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2015年05月29日

ナポリからの挨拶状-デ・ペトリロ・7

Brand:新入荷

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男はなぜジャケットにこだわるのか?
イタリア人はなぜジャケット・スーツが絶対なのか?
男にとって、格好良く見せる為の必要不可欠なものだから。
女にモテたいから。イタリア人はそのことを一番良く知っております。
エレガント、知的に装う為に、男に与えられた唯一の特権であります。
なんか最初からよく聞くフレーズですよね。今更言うことでもないですが。
要は書くことが特に無いからでございますが、こんなウンチク言い出すと止まらなくなる病ですから、皆さんご注意を。
僕はプライベートなオフの時間以外は、ほとんどスーツ・ジャケットです。
仕事では長年当たり前。人と会う時。人の目を意識する場面。
それは自分を良く見せたいから。大きく見せたいから。いろんな意味でコンプレックスを隠す為であり、自分に自信を持つ為です。
20歳位の頃にジャケットがそんな効力を持つと知ってから、今に至るまで僕にとっての精神安定剤ですね。着てないと不安になります。
ジャケット・スーツ等堅苦しくて着ないという方は多いでしょう。そりゃぁいろんなファッションスタイルがある訳で。僕はある意味羨ましいなぁ。ジャケットに頼らずに男の道をつき進める方が。よほど自分に自信がないと…?
まぁ、そんな方はアルバーノの店には全く興味を持たないでしょうね。
でも、そんな方にジャケット・スーツのイタリアのクロージングの魅力をくどいていこうという、おせっかいな男が一人います。
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遊べるスーツをチビチビ紹介しております。
実は、他にもいいのが数型ありましたが、僕がのんびりしてる間に想定外に売れていってしまいました。
このあたりがアルバーノの本領発揮の部分だったんですが。いいとこみせられませんでした。
まずは、以前にJKで紹介したウインドペンのグレージャケット。これは意外と反響が大きかった。
残念ながら、44サイズのみになっております。写真一番上。
実は、パンツもあるんですよ。これはアンコンモデルの「MARINA」。
そして、もう一型カッチリ正統派ナポリモデルもオーダーしてました、スーツで。写真2番目。
ただし、これも44サイズのみであります。
44の方、いかがでしょうか!
続いて、シルクリネンのソフトな素材。若干青みがかったグレー。ビジネスにもO.Kでしょうが、l生地の風合いは遊びモードです。
シルク独特の風合いを味わってみたい方におススメです。

2015年05月26日

ナポリからの挨拶状-デ・ペトリロ・6

Brand:新入荷

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遊べるスーツの続きです。
以前に「月曜から夜ふかし」日テレ系で、関ジャニの村上君が着ているスーツが、どこのものか気になる、という話をしました。未だにわからない。
この前の番組で、村上君がベージュのスーツを着ていることが多いとマツコに指摘され、街なかでベージュのスーツを着ている人の調査をしていました。
東京でもかなり少ないようで、ほんの数人しか見つからなかったようです。
あくまでスーツですから、ジャケットだったら多かったのかな。
しかし、これはやはり日本での現実だと思います。皆さんの中でもこの色を避けている人は多いのではないでしょうか。
イタリア人はラテン系なので、ベージュ系が似合うこともあるんでしょうが、この色の取り入れ方が非常に上手いですね。
でも、この色を着こなすことが洒落者への関門の様な気がします。ベージュ、ブラウンと言っても、色、生地は限りなく広いです。だから、面白いし奥が深いのか。
村上君が着ているあのベージュの色は、結構難しいベージュですね。ちょっと黄色っぽい。
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今回デ・ペトリロの生地ストックから見つけたベージュ、ライトブラウン。
平織りのコットン。スーツ、セットアップにする事に迷いはありませんでした。
ベージュというかオフ白。ノッチドラペルとピークドラペル(2ボタン)の2モデルをオーダー。
シワのないキレイな上下で着るのは、確かにきまり過ぎ感はでますね。単品着てちょっとヨレ感をだしてから、スーツとして着るといいでしょう。
次は、ライトブラウン。この色は大変微妙ですね。生地感や洗い等によってかなり着方も変わりそう。
今回チョイスしたこの色は、間違いない色です。(過去の苦い経験から。)
スーツとしてドレッシーに着ても色気があっていいし、単品での使い方も楽しめます。
ベージュ、ライトブラウン。このクリーミーカラーは、きっとあなたのカラ(殻)とカラー(イメージ)を破ってくれると信じています。
セオリー通りの紺系ばかりじゃ進歩もないし、コーディネートの幅も狭くなりますよ。
ベージュ、ブラウンで、クリーミートーンのハーモニーを楽しみましょう。
決してそれに合わせようと、変に意識する必要はありません。手持ちの洋服で十分コーディネート出来ますよ。
同色の濃淡で知的でソフトな印象。コントラストを意識して、メリハリのある足し算、引き算。合わせてみると目からウロコです。
一つ大切なのは、雰囲気のある恰好いいジャケット、パンツを身につけることです。
デ・ペトリロのナポリスタイルなら、ノープロブレム。カタチは色を超越します!
そして、このプライスなら遊べるスーツの登竜門だね。

