『モチはモチ屋』という言葉があります。
モチロン 僕は達インポート服屋にとってはよく使う言葉じゃないでしょうか。
実は僕長い間、『モチ屋はモチ屋』 と使っていたんです。
なんのためらいもなく。『モチ屋はモチ屋』?当たり前じゃ。
『モチ屋がパン屋』だったら…、嘘つきだろ。
最初この言葉を聞いた時、そう聞こえたのでそう思い込んで使い続けていました。
このバカっ!聞いた人は、『モチ屋はモチ屋』と言っても、『屋』は聞こえてなかったのか?
聞こえていたとしても指摘するまでもないと思ったのか? 面と向かって笑われることはありませんでした。
まさか『屋』を聞き取ることが出来た者がいなかったということで…。
やっぱ俺天然入ってるなぁ。間違いない。
まぁそんなアホ話はおいといて、今日は今をときめくレザーブランド【エンメティ】です。
盛り上がってますねぇ。僕もひとごとのように見てたんですが、展示会の招待状が何度かきて、当店の顧客の方もヨソで購入している、と聞いてたんで、重い腰をあげて代理店へ行ったんです。
それだけ売れるには理由があるんだろうと。
『革屋は革屋』(違った!)
『革は革屋』ですよ! 今回はヴァルスタリーノもやってますし、以前Cという革ブランドもやってました。
代理店のSさ
ののんとは久しぶりの再会でした。
「変わらないですねぇ。」
「年をとらない薬飲んでますから。」なんてなごやかに話してました。
そして、少ないながらもオーダー。まずは、JURIの黒、Hの茶を手始めに。ただ、在庫が残り少ない。
アルバーノも遅ればせながら、人気ブランドに手を出し始めました。
前に頑固オヤジは卒業したって言ったでしょう。
しかし、『スーツはスーツ屋』は変わりませんよ。おまかせ下さい!!
10月もあとわずか。フランクシナトラのバラードが体にしみるわたる季節になってきました。
若いころは、信じるのはロックンロール。
シナトラなんて聞くジジイにはなりたくない。と思っていました。
なんか年齢のことばかり話してますね。気づいたらそんな年齢になってるんだからね、恐ろしい。
でも、いざなってみると若い時想像していたその年齢より、意外と若く感じる今日この頃です。
何も考えず今だけを見ていれば走り続けられるんですが、残りの年月を考えてしまうと、自分にかかるものが沢山あり、立ち止まりそうになります。
どっちも大切です。生きていくうえで。ホントはまだまだ走り続けたいですよ。好き勝手しながら。
今日はインコテックスのカジュアル、スラックスラインの紹介です。
ロングセラー人気モデル100番。
穿かせると皆気に入る、安定感があります。
パンツ業界もかなりバラエティに富んだシルエットが氾濫しております。
スリムモデルは、ゆったりめのモデルに変わっていく、ということはないようです。
スリム派の人は減ってはいるんでしょうが、当店のお客様はやっぱりスリムがいい、というお客様が多い。
スーツのパンツはタック入りになってきましたが、カジュアルはトップスに合わせて、気分でいいんじゃないでしょうか。
不動の定番スリム。インコテックス100番。
コットンストレッチのガーメントダイ2色。グレーとブラウン。
同じ素材でツイルの織り、ベージュ。
スリムファンは永遠に不滅です。
年齢からいって若く見られるのは嬉しいことなんでしょうが、僕は昔から年齢より若く見られ続てたんで、年相応に見られることに憧れるんです。
日本人は若く見られたがるけど、イタリア人のように年相応の色気が感じられるというのは素敵なことだと思います。
現在進行形のオシャレを愉しむことこそ生きがいじゃないかな。
いつも行ってるジムで顔見知りになった40代とおぼしきお兄さん。
僕が年下に見えるのか?上から口調で「おっ!ヒゲはやしてるやん!」とか言うんです。
いや、別に気にしてる訳じゃないんだけど、還暦を迎えたオヤジを40代と見られてるんか、と思うと複雑な気持ちです。
この前 ジムの風呂で話している時に、自分の年齢のこと言ったらさぞ驚くだろうなと思って、チラっと「先日僕も還暦をむかえまして…。」って言ってみました。
「あっそう 若く見えるやん。」意外に冷静なリアクション。
「俺ももう67やで、信じられんよ。」
【え~っ!ウソやろ、冗談やろ。40代じゃないんかい?!】←僕の心の叫び
勝手に思い込んでいただけなんだね。
大先輩じゃないか。びっくり仰天したのは僕の方だった。
その日以来 タメ口で話していた僕は敬語を使うようになった。という話。
さて、今日は大人の男を色気ある大人に変身させてくれるスーツです。
選挙も近づいていますが、議員さんであまりイタリアの色気あるスーツをお召しの方はいないのかな。
オーダーの高い服を着ている人は多いんだろうけど。
あえて一人あげると、立憲民主党の安住国対委員長くらいか。
非常にスタイリッシュなスーツを着て、お洒落感覚が漂います。僕と同学年にしては若く見えます。やはり外見は大事ですよ。
デ・ペトリロのスーツを紹介するんですが、こんなスーツ政治家の方が著用すれば株は上がりますよ。政治家=オーダーじゃ日本もまだまだかな。
ナポリジャケットを知るきっかけとして。小さなマイナーチェンジを繰り返し完成されたNAPOLIモデル。そんなに個性が際立つデザインではないけれど、そこはナポリ。
ベニーさんが生み出した絶妙なバランスのジャケットは、着ていて幸服感に包まれます。
サキソニーのミッドナイトブルーをライトグレーのチョークストライプ。
これからの季節には、ドンズバな定番!(僕が着用しているスーツはワンサイズ大きいものです。)
オーダーでは、自分なりのこだわりをとり入れることができる。
しかし、「色気」を注入したいのなら、やっぱりイタリアメイドのスーツを着るに限る。
最近 メディアでもダブルを着るタレントが増えています。
今日 紹介する大人のダブルとはちょっと違いますが、いい傾向です。
それでもダブルは、「オヤジのイメージ」「どう着たらいいの?」という大人の方も多いと思います。
しかし、そんな考えはノンノンノン。ダブルこそあなたを個性的な大人に演出してくれる協力な助っ人ですぞ!
着るだけでも魅力的なのに、どんなモノと組み合わせてもセンスは上がるばかり。簡単でお洒落。も~、大変ですよ。
ポイントは、着るならカッコイイダブルを選ぶことです。
おまかせ下さい!アルバーノが大プッシュします、GABOの襟広、V狭ダブルのPANAREAモデル。
こいつを羽織るだけで、あなたの勝利?!です。
その理由は?それは男らしさ、エレガントな色気であなたを包みこんでくれるからです。
だまされてみて下さい。僕の口車にだまされた者の勝ち!です。
前から口酸っぱく言ってるでしょう。「ダブルは、デザインがすべて。」だと。
世の中いろんなダブルがあります。没個性的なもの、オヤジっぽいもの…。
とにかくこのGABOのPANAREAモデルは、唯一無二の現在最もカッコイイダブルであると、神に誓いますよ!
そして、今日紹介するのは、コットンストレッチの普通畝のコーデュロイ。
思い切って2色もやっちゃったよ。黒と紺。
僕の妄想は大きくなりすぎて破裂しちゃいました。
これで大人のジャケット界に旋風を巻き起こしますよ。
とは言っても、このコーデュロイダブルを手にできるのは10名のみ。
競争率は高いですぞ。10人で大旋風!
13㎝の幅広ラペルに狭いVゾーン。
GABOのPANAREAが、世界を変える、日本を変える、そして…あなたを変える。