シーラップ流トレンチジャケット?
確かに、トレンチコートは人を選ぶよ。
体形が問題なのだが、やはり「ダンディ」「ジェントルマン」漂えばイイネ!
「カサブランカ」のハンフリーボガードみたいに着こなしてる人は、そういない。
英国ブランドに代表される威厳のあるコートブランドのイメージだ。
だから、僕は昔からステンカラーコート派だった。
このトレンチと出会うまでは。
今をさかのぼること20年近く前、今のドゥエアインク(代理店さん)で、シーラップのコレクションを見ていた。
その中にあったトレンチに、何か他のトレンチとは違うものを感じた。
それは、全体的にコンパクトで、エポレットもないシンプルなモデル。
色も生地も良かったのだろう。
それまでトレンチのダンディさは、大人の世界、悪く言えばオヤジっぽくとらえていた僕には「ダンディ」ぽさが見えず、スタイリッシュに見えた。
着てみて感じたのは、コートというよりジャケットの間隔だった。
ダンディさがないトレンチなんて違うんじゃないと思うだろう。
確かそうなのだ。これはトレンチとは違う。シーラップ流トレンチジャケット。イタリアントレンチジャケット。
「僕も着たい!」と思い立ってから、現在まで20年近く少しずつだが作り続けてもらってる、欠かせないコートとなった。
生地や色、そして裏地(ライナー)はシーズンで変わってはいるが、モデルは変わっていない。
「トレンチは苦手なんですよ。」と聞くたび、僕の瞳が輝いた。
これまで何百着売ってきたかわからない。
このシーラップトレンチ「アルバーノモデル」(別注ではないが、誰も知らないはず。)は、正統派ダブルトレンチではございません。
最近のロング丈、ルーズなコートとは真逆かもしれない。
カッコイイモノは、カテゴリーに分ける必要もないと思う。
だからこそ一度袖を通してみて1着なのです。
最後におまけ、今季初登場のシーラップのスエット(まぁトレーナーね。)
シーラップらしく⚓マークが袖についてます。
裏起毛で、セーター代わりにもなりそうです。
S、M、L各1枚ずつです。貴重ですよ!シーラップファンの方、是非!