厳粛なテーラードの世界に「ソフトジャケット」旋風を巻き起こしたボリオリ。
その原点であるCOATモデルが誕生して、15年近く経とうとしている。世界の知的伊達男を魅了してきた、このジャケットには「TAKE IT AS IT IS」(気取らず楽しんで着よう)というコンセプトがある。
僕自身も「育てるジャケット」として、ヘビーローテで着ることを勧めている。
まだ意外と持っていない方も多いのでは?
日本におけるボリオリのイメージは、やはりDOVERであり、DOVERは持っていても「COATは持ってないなぁ。」という方も多いと思います。COATが話題になったのは、DOVERがヒットした5年前より後のことです。
その時初めて10万円台から8万円台に値下がり売れ始めました。DOVERの2番煎じのイメージがある(ホントは逆なんですけど。)COATは15年間基本的に変わっていません。
今日は、2に続いてCOATです。コットン75・リネン25で、コットン100のものより、しなやかな表面感です。ウエイトのある素材です。
色は3色。生成りベージュ、モカブラウン、ブルーネイビー。
今回は、茶系を珍しくチョイスしています。このコットンリネンのアタリが強くでている感覚には、ブラウン系が合います。
リネン混ではありますが、この素材ならシーズンレスでいけます。
もし、ボリオリCOATお持ちでない方、この素材からトライしてみては如何でしょうか?
イヤ~、しかし女性という生き物は、バッグ・靴好きですねぇ~。沢山持ってますよね~。コクレクターっぽいですよね。
ウチのおふくろなんか、買って使ってない(買ったことすら忘れてるじゃないか?)バッグが沢山クローゼットに埋もれてます。
男がそんな毎日気分で使い分けてたら、ちょっとね~。女性はその日によって気分が違うんですよ、きっと。
まぁ、それだけ女性のファッションは、スタイル・色・デザインと沢山あるわけですから、それに合わせるバッグも使い分ける必要があるんでしょう。芸能人やセレブを気取った個性強めのラグジュアリーブランドも憧れでしょうが、ナチュラルに洋服をひきたててくれるバッグ、やはりフェリージが強い味方になってくれます。
デザインの豊富さ、色、革のセレクトによって、女性のフェリージは多種多様です。それに比べて、男性は定番に走り過ぎるような…。たまには革のコンビネーションで変化をもたせたバッグという気分になりませんか?(まだあるの?多分店頭からは消えないでしょうね。)
今日は、レディースフェリージ3連発です。当店は、基本ワンモデル、ワンカラーにしてます。
まずは、最近人気の巾着モデル。小ぶりなタイプですが、肩にかけるとシャープでコンパクトでカワイく馴染みます。この小ぶりな大きさにパウダーカラー(ベビーパウダーのような色)絶妙にキュートです。
続いて、これも巾着タイプ。最近定番モデルに仲間入りしました。紐をゆるめると、雑誌等がすっぽり入る大きさに変身。印象がすごくかわります。サーモンの春らしく女性らしい優しい色が、あなたを更に可愛らしくみせてくれるでしょう。
最後は、説明の必要はないでしょう。代表モデル№9333(小さい方。)通称ワッカ。注目は、何と言ってもこの色のコンビネーション。(L.ブルー×紺のレザー)待ってましたよ。首を長くして。コレですよコレ!このクール感覚。出来るオ・ト・ナの特権。何年ぶりの復活でしょう。祝・復活と思ったら、来シーズンは又消えちゃいます。今回だけの限定ですよ。
今日のあーとは、チェックです。細かいギンガムだとちょっとさみしい。
大柄チェックだと主張が強い。今日ご紹介するチェックくらいが、いい湯加減の合わせやすく飽きのこない柄でしょう。
でも意外と今までこんなチェックは、そう入れてなかったなぁ。
全てフィナモレ・セルジオです。
まずは、グレーと白のシンプルなチェック。上品です。これぞコーディネートを選ばない色。
次は、ブルー×ライトブルーのチェック。インパクトありそうですけど、同色同士案外おとなしい組み合わせ。
最後は、ライトブルー×イエローのチェック。これはちょっと冒険したかな。
今日は、アルバーノ流に爽やかクルーネックセーターとコラボしました。
個人的にはクルーニット×シャツ、大好きですね。
衿高セルジオが生きてきます。
ちなみにニットは、幻のイタリアニットブランド、フランコジッケのシーアイランドコットンです。
今日はDOVERスーツいきましょう。
長年、ボリオリのスーツを売り続けてきました。DOVERもHAMPTONもありませんでした。
クラシックスタイル、F、H、N…モデル。当時数あるイタリアンクラシックスーツの中でもコストパフォーマンスに優れたファクトリーブランドとして、「ボリオリ」は評価されてきました。
今そのクラシックスタイルは、姿を消しました。これも時代の流れというやつですか。それともボリオリの選んだ道なのでしょうか。スーツの世界も確実に変遷しています。多様化しているんでしょう。
それがファッションなのか。
今の時代。クラシックでオーセンティックなスーツを整然と並べて、「スーツそろってますよ。」なんていってる店なんてあるんですかね?判っておりますよ。どこの店かは。でも、それをとったら救いのない人間もいるんですよね。
まぁ、多少流されながら自分を見失わない様に、折り合いをつけていきましょうか。愛と情熱をわすれずに。
ボリオリのスーツですよ。今のコレクション、9で始まるちょっとモードなREGENT、Sで始まるDOVERの芯入りタイプのHAMPTON、そして、人気ジャケットスーツTで始まるDOVERの3つのラインになります。
その中でHAMPTONが一番クラシックなモデルになります。ここ数年、当店でも売り続けている主力モデルは、やはりDOVERスーツ。やはり、このエレガントで美しいジャケットに細みテーパードのハーモニーは、ワンアンドオンリーなボリオリワールドです。もっともっと定着して欲しいですね。このスーツを着ることが、ステイタスとして。
今日はベーシックな生地から3型。色違いのハケ目のグレーとグレージュ。そして、ネイビーのドビーストライプ。ハケ目の方は、玉縁ポケットにしました。
こんなベーシックな生地でも、DOVERの曲線美で料理されるとどうでしょう。
リラックスムード満点な雰囲気に。