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2016年04月12日

苦節10年、きてますジェルマーノ

Brand:新入荷

「ガイアの夜明け」等経済番組はよく見ます。ただ、大企業のストーリーを聞いてもあまりピンときません。
その点「カンブリア宮殿」はいい。個性的な経営者が出てきます。皆さん生き生きしてます。
大手チェーンの画一的戦略に立ち向かう、地域密着の中小規模の会社。小さいから出来る、小さくないと出来ない細やかなサービスや独自のアイデア。
昨日見た地方コンビニの経営者が言っていました。
「ノウハウは真似するんじゃない。自分達が作っていくものだ。」
その通りです。しかし、いくらこんな番組を見たり、本を読んだりしても自己啓発にはなっても、参考にはならないんです。自分自身が新しい発想を生み出していくしかないんです。
誰も自分の秘伝レシピを教えてくれるバカ親切な人なんていません。
今日はパンツです。当店には王道インコテックスがあります。絶対的勢力を誇る世界のインコテックスに立ち向かう、イタリアは南の地味なパンツメーカー、ジェルマーノ。
地道に日本に根付いて10年近く経ちますかね。布教活動がようやく芽が出し始めてます。名前もかなりメジャーになってきたかな。
アルバーノも数年間裏切った時期がありましたが、再評価しファンもつかんでおります。メイドインイタリーにこだわる素晴らしい正統派パンツメーカーです。
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まずは、イレギュラーなパンツからです。ドローコードのイージーパンツ。正統派モデルばかりじゃありません。こういう時代の流れにもジェルマーノらしさを主張します。モデル名リラックス。
スソ巾16.5㎝。ありがちなスーパーテーパードなんですが、センタークリースがしっかり入っているところがジェルマーノらしいキレイめシルエットに仕上げています。3素材。コットンリネンの格子柄、ブラックとメランジブルーのコットンストレッチ。
次の3素材は織り感のあるジャガードコットンパンツ。
モデルは、エクストラスリムフィット(一番細いモデル)。2タックもありますが、飾り程度。シルエットはノータックと同じです。こんなひねった素材を使っても、プライスは安心です。
インコテックスなら、1万位高いんじゃないかな。
ラストは、コットンストレッチチノ、ウォッシュドパンツ。4色。ベージュ、オフ白、白、アイスグレー。ド定番。直輸入だからのプライスです。僕達が値付けします。代理店がつけるといくらになるんだろう?
これら以外にも正統派ベーシックモノ、沢山入荷しています。
また次にご紹介します。

