STAFF BLOG

2024/11/19

不定期に現れるマイノリティー・FILIPPO DE LAURENTIIS×FINAMORE

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「名前何だっけ?忘れた!まだ生きてますか~。」
「どちらさんでしたっけ?俺も名前忘れたから、知らない者同士にしよう。」
これがお決まりの挨拶だ。
「また、そんなどこではやってんのよ。似合ってないなぁ~。そんなラク~なカッコの奴は出入り禁止だな。スーツ着まわしてる方がラクだと思うけど。」
「スーツなんて処分しましたよ。必要ないですから。人間変わらないと。」
結構前に彼のことを書いた。付き合いはかなり長い。
彼とは洋服屋と保険屋の関係から始まった。
「相変わらずジャングルですねぇ。洋服、音楽、アート、インテリア、このごった煮感が長谷川イズムですよ。」
褒められているのか、けなされているのかもわからない。まあ、どうでもいいんだけど。
でも、そんな僕のアイデンティティに目を向けてくれるだけでも、僕自身はまんざらでもないようだ。
「これ最近買ったんだ。こんなの買う奴俺くらいだろう。俺の心をつかんだんだから、俺の負けだよ。」
「僕達マイノリティからは抜けられませんね。ビッグにはなれませんよ。その道を突き進むしかありませんもん。」
妙に彼とはマインドが一致する。しゃべるだけしゃべって、特に服を見ずに帰っていった。
そんな来客があってもたまにはいい。

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今日は、フィナモレのシャツとフィリッポ デ ローレンティスのニット。
ザノーネのキョートが高くなり、その代わりとして目についた。
フィリッポのヴァルスター型カーディ。ウール100。杢調の2色。
ダークグレーとミディアムグレー。シルエットはバッチリよ。
フィナモレからは、襟型SERGIOで2マーク。
わりと張りのあるマットな生地の白。秋冬用生地のコットン×ウールの生地、ヘリンボーンの微妙なグリーンカラー。


2024/11/17

不思議と覚えてるのは何故-DORUMOHR×MASSIMO CORRADO

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昨日一人の男性が来店。「大きいサイズある?」
関西弁、その風貌からすぐに彼だと判った。
なかなか人の顔、名前が覚えられない商売人向きではない僕ですが、そんなに買われたわけでもないし、久~し振りの対面にもかかわらず、彼の名前は条件反射のごとく出てくるのだ。なんなんだろうね。
❝コレクター❞というワード。そこに何かミステリアスなものを感じてた?
「よく覚えてはりますね?シーラップ数着買わせてもらいましたよ。」
僕がHPを始めた頃の話なので、もう15年位経っているのかな?
通販の最初の頃だったから?ファッションの話で花がさいた?プライス交渉の話?
定かではないが、かな~りインパクトがあったはず。
でも、決してイヤな印象ではない。まぁどんなお客様でも、長い年月が経っても顔を出してくれる。うれしいもんですよ。
まして、はっきりと僕が覚えているなんて、なかなかのサプライズ。当初50サイズ位だったが、今は見るからにアウト。52でもキツイ。でも、大きめに仕上がってるサンタジェロのパーカーシャツを買ってもらった。
「ありがとうね。また大きいサイズ、気が向けば入れておくよ。」
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今日はドルモアの8ゲージのニット。昨年からやっている。ザノーネは高くなりすぎた。
そして、5ゲージはインナーとして着るには、若干厚い。この厚みがちょうどいい。
クルー2色。タートル6色。クルーは、洗いのライトグレー、ダークブラウン。
タートルは、洗いのブルーとダークブラウン。ライトグレー(洗いナシ)。
グレー、スモークグレー、黒(洗いナシ)。
そして、今日はいているパンツが、マッシモ・コラードのベルトレスパンツ。
前にTITOのコラボスーツで紹介したモデル。ヴィンテージ調ファブリックのブラウン。
キレイなテーパードシルエット。

