プライス、プライスと口うるさく書いてるくせに、HPでプライス表示しない店。ネットショップやってる訳じゃないから許してね。
ミステリアスな存在であることが、アルバーノらしい演出だと思ってもらっていい。わかりやすいのはイヤ。影のある店(人じゃなく)。
怪しい?哀愁あるじゃん。
でもさ、これでプライス知ってしまうと人間心理として、その服への興味は失せてしまうんだよね。プライスなんてなくなってしまえばいいんだ。また始まったな。イマジン、オールザピープル♪
先入観なく真っ白な状態で服と向き合おう。
どんなブランドであろうと、「プライスにこだわるアルバーノなら、何かやってくれるんじゃないか。このHPに出すからは何か意味があるんじゃないか?」
いい意味で疑って欲しい。アルバーノマジックを信じるかい?
そんな訳で、今日はこのシャツ。「ルイジボレリ」。大御所だ。
ホラ、皆さんの頭には、もうボレリの情報が浮かんでいるはず。
『ナポリの高級シャツ』というワード。カタチを知る人を少ないのでは?
長年付き合いのある代理店。いつもチェックはしてるんだけど、サイズ感がピンとこなくて、シャツの最終リストからはずれていた。
プライスを確認。ここはF.O.Bユーロ(商品原価)で表示されてる。直輸入し、プライス設定は自由。相場は、皆様の想像通り。3万円中ば。
ボレリならアートな生地はいらないだろう。定番生地から選べば、3万アンダーになるかも。為せば成る。アルバーノマジック炸裂!よしっ、やってみようか。
襟型は、人気のLUCIANO。ハケ目のブルー。白が2素材で、ブロードとツイル。白の方は、洗いをかけたので、オンでもオフでも使いやすい。
流石ボレリ。サイズ感もいいじゃない。タイトな肩に襟がいい雰囲気。これがボレリだぜ。
なんで今までやらなかったんだろう。僕も普通の人と同じく先入観で見ていた。
一度袖を通してみて欲しい。シャイな人はアルバーノまで来て下さい。気がついたら着せられてるよ。
当店のHPはリラックスして、先入観なく真っ白な頭で見てね。
もし、プライスが気になったら、遠慮はいりません。気軽にお問合せ下さい。
マジックにかかるかもね。
春コート、春ニット。これが難しいんだな、この北陸。
春が短い、冬が長い。気温の問題じゃない。雪、そしてドンヨリ空。気分の問題かな。春スタイルなんかしてると、浮いちゃうんですよ。
春物仕入れは当店にとっても毎年の課題。弱っちい僕がさらに小さくなる。アウターはまだしも問題はニット。
アルバーノの柱、僕の大好きなザノーネですら躊躇する。羽織り物になると5万円コース。格好いいのはわかるけど、安くはない。
元来スーツ屋アルバーノ。カジュアルスタイルも主役はジャケット。
羽織り物に5万だすなら、7万位のジャケットを勧めてしまう。(別物なんだけどね。)
ジャケットのないカジュアルスタイル。如何なものか?
アウター、ニット、カットソー、シャツ、パンツ。シャツはジャケットと一心同体。アート。
パンツも大事だけど、やはり存在感を出すのはニット。
庶民派プライスのカッコイイブランドはないものか?いろいろ目はつけてきたけど長続きしない。
そして、ついに運命の出会いか。僕の目の瞳孔が開いた!
体は熱くなるわ、股間は膨らむわ?昨年スタートしたNEWブランド『マクローレン』。
と言っても、1962年スコットランド産。俺の一つ下だな。(1学年でも違えばこっちのもん?)可愛がってやるよ。
結局イタリアが再生させた英国香るイタリアンニット。
何がいいて?全て。華がある。クールなザノーネに対抗できるホットなヤツ。デザイン良し、スタイリング良し。これは主役級かも。作りは高級ファクトリー、ブレーシャのDRATEX社。納得。
ディレクションがあの飛びぬけたセンスをもつプリモさん(白髪で恰幅のいいスナップ常連)だもん。ツボを知りつくしている。
そして、課題のプライス。やさしいねぇ~。独断と偏見のビッグオーダー。
これなら春も夏も関係ないね。こんなブランドを待ってたんだよ~。大げさではなく、ホント新しいアルバーノのカジュアルスタイルが見えてきた。
ホントどれも良くて選ぶのが大変。ベスト、クルーセーター、襟付きカーディ、半袖…をピックアップ。
今日は第一弾。
まずは、コットンポリのストライプベスト。3色。ダイヤ柄1色。
ジャケット、スーツの中にもいいし、暖かくなると一枚で着まわそう。
続いて、襟付きカーディ。JK風。4色。コットン×リネンの柔らかい肌触り。いい糸使っている。
これなら春でも夏でもサ~ラサラ。
デザインが素晴らしい。ベーシックに紺、ベージュ。白、赤は僕のおススメ!
