男にとって(もちろん僕もそうだが。)、上衣を着るようになって一度は憧れるスーツは、チョークストライプではないだろうか?
もう強引ぐマイウエイ。それもぶっとい巾広のヤツ。
昔ゴッドファーザー等のギャング映画では、アルパチーノやデニーロがオールバックで着てたイメージ。
なんか無性に威張りたくなる。「俺が一番強え~んだ~。文句あるなら言ってみろ。」みたいな。
女性のハートなんか瞬殺だぜ。 モチロン恰好イイヤツじゃないとね。
イタリア製でイタリアンファブリック。(イギリス生地でもいい。)ホントはダブルの襟も広いヤツがいいんだけど。昨年はGABOで仕入れた。今1着残ってるかな。
昔僕も憧れて着たことがあるけど、残念ながら女性には見向きもされなかった…。
そういや日本製のコムサデモードクラスだったもんなぁ。イタリア製だったらどうなってたんだろ。
今日はデ・ペトリロの3cmピッチのぶっといチョークストライプスーツ。
ダークネイビーといっても黒っぽい。ラインはグレー。
冒頭にコーディネート写真を撮ってみたけど、ちょっとお遊び系ばかりになってしまった。
とにかくピッチのあらいチョークストライプは、単品ジャケットでどう着こなすかが、カギなんだ。
下に合わせるパンツは、無地系であればコットンでもウールでも。
ただ、そんなにセオリーはない。シンプルにクールに合わせるも良し。ちょっとひねって目立ってみるも良し。
アルパチーノ風に合わせるなら、シンプルがいいと思う。しつこいようだけど、ペトリロ級以上のスーツでないとね。そこがキモ。スーツなんだよ。
でも、スーツで着るのは、ときたまでいい。ようはジャケットでいかに、「はく」を出すかだ。
ピッチは3cmくらいが丁度いい。
次は、グレーの方も紹介するよ。
僕は週2回ジムに通っている。入会して約3年半くらいかな。
そんに楽しみに通っている訳ではなく、健康の為とあと職業柄洋服が似合う体型を維持するべく、ガンバッてるワケだ。
決して、ステキなお姉さんが汗をかく姿を見ている…、➡訳じゃないよ!!
まして、たくましいお兄さんの筋肉美に目をキラキラさせてるなんていう趣味もない。
スタジオエクササイズ(エアロビなどなど)をやる訳でもなく、ランニングを筋トレマシンをまさしくマシンのように1時間ちょいやる。
こう見えても結構ストイックな方で、始めるまでは億劫なんだけど、やりだすと決めたメニューはきっちりとやらないと気がすまない性格。
エアロビのようにみんなでワイワイしゃべりながら、楽しんでる輪の中に入っていけず、一人孤独に誰ともしゃべらず黙々と汗を流している。
やせすぎてもいけないし、筋肉をつけすぎてもいけない。(とは言ってもそんなにつかんが…。)
なるべく自分にベストな体型をキープすることが大事だと考えている。
今日は、僕が3年半ジムで着続けているウエア。
マジェスティックのTシャツです。週1くらいで3年着てれば、さすがに多少ヘタりはした。
だけど、そこはフランスの高級カットソーメーカーだけあって、モノの良さがヒシヒシと伝わってくる。
襟周りなんて全くのびない。実にしなやかで着心地がいい。
今秋冬は、4マーク入った。キャンセルがなければもう少し入る予定だが、Tシャツだからねぇ。
もう入ってもらわないと。
まずは、コットン85カシミヤ15の薄手クルーネック。色は紺。
2番目コットン70カシミヤ30のタートルネック。色は紺グレー。肩のラインが首の後ろへと続いている。
3番目、4番目は、色違い。コットン70カシミヤ30のクルーネック。
毛足があり、先の2モデルより少し厚手。3番目がグレー。4番目が黒。
全て着心地は抜群!マジェスティック持ってる人も持ってない人も、ぜひ1枚!
さ~てと、これから僕はジムへ行ってきま~す。
なんだろうな、この高揚感。この胸の高鳴り。
秋が始まり、シーラップがドカンと入荷。箱を開け、商品と対面する瞬間。エクセレント!!
もう興奮おさまらず、商品に袖を通す。
やっぱ、スゴイわ。シーラップさん、今回もいい仕事してるね~。
こんな熱い思い入れを持って、シーラップを絶賛する店なんて無いやろな。
僕ぐらいですよ、S.D.Iさん。熱いハート伝わってる?(間違いなく伝わってマス。←by アルバ子)
例えば、このスウィングトップ。どうですか、見たところなんの変哲もないスウィングトップにしか見えないでしょう。
僕は見ただけでも、なんか鳥肌もんなんです。さらに着てみたら、もう 「ハァ~っ。」 脱力感。
決してオーバーに言ってるんじゃないですよ。いや、ちょっとオーバーかもしれません。
がっ、しかし これはバラクーダなどのスウィングトップとは、まったくの別物。
バラクーダはいいですよ。名作ですよ。でも、シーラップが作ると、これがまた化けるんだ。
シーラップが息を吹き込むと…。あらら…、色気づくっていうんかなぁ。
僕は元々モード、DCブランドが好きなんですよ。アイビートラッドに走ったこともあるけど、なんか染まりきれなかった。
だから、デザイナーブランドのOEMを手掛けるシーラップ社の隠し味に敏感に反応するんだと思う。
シーラップのスパイスは、僕にはドラッグなんだよ。
そんな訳で、今日はシーラップのウールのスウィングトップ。
ウワ~ッ、もっと入れとけよ!こりゃいいゼ!