2024/11/14

TITOとロッソ(赤)のハーモニー*TITO・ALLEGRETTO

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いいジャケットを羽織り、好みのボトムスを合わせ、その日の気分でインナーをチョイスする。特に気張らず、無難なコーディネートで十分。張り切って考えすぎる必要はない。
ワードロープが増えてきたら、ハーモーニーを考えながら、買い足していこう。
僕個人は、ジャケットというものにず~っと執着してきた。
でも、実情ブルゾン、アウター派の人の方が多いかも。
ジャケットは、沢山持ってると楽しい。主役級の高価なものは、数着で十分。あとは、遊び気分で、シャツジャケットを買い替えていけばよい。
シルエット、フォルムは、大事だよ。自分の体を良く見せてくれるもの。
それは、シャツジャケットだって相性はある。
前回、今回とベーシックなジャケットを紹介している。
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今日は、TITOのジャケット2マーク。
合わせやすいネイビーの秋冬モデル。
今回のTITOの生地コレクションは、かなり良かったし、面白かった。
しっかりとウエイトのあるファブリック。万能タイプ。
前に仕入れたジェルマーノのロッソ(赤)のパンツと合わせた。
イタリアらしいインパクトのあるいい赤。
ちなみに写真で僕が着ているサイズは、ワンサイズ大きい44。
もう一つは、今回多かったヴィンテージ調の生地。
インパクトのあるグレーチョークストライプ。これも合わせがいがあるでしょう。
私物の20年近く着ている、今は無きフランコ・ジッケ(誰も知らないだろうけど、いまだに惜しまれている。)のハイゲージのロッソ(赤)ニットと合わせた。
ベーシックとお遊びジャケット。

2024/11/12

アルバーノ流ゴールデンコーデ-GABO×DEVORE

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アルバーノのハンガーがイエローに染まっていく。
マイネッティの厚いヤツだから、余計目立つ。
どこもスーツ・ジャケットのプライスが上がり、ショップのブランド構成も変わっていくのは当然だ。
デ・ペトリロも長く主役を務めてくれたが、現状のプライスはアルバーノの目線からはずれた。
今でもデ・ペトリロへの愛情は変わってない。そして、扱いを止めた訳でもない。ただ今休業中。
やはり、プライスは大切だ。僕達庶民派イタリアンショップにとって、新しいイタリア服愛好家を育成することが、アルバーノの使命なのだ。
そして、僕の独断と偏見のセレクト。難しい道をいってるねぇ。
わかりやすい人気ブランドを素直にやればいいのにさ。
GABOは、何年になるだろう?最初扱った時は、前の代理店ですでに現在に近いプライスだった。(当時高い方だった。)
でも、ハンド工程も多いので、多少トライしていた。
今の代理店フィロロッソさんに変わり、プライス聞きビックリ!
主役は、インポートでガッツリ入れるのが(デ・ペトリロは違った。)アルバーノ流。
プライスは、ユーロ建て。為替が大事。
だから、今の高プライスの逆風にも逆らって、なんとか頑張っております。
幾度もモデルを修正してもらって、自画自賛のGABOが完成。
是非初めての方にもトライして欲しい。
今日は、オリジナルモデルのシングルジャケット2マーク。
そして、ボトムスに徐々に知名度を上げてきておりますDEVOREのパンツ2型をコーディネートしてみました。
まずは、GABOお馴染みネイビーのホップサックのシングルジャケット。
それに、DEVOREのツィード調、ウエスト後ろゴムのテーパードパンツ。色は、ミディアムブラウン。ウールの4者混。
2番目が、ブラックツイルのシングルジャケット。それに、DEVOREのデニム。スリムフィットのグレー。
初心者から上級者まで、オススメのコーディネート。