2015年05月21日

ナポリからの挨拶状-デ・ペトリロ・5

Brand:新入荷

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クリエイター気分に酔いしれたい。なんか自分よがりな妄想ばかりしているのはわかってます。
しがない1(いち)ショップのオーナーであり、バイヤーではありますが、ファッションの世界に身を置く者としてそんな浪漫を持ってなければ、何を売っていても同じでしょう。
ですから、自分が愉しみながら選んだ(オーダーした)ジャケット、スーツが入荷してくる時は、心踊りますよ。
1着、1着のジャケット、スーツに思い入れ、魂が入ってないと、お客様にも伝わらない。
ただ、いくら経験を重ねようとパーフェクトはない。
「あの生地は、あのモデルの方がよかったかな。」毎回反省させられる事も多い。死ぬまで修行ですよ。
今 僕のクリエイターモードを満たしてくれているクロージングの相棒であるデ・ペトリロ。
いい関係にあります。彼らもいい意味で発展途上のブランドであり、いろんな新しい作品を提案してきます。
アーカイヴのモデルを含め沢山ある引出しの中から魅力ある宝物を引き出すのが、僕達の仕事です。真面目なビジネススーツ。今の時代の香りのするスーツ。遊び中心に楽しめそうなスーツ。ヴィンテージ感覚の懐かしいスーツ。
そんな男の遊び心をジャケット、スーツに託して、その魅力を発信していくこと。そこから全ての物語が始まります。
好きなファブリックをセレクトし、そのモデルスタイルを発想していく作業。楽しいですよ。至福の一時。
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2.7㎝ピッチのリネンのチョークストライプ、ネイビー。どうみても遊び。レトロ。スーツでオーダーして、セパレートでも着まわすイメージだな。
バリバリナポリ風9㎝ラペルハイゴージMモデルでいこう。ちょっと着こんでシワが出た時の感じが…セクシーじゃない?
ところが出来上がってきたのが、正統派ナポリモデル、2パッチライン。思惑が少し違った。オーダーする時手違いがあった。
まぁ、それでも素材のインパクトがあるから雰囲気は十分あるさ。
そんな感じで、1点、1点に思いを入れてオーダーする。スーツ、ジャケットを着遊ぶことが僕の趣味。当店の存在理由。
今回時間がないので、1モデルだけ。次回に遊べるスーツのストーリー続く。

2015年05月13日

シャツはアートだ・2

Brand:新入荷

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やんちゃジジィをキャッチコピーに、アダルトシニアのファッションンに切れ込む雑誌マデュロ。
さすが、岸田さん。いいとこついたね。ジジィのファッション雑誌ってなかったもんなぁ。
大好きな岩城滉一をフューチャーしてるのもイイネ。50を越えたらジジィだって?
だったら僕もジジイ。あなたもジジイ。世の中ジジイだらけだよ。どこまでオヤジで、どこからがジジイ。オヤジは臭うけど、ジジイは枯れて臭わない。モチを食べる時、気をつけないといけないのがジジイ。
これからの日本のジジイもイタリアの様に若者にリスペクトされて欲しい。頑張ろうジジイ。
ハートは大事だよ。おおらかさ。何でも許せる心の余裕。下心はあった方がいい。期待はしてないけど。あわよくば…。妄想でもいい。
そして、見かけ、見かけ。見かけが全て。枯れちゃいかん。うるおいジジイ。しっとりジジイ。じっとりはダメ。とにかくカッコイイジジイになる為には、努力も必要。百戦錬磨の経験をいかして。
そんなマデュロ。創刊号から目を通していますが、やりすぎ感が出ていてリッチ、成金ぽさが鼻をつき、チョッチネ~と思っていました。
今月号は「ジジかわいい」とか、キャッチはさておきナチュラルな上品さも出てて良かったんじゃない。やっぱりジジイのファッションは、品の良さと意外性かな。
その中から注目したのが、ギンガムシャツ。今さらな定番だし取り入れやすいけど、意外とテクニックも問われるんです。
若者にはさわやかさ、ジジイにはお茶目さ。ギンガムと言っても色、大きさ等様々です。
僕達プロとしても、そのあたりしっかり使用上の注意をレクチャーできないとね。そして、出来ればバリエーション揃えておかないと。
今 売り場を見回すと、数点目につきます。
今日はまだ紹介してませんでしたね、昨年より揃えておりますナポリのシャツファクトリー「ピエトロプロヴェンツァーレ」。
2万アンダーが魅力のナポリシャツ(またいずれ詳しく)。
ギンガムチェック3色。グリーン、ピンクレッド、ブラウン。紺・ブルー以外をあえて。ホリゾンタルなワイドにやさしい洗いがかかったソフトシャツ。全てコットン。
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とりあえずアルバーノ流解釈で、ジャケットと合わせてみました。ノータイでいいんでしょうけど、きめたいモードの時は、タイドアップで。(この辺の合わせ方はポイント。)
ニットからのチョイ見せもモチロンお決まり。
最後の2枚(紺・ブルー)は、ルジェッロのギンガムですが、これはまたあらためて。
ギンガムは紺系ばかりじゃありません。微妙な色をチラ見せするところが意外と難しい。マチャアキなんかそのあたりの使い方上手いですよね。
勝ち組ジジイは、そんなちょっとしたハズしを武器にするんですよ。したたかにね。