今回は前に紹介したボマージャケットを多めに仕入れたんで、これは1色。
どこがそんなにいいかって? 一言で言って、シーラップ流立体フォルム。
襟の高さから肩山への肩線のラインがなだらかで美しい、そして、肩幅はタイトだけど奥行があるボディ。 う~ん、言葉にすると難しい!!これは、ぜひ来着てみて感じていただきたい。
素材は、毛足のある柔らかいウール。色は黒。
このモデルだったら素材をマットなウールにしても、かっこいいんじゃないかな。
ちなみに僕が着ているのは、サイズ44でちょっと大きいです。
とにかくブルゾンとして、当店の新しい定番にしようかな。
今シーズンのクロージングは、GABOがもう少しで入荷する以外は、ペトリロが全量入荷、ティトもそろそろ全部揃う予定です。
ナポリトライアングルは、今季も健在です。
三者三様の個性を放ちながら、競い合っております。
僕は、何を推しているかって?そりゃもちろん全部ですよ!
えこひいきなんてしませんよ。みんな好きだからやってるんで…。
いや、本当 今の品揃えは我ながら満足しておりますよ。
アルバーノらしいトリオです。もうちょっと背伸びして、あれもこれもと考えてはいますが、今のところはこれで十分。
これからはこのブログもブランド別に紹介するより、単品、単品、アットランダムにコーディネートを意識しながら出していこうかなと思っております。
今日はティトの新作ジャケットに、エリコ・フォルミコラ(今季のオーダー品はまだ入荷しておりませんので、旧品で。)のおなじみNISIDAを合わせてみました。
ティト・アレグレットも始めてから5年ほど経ちますが、その間マイナーチェンジを繰り返してきました。
この春モデルが完成し、担当F氏も「もう変えません。」と力強く断言しています。
サイジング・デザインに関しては、皆様 合う、合わない、好き、嫌いがあるでしょう。
すべてお好み次第です。
今日のティトのジャケットは、コットン×ウール素材です。
グレーに青の糸がミックスしてます。10㎝のワイドラペルにやや肩幅広めかな。
ナポリの色気満載のティトのジャケット、ぜひお試し下さい。
ちなみにエリコ・フォルミコラのシャツの入荷はもうすぐですが、前年のエリコ・NISIDAモデル少々残っております。
サイズが合って、気に入っていただければ、勿論 そこはアルバーノプライスで。
前回 『アルバーノのこれから…。』 を、ブログに書きました。
先日59歳になって、来年還暦をむかえる今、時代遅れの男がこれからの商いについて、あらためて考えてみました。
事業拡大など大それた野望なんてこれっぽちもありませんが、なんとか食っていけるだけの稼ぎを出す為、中身によりこだわりを持って、ディープな服屋を目指していきたいと思っています。
そして、原点に返ってイタリアの職人技の素晴らしさを、もっともっと多くの人に伝えていきたい。
全国はモチロン、地元富山でもっともっと知られる店になる。ということが今の僕の素直な気持ち。
腰の重い僕ですが、なんとかフットワークを軽く、いろいろ仕掛けていきたいです。
前回書いたように、僕はこれを読んでくださる皆様をこれからも大切にしていきます。ただ、もっと新しい仲間を引きずり込まなければ商いは難しいと思います。
今日は遅ればせながら、秋冬商品紹介の1回目になります。
まずは、前回入荷案内した秋冬のエース、シーラップからスタートしましょう。
数年ぶりになりますね、定番ブルゾン、ボマージャケット。“MARINA”。
シンプルなフード付きブルゾンです。実は今季のシーラップのコレクションにはありませんでした。
そんな訳でとりあえず別注ということなります。モデル名がついているモデルは、基本作ってくれるようです。
何の変哲もないブルゾンですが、そんなモデルこそ職人技が光ります。
クォリティの高さはモチロン、やっぱり立体感(ドレープ)の美しさですね!
フードのバランスがすごくいいっ! そして、袖つけはセットインラグラン。
長く着るには飽きがくるような装飾は必要ありません。
シーラップの完成度の高さは、あなたのクローゼットの中で光り輝くはずです。
今回入荷のカラーは、紺と黒の2色になります。