緊急事態宣言は解除されたが、北九州市では2波がやってきたとか、東京都でも2桁の感染者数が続くわ…、大丈夫なんだろうか?
経済も動かさなければ、動いてもらわなければ僕達も困るんだけど、ホント政府の決断も難しいよね。
コロナとうまくつき合っていく、というけれど、自分達の行動自体をどこまでゆるめていいのか?の線引きが難しい。
とりあえず僕らはお客様への対処をしながら、今まで通りマイペースで販売していくしかない。
自営業者は売ることしかないのだ。
さて、今日はデ・ペトリロのジャケットを。
スーツ等まだまだ紹介してないんだけど、今季のスーツはそんなに冒険した生地をセレクトする訳でもなく、ベーシックなものがほとんどです。
そんでジャケットを3マーク。
まずは、LEONの去年のスナップでベニーさんが着用してるのと同じ生地があった(偶然!)ので。
赤×黒のガンクラブチェック。ベニーさんのスナップでは無地っぽく見えるんだけど、近寄ると洒落てるよ。リネン×コットン。アンコンNUVOLAライン。
次は、ネイビーのウインドーペン。ビスコース×コットン×リネン。
これは、芯入りのNAPOLIライン。やや大きめのペンだけど、色はブルーだから着こなしは心配ないよ。
ラストは、ど・ベーシック!濃紺のポプリン。ウール100。
これからの季節にもサラっと羽織れる軽い生地。これも芯入りのNAPOLIライン。
サイズによっては、この生地でスーツもあります。
今 僕が愛用しているペルソールは10数年前に仕入れたものだ。
眼鏡用にレンズを変えて普段使っているのだが、すごく気に入っている。
当時のペルソールは、独創的なデザインが多く選ぶのに苦労したのを覚えている。色も好きなモノを選べた。
初めて仕入れてから数年経ち、そろそろ在庫を補充しようとミラリジャパンへ向かった。
すると、担当者が 「ペルソールは方針転換し、代表的モデルを中心にモデルを限定して、高級グラスとして販売することになった。」 と言うではないか。
残っているヴィンテージものを全て処分したと聞いた。
ショック!大ショック!なんたることだ。ショールームに所狭しと置かれていたペルソールは全部処分され、片隅に数型のみが販売されていた。
代表的な折りたたみタイプ、タレサンのセルバージョンは残っていたが、個性的なモデルが沢山あったのに…。
もう少し早く来ていれば、あったのか?!悔しいゼ。
当時3本選んだグラスは眼鏡として今もあるが、2つはかなりガタがきてしまい、今使っている黒セルのものばかり使っている状態だ。
代理店が変わり見に行ったけど、なんか他のブランドと似たり寄ったりのモデルばかりで結局仕入れなかった。
デッドストックの奴がいいんだよ。
今 店内にあるのは知人がイタリアで買ってきたヴィンテージ2本。
もし、ミラリジャパンがペルソールを処分するのを知っていたら、大量に買いつけていただろうな。
自分の為に。いや、いや、お客様の為に。
前回に引き続き万能ワンピースカラーNISIDAを紹介したいと思います。
今回 僕の着用サイズが無かった為、3マークのみ着てとりました。
前回ワンピースカラーの僕なりの着方を勝手に撮りさくっておりましたが、この多様性がワンピースカラーの面白さだと思います。
基本的に僕は襟立てが大好きでして、昔からどんな襟でも立たせるもんだから、「カッコつけ野郎」と思われていたことでしょう。
前回書かなかったのですが、このNISIDAは後ろ襟を立てることで襟をオープンにしやすくなります。
恥ずかしがらずにさりげなく立てましょう。開いた時の襟が、斜め上にいくところがとても好きです。
さて、今日は5マーク。
まずは、白から。この辺はこれからの季節には大活躍。
どんなジャケットにも襟を3ボタン近くまで大胆に開けましょう。最後の写真のように後ろ襟立て1ボタンだけ開けあえて襟を小さく見せるのもいいでしょう。俺流?