2024/11/08

このダブルがあなたへの評価をきっと変える-GABO・PANAREAスーツ

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俺も好きだなぁ。何度も同じこと書いてさ。わかっちゃいるんだけど。
だって、そんな伝えようしか思いつかないんだもん。
GABOのダブルスーツの紹介なんだけど...。でも、やっぱり同じことを書く、単細胞な奴。
ダブルのデザインが、いかに多彩かってことよ。
いや、でも本当一つ一つが全然違う顔してるでしょ。
人間の顔と一緒だよ。目、鼻、口の大きさ、目と目の間隔。上がり目、下がり目...唇の厚さまで。(ただし、顔の輪郭は作りの方に入るのかな。)
その違いが顔の個性を作るし、好き嫌いが出る。
僕が前から推している大好きなタイプが、GABOの❝PANAREA❞モデル。
12.5㎝の太ラペル。それが斜め上にあがらず、横にフラットの切れこむピーク(って言うのかなぁ。)ラペル。
それが作るVゾーンが狭く(バブル期は、下ボタン一つ掛けで広いのが普通だった。)
クラシックで小顔効果バッチリ。大胆でありながら、繊細。
襟巾の広さをいやらしく感じさせない、スタイリッシュなフェイス。
イケメン派ではないかもしれないが、ちょっぴり個性派タイプ。
前もダブルが流行ることはないだろうと断言した。ホント流行らなくていいと思う。
でも、一定数のファンはいる。でも、ほとんどの人は、ダブルのデザインは意識していないと思う。GABOの顔つきは間違いない。
当店のお客様には、僕は積極的にGABOのこの❝PANAREA❞モデルを勧めるようにしている。着ないと損よ。これだけ個性があるから一目につくけど、好感度はアップするよ。
前から僕が着ているグレーのダブルは、よく「イイネ!」と言われる。
そんな訳で、今回それに似たグレースーツを仕入れた。
梳毛のストレッチウール。ライト系グレー。パンツのシルエットもいい。
ダブルスーツに初トライの方には、こんなグレーが一番入りやすく、使いやすい。
インナーをちょっと遊んで、気分を高めて...。周りからの反響は間違いなく保障するよ。

2024/11/04

服屋でかける1曲は?-MARIA SANTANGELOのフードシャツ 

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定期的に2FのCAFEでやってるレコード鑑賞会、❝レコードトークナイト❞。
今は音楽好きな4人でやっているんだけど(ギャラリーは少ないよ。)、愉しくやってるよ。
前回は、❝背景音楽❞というテーマで、店でかけたい曲をセレクトした。
①花屋②カフェ③洋服屋④レコード屋⑤自分でやりたい店のBGM。
②カフェと③洋服屋は、僕が毎日こだわっていること。
それはもう日常になっている。洋服屋は、アルバーノ店内に1000枚ほどあるCDから気分でセレクトしている。
2Fのカフェも今は貸しているけど、昔僕がやっていたスタイルをそのまま引き継いでもらっている。音楽も前日夜、僕が寝る前の1時間店は僕の音楽鑑賞室となり、翌日かけてもらうCD、レコードを8枚ずつ選ぶのがルーティン。2Fにある音源は数えたことがない。
カフェの音楽は、オールジャンル(クラシック、ヒップホップや最近の流行は無い。)からランダムに選んでいる。
しかし、その日選んだ②カフェの1曲は、店では選ばない1曲。
僕が今やりたいカフェバーでかけたい1曲。
僕がブログを書き始めた頃(旧サイトの初期か。)❝妄想喫茶❞というのを書いたことを覚えているが、その時の気分とも違うし、今度また今の気分の妄想カフェバーを書きたいな。(そんなこと皆どーでもいいよね。)
そして、③洋服屋でかける1曲。メンズのスーツ屋、セレクトショップに何が合うか?
お客様はモチロン服に集中しているから、耳にも入らないだろうし、邪魔にならない曲。
でも、僕は自分が試着する時、気分を高めるためにかける曲は、前から言っているけど大体決めている。
ジャンルから言うと、ジャズボーカル。洒脱なちょいクセのあるボーカルが合う。沢山あるんだけど、わかりやすいのはチェット・ベイカー。でも、あまりにもどこでもかかっている。ベタ。知ってる方もいるであろう❝モーズ・アリソン❞を選んだ。
ジャズピアニストであり、歌が上手いとは言わないが、ミュージシャンにファンが多い。まさに粋な声。R&B、ブルースも得意。
なんか気分的に自分がお洒落に思えてくるんだよねぇ~。
皆さんも是非着替えの時のBGMに。
すいません、長くなりすぎ...。
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さて、今日は連休最終日。今日もいまいちだったね。
ナポリのシャツブランド。マリア・サンタンジェロなんだけど、ドレスシャツでは今人気がある。
でも、今回選んだのは、フード付きシャツジャケット。
ショールームで羽織ってみて、上品でいい感じ。
一目ぼれだ。(何が気に入ったって、襟。僕は襟の高いのが大好物。首回りがカッコイイやつ。)
まさか「マリアがこんなの出すんだ、マリアが!」
生地はネルのツイル。この生地じゃなきゃ、ダメ、ダメ。
ウールのドレッシーなパンツなんかに合わせるとグーだよ。
コットン100。色は、ネイビーとオフホワイト。

