毎回展示会をまわってはなんの先入観も持たず、ワクワクするような新しい商品との出会いを期待する。なかなかそんなドラマチックなブランドとの遭遇はあるもんじゃない。
「今年こそはアルバーノの隠し玉を発掘するぞ」と、意気込んで行くんだけど、展示会を後にする時は、「何か物足りないんだよな。」と言葉少な。
結局落ち着くのは、いつものお馴染みの顔。
いいものにはいいものの、惹きつけられる理由がある。
でも、そういう商品だけで固めると、どの店もブランドセレクトの差なんてなくなるんじゃないの。それはすごくつまらないと思う。僕ら店側からすれば。
お客様もそうだろう。どこも置いてあるのは同じで変化がない。知ってるものが多いほど、安心する方もいるんだろうけど。
かと言って、ひねくれたモノばかり集めるのもビジネスを無視してる。売れてるモノと個性的なモノのほどよいバランスがちょうどいいんだろう。
どこでも扱っているであろう、このザノーネ。ニットブランド数あれど、やはりワンアンドオンリーの個性を放つ。特に日本人向けのサイジング。手放せないよ。
冬は冬の定番。夏は夏の定番。
夏の定番、アイスコットン。これは大人の武器だね。
夏の風物詩。半袖ポロ。ザノーネカラーは、シックが売り。写真では、色が伝わりにくいんだよなぁ。
杢調のグレーネイビー、杢調のブラウンベージュ、。3番目が特に色が出ていないネイビーグレー、カーキグレー、5番目はなんて言ったらいいんだろ、ブルーグリーンか。
そして、Tシャツ。Vネック。ポロでも入れてるカーキグレー。ベージュのパンツとベストマッチ。ダークネイビー。
クルーネック。ライトグレーとネイビーグレー。
とにかく、ザノーネカラーは言葉では表現できません。
イチローが世界記録にあと4としている。メジャーとしては3000本は認めるけど、世界記録となると口が重い。しょうがないよ。ベースボール王国のプライドあるんだろうし。
イチロー自身はクールだと思うよ。どう解釈されようが、本人は記録をモチベーションにする様な男じゃない。世界記録なんてクソくらえ。
それよりも最近のイチローのプレーだ。内容だ。ここ数年規定打席までもでていなかった。
うれしいなぁ。42になっても何も変わらないプレースタイル。イチローがベースボールを楽しんでいる。それで十分じゃない。
魅せることがファンサービスという信念のイチローのこと。彼の全力プレーは、日本人として何よりも誇りだ。クールにしなやかに美しいヒットを打ち続ける。その度にアメリカ人が狂喜乱舞する。ゴツゴツした大男達のパワープレイの中、優美で華奢なサムライが風のように駆け抜ける。
イチローの1本1本のヒット(アート)を何度も何度もかみしめるように僕は見ている。
記録なんて通過点。彼に目標なんてないんだろうし、終わった時が結果なんだろう。
もう一度レギュラーとしてのイチローの生きざまをずっとずっと見続けたい。
さて、今日はデニムを紹介するよ。(CARE LABEL)。
過去に紹介したことあったかなぁ。ここ2、3年メインデニムブランドとして評価はすこぶる良い。
デニム自体がしなやかでなじみやすい。
まずは、ベーシックラインのSlack352。細身テーパードにスタントポケット。11オンスのオールシーズンタイプ。淡色、ミディアムブルー、ダークブルー、それとホワイト。
キレイめデニムとしてジャケットといいバランスです。
そして、春夏向き9オンスのライトなテーパード、Bodies214。股上も少し深く、腰回りは少しゆるく裾幅をかなり細くしたリラックスモデル。夏は足首出して、軽やかに合わせよう。
6月1日。富山の一大カーニバル「山王まつり」があった。
街には人があふれ、露店があふれ、警察があふれ、暴走族待ちの若者があふれる。
祭りが終わり、街が静けさを取り戻す頃、どこからともなく聞こえてくる、♪パラリラ、パラリラ~
明日6月1日(水)は、日枝神社(山王さん)夏季大祭につき営業いたします。
2日(木)は、振替で休ませていただきます。
よろしくお願いいたします。
伊藤若冲ブームだ。今やっている(今日までだけど)若冲展、最大5時間待ちだって?
そこまでして見るかどうかは人それぞれだけど、あのアートだけはナマで見ることに意義があるんだろうなぁ。
写真やテレビで見ても鳥肌がたつんだから、本物を見るとすごいだろうね。あの画法が解明されるのに、1000年かかると言われてるんだから。日本にも素晴らしい「和」の伝統文化が沢山ある。
こういうアートを日本人がまず知らなければならないと思う。そんな意味で若冲ブームは、一つのきっかけになればいい。
西洋モノにかぶれるより、まずは日本の伝統文化をもう一度見直して誇りを持つことが大事だろう。
そして、日本のいいところをもっともっとアピールしていこう。
西洋の文化で商いをしている当店としては、西洋のイタリアという国の伝統美を伝えていくのが使命だ。洋服は西洋文化にカブれてね。
イタリアのシャツ文化。シャツはアートである。自由である。爆発である?
今日のアートは、新しいシャツブランド。トライアルだ。「ギラルデリ」というシャツファクトリー。
結構歴史はあるらしい。
実は、このブランドかなり前に一度扱ったことがある。しばらく聞かなかったけど、展示会で久しぶりに出会った。プライスも優しいよ。
代理店さんから「日本人用にタイトフィットに修正しました。」と聞きました。
ウォッシュドタイプのタイトボディの和仕様なアート。
まずは、ソフトコットン。白ベースのマドラスチェック。赤が効いてます。
次は、コットン100の小紋。ブルーの小花。
3番目、リネン100の大柄チェック。やわらかいリネン。
ラストは、コットンリネンの白×ブルーのチェック。
アルバーノのシャツ展、まだまだ開催中です。待ち時間はありません。