STAFF BLOG

2022/11/23

大人はクラシックなダブルで差をつけよう-GABO・2

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いつもいつもオヤジの昔話に付き合わせて恐縮です。
30年前の日本。イタリアンデザイナーブランド戦国時代の渦中。
真価が問われたのは、ダブルブレストのジャケットのデザインだった。
それはシングルとは違い、多種多様なデザインがあったからだ。
郷ひろみが恰好良く着ていた❝ヴェリー❞というブランドのセカンドライン❝ビリドゥーエ❞が、庶民的には人気があった。
当時ファーストラインは、30万クラスでなかなか手が出せず、セカンドライン、弟ブランドというものが存在した。
アルマーニなら、ジョルジオに対してエンポリオのように。
そのビリドゥーエというブランド、とんねるずの石橋貴明がよく着ていて、確かダブルフレストの襟は太く、剣先はナナメ上ではなく、真横にキレこんでいた。
その独特なデザインに、結構ファンが多かった。
そんなバブルなイタリアンブランドと比べるのは時代錯誤だが、GABOのダブルブレスト❝PANAREA❞を最初見た時、頭にそのビリドゥーエのダブルジャケットの剣先が思い浮かんだ。
ただ、それだけの話。でも、その当時は圧倒的にダブルが流行っていたから、ダブルのデザイン(ラペル幅、剣先、ゴージの高さ(ピークか、ノッチか...)、ボタンの数、配置バランス、Vゾーンは、すごく大切なディティールだった。
昨今のクラシコダブル事情。雑誌ではそこそこ見かけるが、実際周りで見かけることはホントに少ない。
まだまだマイナー。ヤングは、それこそビリドゥーエのようなブカブカのサイズのダブル着てるけどね。
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今日紹介するGABOのラペルの広いクラシコダブルを大人の男性に着こなして欲しいなぁ。
少数派だからこそ男らしい個性を主張できる。今がチャンスなんだよぉ~。毎回言ってるような気がする。
さて、GABOの色気プンプンのダブル❝PANAREA❞。アルバーノはサイズも微妙にいじっている。
今回2マーク。
まずは、前回シングルで紹介したのと同素材。杢調のグレー。シックなカラー。ライトの当たり具合では茶系にも見える。
もう一つは、ネイビー。定番ホップサック。毎シーズンやってる素材。
ちなみに僕が着ているのは、どちらも僕のサイズよりワンサイズ上のものです。
今日店に来てくれたSさんは、丁度この❝PANAREA❞のコーデュロイ着て、ハンチング帽を合わせてた。
すっごくキマってたよ!!

2022/11/23

営業案内

11月23日(水)通常通り営業します。
なお、24日(杢)は、休業させていただきます。

2022/11/20

お久しぶり、レディースの皆さん-アンチ流行・シーラップ

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久し振りです。アルバーノ女性ファンの皆様。
基本 アルバーノは、レディーススタイルを多くはありませんが展開しております。
少数派素敵な女性方にイタリアの名ブランドを密にオススメしてます。
あまり流行りすたりのあるものや、個性の強いデザインは、自分のスタイルじゃないという我が道をいくカッコイイ女性を目指しておられる方に、ひっそりと最高級のインポートをセレクトしております。
例えば、今日ご紹介するコート職人集団シーラップのどこにも誰にも負けない、負ける訳がない、僕が思うナンバーワンのコートを20年以上扱っております。
その存在感だけで来店されたお客様のハートをロックしております。
そんなカッコ良さ極まりないシーラップのレディースコート。20年以上やってきて売れ残ったことはありません。
久し振りに紹介するので、いつもクール?な僕のテンションもかなりエキサイトしております。
沢山のハイブランドを手掛けるシーラップ。ブランド名がつけば、30万、いや50万するような代物を10万位で買えるとは、なんとも有難い。
毎年シーラップのコートを女性に勧めることは、メンズ同様僕の楽しみとなってます。
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それでは、ゴキゲンな3型紹介します。
1番目シーラップで長年扱ってますピーチスキンで作ったピーコート。
ミドル丈より少し長いかな。色は、カーキ1色のみ。洗いがかかっていて、とにかくカッコ良すぎ!
僕も着たいなぁ。コットン×ポリ×ナイロン。
2番目は、定番メルトンウールのピーコート。色は、モチロン紺。メルトンのピーコートと言えば、シーラップ。シンプルなんですが、着てみて下さいよ。さりげない曲線美が主張します。大ロングセラー。
ラストは、メタルボタンのウールロングトレンチ。
これまたカッコ良すぎ。ミリタリー調トレンチ。こういうのを作るのは、お手のものでしょう。
かっちり着ても、ルーズに着てもサマになります。
最後にメタルボタンのピーコートもオマケで。これは2番目よりボックス型でやや長いです。
モデルは超細いので、38を着用してこんな感じです。
僕も着てみました。大きいサイズでなんとか入りました。