2番目は、ドレスシャツっぽい生地のブルーストライプ。置き撮りはかなり派手に写っています。
カジュアルでももちろんですが、生地的にタイドアップやノータイでジャケットにスーツに。
3番目は、コットンリネンの渋い花プリント。これもTシャツに羽織るといいッスよ。
4番目、これも置き撮りの写真は非常に実物と違って見えてしまってますが、ライトブルーベースにパープルとブルーのチェックです。
これもドレスよりの生地ですが、スーツにこんなチェックを合わせる方はかなりの洒落者ですね。
ラスト、これはワンピースカラーにもってこいのカジュアルタイプ。
紺ベースに白のフラワープリント。コットン100です。
以上ですが、書き忘れていました。このNISIDAのシャツは、全て一応洗いがかかっております。
仕上げのアイロンいらないからシワシワでもいいよって言ってたんですが、ちゃんとプレスされてました。
遊びで着たい方は、自宅で洗って下さい。ドレス用に着たい方は、クリーニングに出して下さい。
秋冬もやっています。春夏は、もっと、もっと、もっとやっています。やらない訳いかんでしょ。
皆様お待ちかね。アルバーノのお得意様からは、「エリコのいつものまだ?」という問い合わせが4、5件?いや、6、7件くらい届いています。
エリコ・フォルミコラの万能ワンピースカラーシャツ、「NISIDA」。
この万能ワンピースカラーをどう着るか?
いつも暑苦しいくらい襟型七変化を演出し、これ見よがしなおせっかい着こなしを在庫と自前からチョイスして、勝手にお披露目します。
まず、1番目。ブルーネイビーのウインドーペン?よくあるチェックです。
TITOのスーツに白系タイで、ソリッドタイで合わせると間違いないですよ。
あと第3ボタンまで開けてオープンカラーにしてますが、アンダーにTシャツ、ランニングを着てもいいですよ。
2番目。紺地に赤の大柄チェック。写真ではどうしても赤が目立ってしまう。決して派手じゃないですよ。)
第2ボタンまで開けオープンにして、オーバーシャツにできるのがカジュアルではオーソドックス。これもTITOのブルーJKで合わせてますが、襟を出すとちょいイヤらしい。襟は収めて、Vゾーン大胆に着るといいっスよ。
3番目。紺無地(無地は白、ライトブルーも入れてます。)
昔のペトリロの茶でマイクロ千鳥チェックJKに、3ボタン開けで合わせてます。イイネ!
白Tにシャツジャケット風に羽織っています。一つは襟ねかせて、ボタン一つ留め、もう一つは得意の襟立て(好きやなぁ。)で、前全開。そのうちの一枚は、久しぶりの顔出しはご愛嬌。
ラストは、1番目のブルーの色違い。だから出したんですけど、見ての通り襟はドレスで良く使う「LUCIANO」という襟型。NISIDAじゃございません。あしからず。
ちなみに、自前のガイオラ時代のピークドラペルのウインドーペンに、ちょっとハ~デ~なコーディネート。もう一つは、ギ・ローバーのシャツJKを羽織っています。ちなみにこれも在庫あります。
イイですよ!
以上ですが、他にもまだまだNISIDAございます。
もう1回ご紹介できれば、次回に。
ダブルよ来て!着て!バブルの再燃とは言わないよ。
きたら、大変だよ。僕はパープル。僕はグリーン。僕はイエロー。
なんて浮かれポンチになっちゃう。平和だったらそうなるかも。
メンズファッションのカギを握るアイテムとして、少しずつでも、ダブルの着用者が増えることだ。
ジャケットの選択肢に広がりがでる。パンツは2タック、インタック、ベルトレスと、徐々に足音が近づいてるんだから、ジャケットも…。
その為には普通のデザインのダブルじゃダメなんだよ。やっぱりどこか違うダブル。新しさ+αが欲しい。
オヤジは黙って襟広ダブルが僕は好きなんだけど、襟細でシャープなダブル、Gブランドの8つボタンダブル。
とにかく火がつけば、ダブル全体に活気がでるかも。
いつも書いてるけど、ダブルほどデザインがアートなものはないよ。
昨日に続き、襟広ダブル。今日はもう一つのデ・ペトリロのCAMERELLE(カメレール)モデルを。
個性で言ったらGABOに軍配が上がるが、このダブルも決して負けてない。
デザインは襟巾12㎝で、昨日のGABOと同じだが、、剣先は斜めに切れ上がり肩線に届きそう。
襟の外側のラインは、昨日と同じく鋭角にキレこんでいて似ている。
デザインの話から変わって、このカメレールモデル。作りはアンコン(芯なし)なんだ。
ナポリ服に芯なしのものはあまり無いらしい。元来 芯を入れても軽く仕立てるのがナポリ流。
ベニーさん(ペトリロ氏)は、ブランドを立ち上げる頃、10年近く前からこんなアンコンジャケットを作ってる。
僕が今も愛用しているウールモヘアのアンコンモデル。(その時はAGO E FILOと言っていた。)
もう10年近く経っている。ダブルの重い感覚は全くない。
このカメレールモデルの新しさは、襟広の貫禄あるダブルスタイルをアンコン仕立てで気軽に着られることにある。
生地はコットン100のバーズアイ。白いパンツが似合いそうな淡いブルー。
この襟広ダブルなら年齢制限はないだろう。