2016年04月05日

終わりなき挑戦-デ・ペトリロ・2

Brand:新入荷

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♪たとえば僕が間違っていても、正直だった悲しさがあるから、あぁ…流れていく♪
吉田拓郎の名曲「流星」。冒頭の一節。ガツンときますね、拓郎が歌うと。
最後の♪君の欲しいものは何ですか?僕の欲しかったものはなんですか?♪
訴えかけてくるんだ。力強く。
人気ブランドに走らず、正直に自分の心のおもむくままに、いいと思ったものに賭けてみる。
それが、たとえ間違っていたとしても、結果がどう出ようと後悔しないこと。
僕が欲しいもの、欲しかったものはなんなんだろう。金、地位、名誉、愛…。わからない。
今週木曜、ティトアレグレットの春夏物が入荷します。ここ7年位賭けてきたデ・ペトリロにどう絡んでくるのか、楽しみです。
実は、この2つのブランドにはある人が関係しています。
GAIOLA(デ・ペトリロ)を日本に紹介し、今はティトの仕掛け人であるF氏。彼にはいろんな噂が流れています。僕はそんなことより、彼の服に対する熱い情熱、姿勢に共感するんです。服をビジネスとしてとらえるのは当たり前なんですが、彼のそこを超越した服への取り組み方、ものの見方。なんか自分と重なるものがあります。
たとえ、そえが世間からどう見られようが、マイペースで夢の中を泳いでいる。
彼が選んだものだから、間違いない。僕にはそうだ。僕が彼に対して抱く気持ちをお客様には僕に対して同じように感じてもらえれば嬉しいことはない。
今日はデ・ペトリロの2回目。この春夏から代理店が変わり、取りまく状況は少し変わりました。
本国ナポリの工場も拡張したようで、会社も大きくなっていくのかな。生産体制、納期は良くなっていくでしょう。反面、以前の町工場的な職人風モノ作りの部分はなくなって欲しくないな。自分勝手な意見だけど。僕達の小さな声が届かなくなっていくのは悲しい。
昨夏 来日していたベニーに冗談半分に言ってみた。
「あまり売り過ぎないでね。僕達の手の届かなくなるブランドになると困る。」
「いやぁ、まだそんなキャパもないし、大丈夫だよ。」ナポリ人らしい欲のない答えだった。
僕がF氏から紹介され、新しい服の世界を教わったデ・ペトリロ。
本当それからスーツ・ジャケットへの考え方が変わった。
ナポリを知り尽くした男の職人魂と庶民目線のナポリスタイル。
工場が大きくなろうが、このナポリ人の真面目で服を愛するハートは何も変わらないだろう。
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今日はスーツを3マーク紹介します。
前回紹介したアンコンJKは、シーズン毎に新しいモデルを提案してくる。
今日のクラシックライン「ナポリ」は、ガイオラ時代から続いている定番モデル。基本的には変わっていないが、日本人を意識して前肩にふったりと細かな部分は修正を加えている。
今回の作りは特に秀逸だ。芯地を増やしより高級感が増した。
僕が惚れ込んだナポリの匂いは、北のスーツとは明らかに違う。
全て3ボタン、フラップ有り、パンツはノータック。
まずは、ブルーグレーベースの細かなストライプ。微妙な色の出方はダーク系が多い方には新鮮な印象を与えるだろう。
次は、微光沢が美しいネイビーピンストライプ。赤が入ったような美しいネイビーカラー。
最後は、ベージュ系。オーバーチェック。ブラウン系はそんなに入れない色ではあるが、決して難しい色ではないし、ペトリロの形の良さが際立つ色だ。

2016年03月30日

シャツはアートだ・1

Brand:新入荷

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好きだけど、あきらめなきゃならない時もある。誰のせいでもない。
「好きなら、続ければいいんじゃない。素直になれよ。」「そこまで愛着あるものを、そんなに簡単に手放せるのか?」「なんてバカな奴なんだろう、俺って。」
いろんな思いがよぎる。
お気づきでしょうが、昨秋からフィナモレの扱いをやめました。
長い間 このブランドに助けられたし、アルバーノの顔だった。
誇らしかったよ、フィナモレを勧めることが。
売れるという確信と、売ってやるという意地で他のブランドをやめ、このシャツ一本に絞った。
だって、こんなに好きになったシャツはなかった。
今でも、フィナモレは何も変わっちゃいない。
じゃぁ、なんでやめる?フィナモレが売れたから熱が冷めた?
そうじゃない。売れようが売れまいが、好きであれば関係ない。
矛盾だよね。結局プライスの問題。代理店さんとの話。
直輸入できなくなり、2万ちょいで出していたプライスは段々上がっていった。3万あたりは普通なんだろうけど、当店としてはかなりの値上げ。
どんなに好きでもプライスへのこだわりは譲れなかった。
いや譲れたのかもしれないけど、何か釈然としないものがあった。
俺のエゴだよ。しょうがない決断したんだから。
フィナモレの抜けた穴は大きいけど、秋からはお馴染みの顔が復活することが決まり、満足できる内容になる予定。
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今日ご紹介するブランド、ギ・ローバー。新しいブランドでもなんでもない。
日本における元祖イタリアンシャツ。ここ最近はカットソーのみの扱いだった。
灯台もと暗し。気づかなかった。こんなカッコイイシャツが身近にあったのに。
ギ・ローバーのカッタウェイ、ウォッシュドシャツ。
こんなカジュアルシャツは、クォリティの良し悪しよりスタイリングだ。
雰囲気、色気度は、フィナモレといい勝負かもしれない。
そして、嬉しいのは直輸入できること。嬉しいねぇ。
4マーク。ワッフル調ブロックチェック。ほんのりライトブルーのロンドンストライプ。ネイビーと白の大柄チェック。鮮やかなブルー。
春夏らしい柔らかでライトなコットン。
アルバーノがお届けするシャツはアート。まだまだ続くよ。

