この前 店頭でボディにシーラップのタイロッケンコートを着せていたら、
「うわっ!タイロッケンコートじゃない?!俺 ずっと探してたんだよ。“傷だらけの天使” でショーケン(萩原健一)が着てるのがカッコ良くて探してたんだけど、当時どこにも売ってなかっただよな。」
と、お洒落な僕ら世代のお客様。
確かにショーケンドラマでコート着てたけど、きっとBIGIのタイロッケンだったんだろうな。
そんな訳で、今から着られますよ、タイロッケンコート、ヨロシク!
今日はシーラップの第2弾。モッズコートです。
秋冬は、洗練されたミリタリーがカッコ良すぎる。 と、ムチャクチャ高評価だったシーラップのモッズコート。残念ながら来秋冬は出てきません。
今回のモッズは、超軽量パッカブルで、サラっと羽織れる便利モノ。
カジュアルにシャツやニットにひっかけるように着てもいいし、スーツの上にきちんと着てもいい。
シーラップらしい計算されたミニマルなスタイル。
ポリエステルでシワにならない。色は、ネイビーとカーキブラウン。
ミリタリーを新しい視点でとらえたところがシーラップらしい。
今春もアルバーノのクロージングコーナーは、ナポリ製が独占した。
今は、「ナポリの服、売ってるんですよ。」が決まり文句。
「なんでナポリなの?」 「ナポリの服の何がいいんですか?」 と聞かれる。
「ナポリの服は職人の手が入るから、味わいが出るし、色気があるんですよ。」
なんてすべてを知ったような顔して答える。 ホントはな~んもわからんくせに。
僕も店のキャラを狙ってる訳じゃないよ。ただ、ナポリの磁場に引き寄せられるんだ。
わからない僕でも強く感じることが、一つだけある。
それは、『人のぬくもり』。
最近ナポリ製しか着てないんだけど、なんか人の温かさを感じるんだ。
オカルトじゃないよ。なにかに憑りつかれてるもない。
職人の手仕事は数か所入っている。服作りに対するナポリ人のあくなき追究。
ガイオラ(現デ・ペトリロ)を着たのが、ナポリ服のスタートだった。
オーナーのベニーさんが来日し、代理店の方と一緒に服作りのこと、ナポリのこと、とことん話した。
ナポリ人は熱いパッションで、服について語る。ベニーさんは元サルトの人、どうしたら恰好良くなるのか親身に教えてくれる。
そんなナポリ人の魂がつまったのが、ナポリの服。
GABOもTITOも同じ経験をしてきた。 『人が作ってるんだっ!』
今まで長年売り続けてきた北の完成されたスタイリッシュな服。
それはそれですごく愉しかった。でも、少しマンネリを感じ始めていた。
北のファクトリーの服が人気レストレランの味とすれば、ナポリの服は懐かしいオフクロの味。
オフクロにしか作れない庶民的な味。だけど、個性もある。
今 僕はそれを求めているのかもしれない。
今日はナポリトライアングルの一角。TITOの服から紹介しよう。
TITOの服が誕生して、3~4年経つ。このブランドのファーストモデルを見て、一番にオーダーした。
それからの変遷を一部始終見てきた。そのことは過去のブログで書いているので、今回は省略する。
今回の新工場での出来映えは、すごく気に入っている。
少し広めのショルダーラインから、幅広ラペルが色気を醸し出す。
唯一無二のオフクロの味に仕上がっている。
ジャケット2色。まずは、ブルーの鮮やかな色が際立つ一着。
もう一つ、ネイビーのホップサック。オン・オフ着まわせる大切な一着に。
今日は早く見たいというお客様のリクエストにお応えして、今回 力を入れておりますフェリージのSORRISOシリーズのリュックをご紹介したいと思います。
そんなに沢山仕入れはしてませんでしたけど、毎シーズン入荷後早めに消えていった人気リュック。
シュリンクレザーのハードな感じとナイロンのバランスのいいハーモニー。
色の選び方によっては、フェリージのポップ感も楽しめます。
今回は4色いっちゃいました。
まずは、サンドのナイロンにDブラウンのレザー。人気のサンドにDブラウンのレザーで引き締まったオーソドックスな組み合わせ。
次は、Dブラウンのナイロンに黒のレザー。今回の中で一番ダークなタイプ。
3番目が、LブルーにDブラウンのレザー。これもアズーロ エ マローネな存在感があります。
ラストは、ロペのナイロンにマッドのレザー。コントラストのはっきりした組み合わせ。ロペはベージュっぽいグレー。マッドはダークブラウンをちょっとマイルドにした色です。
今日は、初のダブルヘッダーになります。
この後もお楽しみ下さい。
先日 ついに実現しました! 2F カフェでのイベント。『レコード トーク ナイト』。
今年の初め 音楽友達のT君から、「なんかレコードをみんなで聴くようなイベントをしましょうよ。」と持ちかけられ、僕も以前から音楽に関するイベントをしたいと考えていたので、即決で決定!