いい赤なんだけど、写真ではちょっと違って見える。
次の秋冬もたっぶり仕込みましたよ。
久しぶりに僕のハートにささったニットブランド。
これからはカジュアルスタイルの主役として、マクローレンの世界を広げていきますよ。
モチロン春もね。
皆さん お久し振りです。連休の案内ばかりで。
ようやく冬眠から目を覚ましました。夢の中では、素敵な秋冬物をタップリ仕込んでおきましたから。秋は皆様を誘惑の迷宮にお連れします。覚悟しておいて下さいよ。
なんて大風呂敷を広げておりますが、やっぱり俺って弱っちい人間ですわ。普通の小市民。
展示会まわって、ファーストインプレッション。自分の感性に素直にモデル、素材をイメージする。
「こんなセレクト誰も出来んだろ。ハハハ…アルバーノに秘策あり。」完全天下をとってますね。
翌週 代理店からTEL。「長谷川さん、オーダーの締め切りなんですが。」
もう一度選んだ生地を見直す。先週の強気な俺はもういない。
「本当にそんな生地売れるんか?調子に乗りすぎじゃないの?」
どこからか誰かがささやく。
「やっぱり間違いのないネイビーに変えようか。」そんなに悩むんなら全部入れればいいじゃん。
「ダメよ、ダメダメ。もしはずしたら、全部残っちゃうも~ん。」帳尻を合わせる俺。石橋をかじる俺。いつも落ち着くところに落ち着くんだ。革新と保守のせめぎ合い。同じシーンを毎年見ているよう。
人の性格って簡単には変わらないってこと。
さて、春物の紹介いきますよ。第1回目は大黒柱デ・ペトリロ。
入荷も一番早かった。風格もでてきた。どうでもいいけど、このブランド「好きっ!」(五郎丸風にね。)
理由は再三書いてきた。結局言葉や写真じゃ伝わるもんじゃない。
作りのセンス、デザインセンスはもちろん。やはりそれを考えるリーダーのセンス。ジャケットってホント奥が深い。高級なサルトブランドは、当然素晴らしい。でも、風格が出過ぎると、着る人を選んでしまうことも。
完成度は高級サルトにはるかに及ばなくても、ほどほど力の抜けたセンスが光る。柔軟性のある場ランドがいい。僕がトータルセンスで惚れ込んだブランドは2つ。GIGIがデザインしていた頃の本家ボリオリとこのデ・ペトリロ。
センスの良さはいろんなところに顔を出す。あっと言わせることもあれば、こんなところに隠しやがってという場合もある。
今日紹介するデ・ペトリロのダブルスーツ、AMALFI(アマルフィ)モデル。
最近はラウンドラペルのダブル、ソレントモデルに人気が集中していた。
ダブルのデザインって、センスが如実に出る。バブルを経験したダブルファンは、そこんところ語りますよ。ラペルの形状、広さ、角度、ボタンの配置、間隔(合わせの深さ)、高さ…。
久しぶりにチョイスしたアマルフィモデル。11cmの幅広ラペルが鋭角的に狭いVゾーンを作る。武骨だけどシャープ。
正直僕もこのダブルのセンスを見落としていた。不覚。
この色気、恰好良さ。これが考えるリーダーのセンスなんですよ。
久しぶりに鳥肌がたちました。
オーダーは悲しいかな、1型。マイクロチェックのネイビー。パンツは1タック。
この秋はオーダーしてなかった。間に合えば急いで追加しなきゃ。
攻める時は攻めますよ。
誠に勝手ながら展示会出張の為、22日(水)・23日(木)・24日(金)の3日間休ませていただきます。
★戻りましたら、良い結果報告ができるように頑張ってきます!!
あっ、あと春物の入荷状況も戻りましたらしますので、お楽しみに。