1890年にテーラーとして創業した“ボリオリ”は、ファクトリーとして100年以上にわたり、スーツ・ジャケットを作り続けています。近年ドーヴァー・Kジャケット・コートという革新のスタイルで注目を浴びました。長年培ってきたサルトの技術があったからこそこれらの名作が生み出された訳です。
そのサルトの技術が今も忠実に継承されたものが、最高級モデルのH(アッカ)です。日本でもボリオリの代名詞として人気を得たモデルですが、この春夏を最後に姿を消します。
革新の老舗として、サルトリアHモデル最後のご紹介となります。
オーセンティックなスタイルに深めの段返り、イセこまれたショルダーにはやや丸みが出ています。高い完成度の仕立てにハイクラスの雰囲気は、着てもらえれば必ず感じてもらえるはずです。
2型入荷しています。ボリオリ最上級、最後の雄姿をぜひご体感下さい。
ボリオリ・DOVERスーツ、2型ご紹介します。濃紺1型はご紹介済みですが、残りはミディアムグレーと紺のピンストライプです。
もはやDOVERジャケットは説明不要でしょうが、スーツの方は皆様着てみられたことがありますか?
DOVERスーツのスタイリッシュな部分は、パンツのシルエットにも表れています。スソ巾18㎝のテーパードライン、ドロップ8のジャケットならではのこのパンツのシルエット。スーツで決めた時のエレガントさは、ジャケット単品とは別物。正直もっとファンが増えてもいいように思います。
昨年からジャケットのポケットのディテールは、選択できるようになりました。スーツだったらパッチポケットより玉縁の方をという要望も多かったので、そちらを選択しました。
勿論ジャケットとしての着回しもバッチリです。ミディアムグレーは、単品パンツとしても大活躍です。アルバーノある限り、DOVERスーツがある限り店内のスーツコーナーの一番目立つところは、DOVERスーツの指定席です。
当店で現在扱う唯一のドレスシューズブランド。
イタリア・ナポリ生まれのディメッラです。プライス5万アンダーで手に入る、スマートでエレガントなドレスシューズです。
スリッポンに良いものが多いのですが、定番のドレスにもかなり種類があります。その中からセレクトしたモデルです。
写真上から、ベーシックストレートチップは、黒とボルドーブラウン。ちょいロングノーズのストレートチップは、黒とアンティークブラウン。プレーントゥは、アンティークボルドー。
足馴染みのいいマッケイです。クラシックに今の気分を取り入れたラストは、イタリアの匂いです。
20年あまり付き合っているフェリージの小物です。
キーケース、ブレスレット、小銭入れ、靴べら…。比較的オールドモデルが多いです。ただし、革の種類、色はその都度変えてオーダーしています。昔からある古いデザインのキーケースは、もう当店の定番と化しています。中には10年近く居座る超レアなキーケースも。ちなみに下にひいている黒いものは、フェリージのレザーパットです。これも最後の1枚ですが、もう生産していないものです。