打ち合わせもほとんどせず、大体の流れだけを決めて、ぶっつけ本番で臨みました。
前半は、T君と僕が交替で、思い出のレコードをかけ音楽人生を語り、後半は、ゲストにレコード屋のオーナーを迎え、50年前の1969年というテーマで数々のレコードを聴きながら、洋楽の黄金時代をリアルに経験した話を聞きました。
僕の音響装置(2Fのカフェ)に、T君のパワーアンプをつなぎ、あらわれた音は、それは、それは、この世のものとは思えないもので、レコードの奥深い温かさに包まれました。
CDとはまるで別物のぬくもり。一番楽しんでいたのは、お客様より僕達2人だったんじゃないかなぁ。
次回 また2回目やりますよ。その時は、お近くの方はぜひっ!
さて、今日は今年は早々に完納しました(?)のフェリージのバッグです。
最近当店でお馴染みのSORRISOシリーズです。
今年はSORRISOシリーズ、トラベル、リュック、ウエストポーチ、そして、このビジネスと大漁です。
容量が少ないとぺちゃんこに小さくなり、沢山入れるとふくらむ変幻自在なバッグです。
さて、今春は何色かな?
まずは、一回やって即完売したシックな紺のナイロン×ダークブラウンのレザー。リピートです。
もう一色。トルトーラのナイロンに黒のレザーがビシっと引きしめます。
出来るビジネスマン風にシックな色をセレクトしました。
4月からこのバッグを持って、バリバリぶっ飛ばして下さい。
いやぁ~、1ヶ月空いちゃった。申し訳ございません。
2月は、ジェットコースター。あっという間に過ぎ去った。
あっ!言い忘れてたけど、SALE終わっちゃった…。と、言いたいところですが、店内にはまだ秋冬物が…。未練タラタラ。一応 男のケジメとしてSALEのフダは取らないとね。冬物は大分ひっこめましたが、入れ替わりに旧品の春夏物が、俺達の出番だぜ。と訴えかけております。
優しい僕のことですから、彼らの気持ちを察してやらねば。(売りたいだけだろ。)
新作に混じって、シラ~っと紛れ込んでおりますので、見かっちゃった時は、「旧品 みっけ!」と言って下さい。もちろんサービスしますよ、ヨロシク。
見つからなければ、そのまま売る。ということはありません。そんなあこぎなことはいたしません。
そこが正直者のアルバーノであります。
しか~し、今年は雪が少なかった。昨年とは雲泥の差。
春が早い。春がないと言われる北陸に、今年はしっかり春が居座わりそう。
春が売れる、春が売れるぞ!スプリングセーター、うす~い冬物(おい、また戻るんかい。)、そして、スプリングコート。
毎年 恐る恐るやっております、春物販売。
今年は違うぜ!出足がイイ、イイっ!
お待たせいたしました!
春のコートのトップを飾るのは、モチロン シーラップ!
他ではあまり見かけないんじゃないかな、『タイロッケンコート』。
と、言ってもピンときませんよね。
トレンチの原型と言われるボタンのない巻きコートと言いましょうか。
流石 シーラップ、渋いところに目をつけました。
僕も展示会で引き寄せられました。一目惚れ。
カーキのリネン・コットン。丈はヒザ位。
Aラインでもなく、ジェントルマンに男っぽく着まわして下さい。
シワは味、年輪。シャツやニットに前を開けて、ひっかけて下さい。
勿論 スーツ・ジャケットにも。