2015年05月10日

フェリージ9841-最後の雄姿

Brand:新入荷

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半世紀も生きてると、いろんな別れがあるよね。
商いも長くやっていれば、出会いと別れの繰り返しですよ。僕達がおマンマを食べさせてもらっている大切なブランド、商品。感情移入もします。
悩んだ末の苦渋の別れ。突然の一方的な宣告。ファッションの世界も無常。ファッションは流れゆくもの。いつまでも未練を残してたらやってられないよ。
お世話になり消えゆくものなら、敬意を表し感謝しよう。そして、前を向いていこうじゃないか。
このブランドとは20年以上付き合っているけど、いろいろあったな。
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フェリージの昔のカタログ。こういうのは捨てられないんだ。25年前取り扱い始めた時のもの。20年位前のもの。15年位前のもの。カタログを見ていると、当時の自分が蘇るんだ。音楽や本や写真と同じだよ。たまに振り返ってノスタルジックもいいだろう。
フェリージ。ずっと売れてきた訳じゃない。今は無き当時のモデルに僕の夢と挫折が重なる。僕の仕事の足跡と言えば、言い過ぎだろうか。
フェリージ夜明け前。フェリージがブレイクするきっかけになった雑誌の記事。ボロボロになりかけている。売れてない頃に、数知れない程お客様に見せた証拠。
25年前からカタログにのっている大切なモデルが、遂に姿を消す。
担当のSさんから聞いた時、行き場のない不安におそわれた。ゾワゾワ…。
「最近オーダーが入らないんだよなぁ。アルバーノさんくらいだもん。」そう聞いてはいたから、もしかしたらというイヤな予感はあった。
でも、このモデルだけはと思っていただけに…。しょうがないさ。Sさんもつらかっただろう。
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フェリージ9841。オールドモデル。アルバーノ名物と豪語してきた。ナイロン・キャンバスもやったけど、ここ10年位はレザーのコンビネーション一筋。特に個性のあるモデルじゃない。ハンドルがいい。持ったものだけが知るその感触。
グッドフィーリング。そして、ボディとハンドルの色が選べるという発想。ストレンジ。
そんなフェリージのセンスが好きだ。洋服の配色を考えるようにオーダーしているって感覚がバイヤー心をくすぐる。買われた方が持ち歩かれる姿を想像する。
この9841のレザーコンビを手に入れた方のその後のストーリーをのぞいてみたい。
もし、いい話あったらメールでも下さいな。一人でいくつも購入された9841コレクターもいらっしゃったなぁ。過去何パターンやったかな?同じパターンは2つとやってない。
「売れ筋やりましょうよ。」担当のSさんからよく言われる。
「これが売れ筋なんだよ。」と言いながら、楽しそうに色のコンビを考える僕。売れるものをやることも必要だよ。
けど、自店しか扱わない秘密兵器が必要なんだ。世の中に逆らおうが。
それは、消えゆく運命と背中合わせな事はわかっている。僕のようなひねくれ者は特に。
今眼の前に最後になるであろうグリーン×ダークブラウンの9841が僕に何かを訴えかけている。
涙の一粒でもこぼしたらいい?今回はこの1モデルだけだ。なくなるとわかってれば10個位オーダーしとくんだった。
ファッションの世界は無常。ファッションはめぐるんだ。長い歴史の中で。
そしたら、またいつか会える日があるかもね。僕が商売つづけてればね。
ありがとう、そして、その時までサヨウナラ。

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