フィナモレスポーツからセルジオ3型です。
まずは、ブルーのマイクロチェックです。これは定番のオールシーズン素材です。爽やかなイメージで合わせて下さい。
次は、オックスのベージュカラーです。フツーです。白やブルーではなくベージュってところが案外珍しいのでは?そんなフツーなシャツでもフツーに見えないのが、セルジオです。フィナモレです。
最後は、ギンガムチェックブルー。素材はソフトネル。分厚いネル地ではありません。勿論夏は無理です。布地を選ぶ時、アマンのおススメマークが貼ってありました。という事でおススメです。
今日のアートは、フィナモレスポーツシャツから初登場の衿型ボタンダウンのLUCIOです。あまり聞いたことのない衿型でしょう。フィナモレスポーツシャツの衿型サンプルは数型あります。その中にボタンダウンはあるのですが小衿なんです。今の気分は小衿なんでしょうが、僕をはじめ衿高好きには物足りないのです!
実は、このLUCIO、5年程前に一度オーダーした事があります。その頃アルバーノは、セルジオにくびったけでシャツコーナーはセルジオに占領されていました。ですから地味で目立ちませんでした。来春の展示会の為代理店のアマンさんに行った時、フィナモレの社長であるシモーネさんが丁度来日していました。これまた過去にオーダーしたことのあるレディスの衿高ボタンダウンの話をしていた時に、ひらめきました。そうだ、メンズでもLUCIOという衿高ボタンダウンモデルがあったなぁ。今でも作ってもらえるのかどうか、シモーネさんにリクエストしてみました。「ノープロブレム。」ということで今回復活。
フィナモレのタイトな肩に衿高ボタンダウンのバランスがすごくいいです。
セルジオは後衿5cm。対してLUCIOは4.9㎝でした。1㎜低い!まぁ、いいか。衿のロールもいい感じ。5年間のブランクを感じさせません。時代がどうであろうが衿高シャツ好きの皆様。フィナモレシャツ好きの皆様。イタリアーンなボタンダウンをお探しの皆様。朗報です。セルジオ人気は続いていますが、忘れされていたオールドボタンダウンモデル。ここに復活です。今後も強化していきまっせ~。
前回に引き続きガイオラのアンコンago a filoのジャケットです。
このジャケットは、袖付けのアームをやや広めにとりイセ込んだ遊びがあります。春夏はシワになりにくい強然糸のウールのまさにシャツ感覚のライトウエイトな素材を選びました。ただ、このスプリングウールの素材は着る方の体型によって、特にナデ肩の方は着た時にシワがでてしまう方もいました。
その点今回紹介するツイードの様な冬素材ですと、肩周りがパフスリーブのようにふんわりと盛り上がり、着た時にシワがでることもないと思います。
ミックスツイードでしなやかな布地をすごく曲線的にナポリ流に料理(仕立て)してあります。愉しめるジャケットですよ。ブログにも書いたようにナポリサルトの片鱗がよくわかる素晴らしい作りだと思います。
とりあえず今回1型ご紹介します。
お盆も終わりそろそろ秋冬新入荷クロージングのご紹介といきましょう。
トップを切るのは、ガイオラのスーツです。ナポリラインのスーツは展開し始めて2年。4シーズン目に入ります。アルバーノの主力スーツとして、しっかり根付いてきました。今日は、今春夏新登場のアンコン、ago a filoのスーツです。春夏はジャケットのみの展開でしたが、秋冬の厚手素材のサンプルを見てひらめきました。これはスーツで作ってみよう!
遊べる、着まわせることを念頭にチョークのフラノを選びました。
出来上がりは想像通りのフワフワ、トロトロ。やわらかそうでしょう。でも、着てみてビックリ。痩せた僕でも男らしく着られます。イマジネーションがかきたてられますね。どう着ようかスーツの特権として、まずは上下で。インナーは、シックなシャツかな。カラフルなタートルもいい。ちょい派手なチーフをさそう。巻き物ならモダールのソフトなストール。イイ~ネ。
ジャケットとしてなら、オールラウンドな着こなし無限大。パンツは、ローゲージニットと相性抜群。
なんか秋冬が待ち遠しくなってきた。これは間違いなく新定番の予感。