2024/11/03

皆さん妙にこだわるアイテムってありますよねぇ-VALSTER

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三連休中日。昨日は夕方までノンストップ。今日は静か。
今 着るものから冬物アウターまで、目的は人それぞれ。
当店に求めるものは、決まっている人もいらっしゃる。(ボチボチ)
そんな方は、こちらでも大体は把握している。お客様のテリトリーは邪魔しない。
いつものコーナーで見定めながら、他のコーナーから新作やおススメ品をさりげなく合わせる。(だから、帰られた後の売り場は、シッチャカメッチャカ。勧め過ぎなのかな?)
お客様のコーディネートをイメージするのが仕事。サイズを含め、全て把握してないと...、頭も使うし、フットワークも大事。
勿論単品買いでいいんですよ。でも、勧めた商品が残像として残るとうれしいですよ。
コート、アウター派の人もボチボチ。来店して新しいのが入ってないか必ずチェック。
当店のコートの在庫は、モチロン把握しておられる。
「アレッ、このコート僕のサイズ売れっちゃった?」
「その通りです。」
「買っても置いておく場所ないんだけど、狙ってたのになぁ。」
(買う気があってもなくても、なくなったと知ると余計くやしいようだ。)
「毎日違うのを着ていっても1か月は余裕でしょう。」
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今日はVALSTERからヴァルスタリーノなんですが、スエードではありません。
コーデュロイ。それもドロップがあり、1色だけ。ダークネイビー。
そのうえ小さいサイズはSOLD OUT。申し訳ございません。
いろんなヴァルスタリーノを販売してきましたが、コーデュロイは初めてです。
スエードは高くなっちゃったんで、もし購入ご希望の方がいらっしゃったらリクエストして下さい。オーダーいたします。

2024/11/01

GUY ROVERコーナーから-定番カッタウェイシャツ4

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スマホを変えました。写真はたまに撮るくらいで、ブログの写真は使い慣れたデジカメを使っていました。しかし、スマホの方が高性能ということで、機械オンチの僕も頑張ってみようと思いました。
そんな訳で、前回第一回目として顔出ししてみました。
インスタ等では出しているので、抵抗がある訳ではありませんが、これからも気が向いたら出していこうかな?
「何もったいぶってんだよっ。」って!
さて、今晩これからレコードパーティーなので、サラっといきたいと思います。
ギ・ローバーの4回目。オーバーシャツは終わったので、これからインで着るシャツ。
安心・リーズナブル(全て2万円台)、スタイリングも何も変わっちゃいません。
いつもカッタウェイの襟型のレギュラーシルエットです。
まずは、久し振りだな。フラワープリント。シックな花柄。オールシーズンタイプ。
続いて、ギンガムチェックのネイビーブルー。ネルシャツです。
ラストは、色がちょっと違って見えるかな。深めのグリーン。コーデュロイです。

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