2016年03月26日

モードの影が見えるか-ザノーネ

Brand:

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3月ももう終盤。三寒四温。今日はまた雪ですよ。
まだ降るか?降るんです。気まぐれやさんなこの季節。
何が降ろうが、不思議じゃない。
今日は病院。この年齢になれば、持病の一つや二つは当たり前。
この気温なら、みんな冬のカッコ。ウールのコートにダウンジャケット。
僕はと言えば、キレイなブルーのジャケット。完全浮いてるな。
「あいつ病院にカッコつけて来てやがるぞ。」
視線を感じる。
病院で待っている間は、ボーっとするか、人間観察。
総合病院なんて人が多いから、「アレっ、久し振り。」なんてことも。
皆さん病院へ行く時は、お洒落して行きましょう。誰かが見ていますよ。
僕はどこでも全力投球。キメキメで血液検査。
スーツ・ジャケットは、ユニフォーム。休み以外は、どこでもスーツ屋アルバーノのPR。
だから、オフの時はノンジャケット。
今日ご紹介するザノーネ。休日は大活躍してますよ。
アルバーノのニットの主役。春のザノーネは、カットソーが主役。
やっぱり好きだなぁ。モードとクラシックの絶妙なハーモニー。モードの雰囲気をさりげなく盛り込んであるものに惹かれるんだ。
今どき英国ニットブランドも、イタリアのモード感が欠かせない。
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今回のニット、お馴染みのKYOTOの春バージョン。冬バージョンと同じサイジング。攻めてるね。
綿麻の織り感。襟から前立てが、ネイビーのコントラスト。ベージュとネイビー。
半袖は次回にするとして、長袖ポロ。
いつものコットンポロ。3色。白・ブルー・グリーン。
そして、定番のザノーネ・アイスコットン。ザノーネカラーの大人のグレー。
どこにでもあるようなポロシャツ。着てみないとわからない。
タイトなボディ。でも、立体感が素晴らしい。
このデザインは、日本製では表現できないだろうなぁ。
このポロシャツがハマるには、もうちょっと鍛えないとね。

2016年03月10日

ベストにこだわった男-NILO

Brand:新入荷

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NILOのベストに袖を通す。
その瞬間からあなたもきっとベストファンの一人になるはずだ。
ベストにそんな威力があるのか?僕も正直信じていなかった。
ベスト。今で言うジレというヤツ。そこに何を求める。何をこだわる。
確かにベストを一枚着ることで存在感はでる。素材?柄?デザイン?スーツ・JKとの相性?カジュアルの洒脱感?それは一般的なベストな話さ。
NILOのベストは違うんだよっ!アイデンティティー。立体感。雰囲気。ブランドのベストじゃない。スーツ屋のベストでもない。ベスト屋のベストなんだ。餅は餅屋。そんなブランド他にあるかい?勝負ベスト。
たかがベスト。されどベスト。イタリア人ならではの感性が見える。恐るべし。
こんなベストならジャケット・スーツと合わせるのはもったいないかも。(勿論着てもいいけど。)
だって一枚で着て主張するように作られてるんだよ。その為にデッドストックのヴィンテージファブリックにこだわる。脇役が主役をおびやかすこともあるんだ。
うんちくはいい。ただこの美しいベストに陶酔してくれ。
美しいベストを着ている人がいたら、そっと聞いてみて欲しい。
「もしかして、それNILOのベスト?」

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