2022/11/18

お知らせ

今秋冬の商品は、ほぼ出揃った。
ただ、今シーズン アルバーノが初めてトライする、ナポリの大物❝ダル・クォーレ❞ の入荷が遅れております。代理店に確認したところ「今月末から来月頭頃になるだろう。」ということでした。
(ドーメルの生地の手配が出来なかった為)
ご予約、ご試着希望の方 誠に申し訳ございません。もうしばらくお待ち下さい。
庶民派ナポリクロージングを中心にセレクトしております当店ではございますが、お客様のご要望に応えてサルトクラスのナポリものも取り扱っていく意向です。
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さて、今日はインコテックスのパンツをご紹介します。
毎シーズン欠かせません。細身の人気モデル100。
インコテックスの細身の美脚、この100番をおさえねばなりません。
フォルミコラのシャツに、ルッピのハイゲージニットで合わせてみました。
昨年もやったコットンピケの色違い、グレージュとブラウン。
シックな色合いが落ち着いている。
もう1本は、一番合わせやすいベーシックなベージュ。
合わないものはないであろうチノパン。この色をおさえておけば、コーディネートもまとまりやすい。 

2022/11/14

貫禄のフィナモレ・1

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フィナモレがようやく揃った。今春 復活して2シーズン目だ。
春はベーシックな定番中心にセレクトしたけど、かなり早いスピードでなくなっていった。
今秋はカラーバリエーションを意識してセレクトした。とは言っても、秋冬物なのでシックな色が多い。
どんなカラー、生地を選んでも、フィナモレにしか出せない着心地、シルエット、雰囲気はオンリーワンである。流石の貫禄だ。
「やはりフィナモレじゃないとダメなんだ。」って言う方も多い。
ちょっとしたスレ違いで、数年間やらなかったことが悔やまれる。
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今日は5マーク紹介する。
まずは、ダーク系シャンブレー。染めムラの感じが非常に深みがある。コットン100。襟型SERGIO。
次は、アイボリーのヘリンボーン。コットン100。襟型SERGIO。
3番目は、上の色違い。後染めのスモークグレー。襟型は、SAERGIO。
4番目は、コーデュロイ。ダークグレー。素材は、コットン、レーヨン、ストレッチ。ちょっと厚みのある素材。
ラストは、襟型は今春から始めたパンテリア。フィナモレ流のワンピースカラー。コットン100ポプリンのボルドー。

2022/11/07

1㎝の違いが見え方を変える-GABO・1

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首を長くして待っていたGABOが全量入荷した。
直輸入しているので、今回のレートは1ユーロ145円と、予定より高くなってしまった。
ただ、今回はさほど値上げはなかったので、プライスはなんとか僕の予想の範疇でおさまった。
直輸入は何かとリスクがともなう。
しかし、僕の裁量でプライスを決めることができる。
僕が考えるプライスを打ち出すには、直輸入することがベストである。
そんなGABOも、アルバーノオリジナルモデルにして2年が経つ。
仕事ぶりに満足はしているが、なかには体形に合わないという方も...。
そこで、今年の初め代理店さんと話をして、元のモデルをベースにもう一度肩回りを戻してみよう、ということになった。
細かく作りを変えることは、GABOにも代理店さんにも面倒な話だと思う。
でも、そんな僕の細かいこだわり、ワガママをきいてくれることに大変感謝している。
何度も言うけど、当店は生地よりもカタチ・作りを最優先している。
だから、基本日本のオーダーはオススメしない。していない。
イタリア製、Made in Italyの美意識にかけているのだ。
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さて、待ちに待ったGABOの仕上がりだ。
モデルは変えていないので、肩幅、肩付けを3年前のモデルにした。
「これだよ!納得の仕上がりだ。」
思い描いていた通りのジャケットが出来た。
のぼりが高く、コンパクトで吸いつくような肩。
ラペル幅は10㎝と広め、ダブルステッチが雰囲気を出す。
生地は、白糸が混じった杢調。色だが、一つは赤っぽい茶、もう一つはデニムのようなブルー。
どちらもいい感じだ。
インスタグラムを見ていると、世の中いろんな形のジャケットがあるんだな、と思う。
僕はどうしてもカタチに目がいってしまう。アレもコレも着てみたいと思う。
当店で扱うブランドが最高だというつもりはない。
アルバーノが求めるコスパの良さについては、自信をもって皆さんに勧めたい。

2022/11/01

イタリア製ニット、予算を削りたい方へ-アレッサンドロルッピ

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GABO、フィナモレ、そして、シーラップ残りの1型が入荷し、ようやく秋冬物が出揃ったって感じです。
何が集中して人気って訳ではないですが、いろんなものでサイズ欠けが始まっています。
当店基本各サイズ1点ずつの入荷です。
急がせる訳ではありませんが、秋冬物の全貌を見るタイミングとしては、今が見頃だと思います。
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今日はここ数年続けております、ベーシックニットブランドのALESSANDRO LUPPIから、メリノ、カシミヤのお手頃定番ニットタートルです。
カラーは豊富で、今年はご覧のように茶のグラデーションを揃えてみました。
ブラウン・キャメル・メランジブラウン・ライトキャメル・ベージュ・カーキグレー・黒の7色。ブラウンモードです。
厚すぎず、薄すぎず、肌触りはとても優しい。
入荷したばかりのGABOのジャケットと合わせてみました。
今季ニットの予算を削りたいけど、クォリティは削りたくないという方、ルッピがありますよ。
ハイゲージのルッピは、またの機会にご紹介したいと思います。

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