そこに魅力を感じるかは人それぞれだ。
素材の説明を忘れそうになった。ウール・モヘア混のメランジ。何とも言えないダークな色。ネイビーに茶の糸が混じっている。少しパープルっぽく見えるかな。
新参ブランド「タリアトーレ」。この新しいブランド、どれだけのジャケットファンの心をわしづかみするだろうか。楽しみだ。